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ミロスラフ・タディッチ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ミロスラフ・タディッチ
Miroslav Tadić
基本情報
生誕 1959年(64 - 65歳)
出身地 ボスニア・ヘルツェゴビナの旗 ボスニア・ヘルツェゴビナ
ジャンル ジャズ、フォーク、ワールドジャズ・ロッククラシック
職業 ミュージシャン、作曲家、即興演奏家、音楽教育者
担当楽器 ギター

ミロスラフ・タディッチ[1]Miroslav Tadić1959年 - )[2]は、ボスニア出身のギタリスト、作曲家、即興演奏家、音楽教育者。

略歴

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ヨーロッパ、日本、アメリカで定期的に演奏し、CMPレコード、MAレコーディングス、クロアチア・レコーズ、エンジャ・レコード、レオ・レコード、ソニー・クラシカルなど、数多くのレーベルにて30枚以上のCDを制作している。

『ギター・プレイヤー』誌の1997年1月号では、編集者がタディッチを世界で最も過激かつ個性的なギタリスト30人の1人に選出した[3]

タディッチはアコーディオン奏者のメリマ・クリュチョ(Merima Ključo)や、音楽家、詩人、哲学者のランボー・アマデウスとコラボレーションを行ったり、クロアチアの長編映画『72 Days』やドキュメンタリー『Dance of the Maize God』のスコアを作曲した。室内楽とソロ・ギター作品は「Les Éditions Doberman-Yppan」から出版されている。

さらに、タディッチはロサンゼルスカリフォルニア芸術大学で、ギター、即興演奏、バルカン音楽を教えている[4]

タディッチは、マザーズ・オブ・インヴェンションの元メンバーであるドン・プレストンやナポレオン・マーフィー・ブロックとともに、グランデ・マザーズ(Grande Mothers)でギターを演奏してきている。

ディスコグラフィ

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リーダー・アルバム

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  • Bracha (1988年、CMP) ※with ジョン・ベルガモ、デヴィッド・フィリップソン
  • 『タムナ・ヴォーダ』 - Dark: Tamna Voda (1988年、CMP) ※ダーク名義 with L・シャンカール、デヴィッド・トーンマーク・ナウシーフ
  • 『レッツ・ビー・ジェネラウス』 - Let's Be Generous (1990年、CMP) ※with ヨアヒム・キューン、マーク・ナウシーフ、トニー・ニュートン
  • 『冬物語』 - Levantine Tales (1990年、MA) ※with デュージャン・ボグダノヴィチ
  • 『窓と鏡』 - Window Mirror (1991年、MA)
  • 『無言』 - Without Words (1992年、MA) ※with ピーター・エプスタイン
  • 『キーズ・トゥ・トーク・バイ』 - Keys to Talk By (1992年、MA) ※with デュージャン・ボグダノヴィチ、マーク・ナウシーフ
  • 『スネイク・ミュージック』 - Snake Music (1994年、CMP) ※with ジャック・ブルース、デヴィッド・トーン、マーク・ナウシーフ
  • 『故郷』 - The Old Country (1996年、MA) ※with ハワード・レヴィ、マーク・ナウシーフ
  • 『スティル・ライト』 - Still Light (For Paracelcus) (1997年、MA) ※with マルクス・シュトックハウゼン、マーク・ナウシーフ
  • Loose Wires (1997年、Enja) ※with ミシェル・ゴダール、マーク・ナウシーフ
  • 『クルシェヴォ』 - Krushevo (1998年、MA) ※with ヴラトゥコ・ステファノフスキ
  • Live in Belgrade (2000年、Third Ear) ※with ヴラトゥコ・ステファノフスキ
  • Cucuk (2000年、Ma-no) ※with Son of Slavster
  • Lulka (2003年、Third Ear) ※with ヴァンジャ・ラザロワ
  • Treta Majka (2004年、Avalon) ※with ヴラトゥコ・ステファノフスキ、テオドシー・スパソフ
  • Snakish (2005年、Leo) ※with ワダダ・レオ・スミス、マーク・ナウシーフ
  • Pangea (2006年、Lian) ※Lian Ensemble名義 with ジヴァン・ガスパリアン、スワパン・チャウドゥーリ
  • Imam Pjesmu Za Tebe (2008年、Croatia) ※with ラデ・シェルベッジア
  • Live in Zagreb (2008年、Croatia) ※with ヴラトゥコ・ステファノフスキ
  • Ponekad Dolazim, Ponekad Odlazim (2010年、Croatia) ※with ラデ・シェルベッジア
  • Migrations (2011年、Doberman-Yppan) ※with デュージャン・ボグダノヴィチ
  • Invisible Writing (2011年、Night Fire Films) ※with Single Wing Turquoise Bird
  • Vidarica (2012年、Nine Winds) ※with テオフィロヴィッチ・ブラザーズ
  • Mirina (2013年、Croatia)
  • Aritmia (2016年、Skrga music) ※with メリマ・クリュチョ
  • Spavati, mozda sanjati (2017年)
  • Luka (2021年、Croatia) ※with イヴェット・ホルツヴァルト

参加アルバム

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  • ジャック・ブルース : 『コレクターズ・エディション』 - The Jack Bruce Collector's Edition (1996年、CMP)
  • ヤドランカ : 『ベイビー・ユニバース』 - Baby Universe (1996年、Omagatoki)
  • MDR交響楽団 (クリスチャン・ヤルヴィ指揮) : Balkan Fever (2014年、Naive)

脚注

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  1. ^ ミロスラフ・タディチ」の表記もある。
  2. ^ Interview for online newspapers "Novine Toronto" http://www.novine.ca/intervju/intervju-1053-tadic.html
  3. ^ Guitar Player magazine, Issue 325, January 1997, p.62 – 65
  4. ^ California Institute of the Arts, faculty/staff directory Miroslav Tadic | Faculty/Staff Directory”. 2016年8月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年7月30日閲覧。

外部リンク

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