内田和男
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(メディアターナーから転送)
内田 和男(うちだ かずお、1960年9月12日-)は日本のフリーアナウンサー。主に競艇関係の番組を担当している。また、株式会社メディアターナーの社長を務めている。関西大学社会学部卒業。大阪府生まれ。本名は内田宏和。
人物
[編集]競艇実況の第一人者として有名なアナウンサーである。以前は尼崎競艇場を担当していたほか、「植木VS中道・伝説の名勝負」と呼ばれる1995年の賞金王決定戦(住之江競艇場)をはじめとして、1990年代から数々のSGの優勝戦の実況を担当した。2000年代後期からは自らが代表を務めるメディアターナーに所属する後輩に実況を任せる機会が多くなり、2010年代に入ると内田自身が実況を担当することはほぼなくなった。
また実況以外でも、日本レジャーチャンネルの番組や、ピットレポート、選手インタビューなどにも広く出演している。またサンテレビの尼崎競艇中継の司会もしている。過去には植木通彦の結婚式の司会を務めたこともある。
主な実況歴
[編集]SG
[編集]- 総理大臣杯(1993年、1994年、1997年~1999年、2004年)
- 笹川賞(1993年、1995年~2000年、2009年)
- グランドチャンピオン決定戦(1992年~1995年、1997年、1999年、2001年)
- オーシャンカップ(1996年、1998年、1999年、2006年、2009年)
- モーターボート記念(1994年~1997年、1999年、2000年、2008年)
- 全日本選手権(1997年、2006年)
- 競艇王チャレンジカップ(2006年)
- 賞金王決定戦(1994年~1997年、2007年)
GI
[編集]- 新鋭王座決定戦(1993年~1997年)
- 女子王座決定戦(1999年)
- 中国地区選手権(1999年)
- 四国地区選手権(1999年)
- モーターボート大賞(1999年)
- 浜名湖賞(1994年)
- 競艇キングカップ(1995年、1996年、1998年、1999年)
- 全日本王座決定戦(1992年)
実況パターン
[編集]SGの優勝戦では、3周目バックストレッチあたりからトップを走る選手のニックネームを交えての実況をし出す場合が多い。
- 「内2(3)艇○号艇○号艇(○号艇)が好スタートでしょうか、1周第1ターンマークの攻防に入る」
- 「イン戦速攻体勢は○号艇の○○○○」
- 「○号艇の○○はもんどりうって後退し、~」(ターンマークの旋回で後続艇に差された選手に対して使う)
- 「上位隊形は◇番△番、◇△隊形!」
- 「ゴールまであと50メートル(メーター)、30メートル(メーター)、先頭○番の○○、ゴールイン、優勝!」
選手のニックネーム
[編集]前述の通り実況の中で、選手のニックネームを言うことが多いことでも知られる。
- 松井繁→水上のベッカム様、他「マイケルレインボーアタッカー」
- 吉川元浩→水上の毘沙門天
- 市川哲也→ミスターグローリーコンバット
- 西島義則→力溢れる稲妻インサイダー
- 鵜飼菜穂子→東海の女王蜂
- 中道善博→鳴門のマジシャン、捌きの永世名人、史上最強のホモサピエンス
- 倉谷和信→ガッツボン
- 植木通彦→驚異のバイオレンスモンキー家元、小倉から世界に羽ばたく無重力モンキスト
- 西田靖→元祖テクニカルドライバー
- 烏野賢太→ハイテクモンキーのパイオニア
- 熊谷直樹→激戦のウォーターシュプール、大地が産んだ水上のひょうきんヒーロー
- 安岐真人→難攻不落の水上の人間要塞、香川こんぴら軍団の総帥、魔神(まじん)の安岐
- 野中和夫→艇界の専制君主、永遠不滅のボートヒーロー、競艇立志伝
- 太田和美→なにわの怪物くん
- 新美恵一→東海のミスタートルネード
- 服部幸男→革新的未来型超人ヒーロー
- 長岡茂一→神風モイチ
など