YP体制
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(ヤルタ・ポツダム体制から転送)
YP体制(わいぴーたいせい)とは、「戦後(第二次世界大戦後)の世界秩序」(戦後レジーム)を表す用語である。
概要
[編集]「Y」「P」は、それぞれ「ヤルタ(Yalta)」「ポツダム(Potsdam)」を意味しており、要するに「ヤルタ・ポツダム体制」のことである。
- 戦後の世界秩序は、いわゆる「ヤルタ会談」によって決定付けられ、米華英蘇豪加仏蘭新等の戦勝国による支配が決定的になった。これにより、各民族が当然に持つべきである民族自決の権利が侵害されている。
- また「ポツダム会談」により、大日本帝国はポツダム宣言を受諾し降伏したことで、GHQの占領下におかれ、「占領憲法・押しつけ憲法(日本国憲法)」を押し付けられ、亡国への道を辿っている。
と主張する文脈で用いられる場合が多い。
参考文献
[編集]- 警備研究会編『わかりやすい極左・右翼・日本共産党用語集(改訂)』立花書房、2001年