シング・フォー・ミー、ライル
シング・フォー・ミー、ライル | |
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Lyle, Lyle, Crocodile | |
監督 |
ジョシュ・ゴードン ウィル・スペック |
脚本 | ウィリアム・デイヴィス |
原作 |
『ワニのライルがやってきた』『ワニのライル、動物園をにげだす』 バーナード・ウェーバー |
製作 |
ジョシュ・ゴードン ウィル・スペック ハッチ・パーカー |
出演者 |
ハビエル・バルデム コンスタンス・ウー ウィンズロウ・フェグリー スクート・マクネイリー ブレット・ゲルマン ショーン・メンデス |
音楽 | マシュー・マージェソン |
撮影 | ハビエル・アギーレサロベ |
編集 | リチャード・ピアソン |
製作会社 |
コロンビア ピクチャーズ イーグル・ピクチャーズ TSGエンターテイメントⅡ |
配給 |
ソニー・ピクチャーズ リリーシング ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント |
公開 |
2022年10月7日 2023年3月24日 |
上映時間 | 106分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
製作費 | $50,000,000 |
興行収入 | $107,700,000 |
『シング・フォー・ミー、ライル』(原題:Lyle, Lyle, Crocodile)は、2022年のアメリカ合衆国の実写アニメーションミュージカルコメディ映画。監督はジョシュ・ゴードン、ウィル・スペックが務め、バーナード・ウェーバーの児童書『ワニのライル、動物園をにげだす』とその前日譚の『ワニのライルがやってきた』を翻案している。コロンビア ピクチャーズとイーグル ピクチャーズ、TSGエンターテインメント IIが共同製作し、ソニー・ピクチャーズ・リリーシングが配給を務めた。
あらすじ
[編集]ニューヨークに住む売れないマジシャンのヴァレンティは、マジックの小道具として歌う赤ちゃんワニを手に入れ、ライルと名付けた。ライルを訓練し、起死回生のショーを開くヴァレンティ。だが、シャイなライルは大観衆に怯え、声を出せなかった。ショーの失敗で更に借金を抱えたヴァレンティは、ライルを住居に残したまま雲隠れし、18ヶ月間が経過した。
ヴァレンティの住居は、大きな古いお屋敷を分割したアパートの屋根裏部屋だった。そのアパートの上階に越して来るプリム一家。一人息子のジョシュは臆病で大都会に馴染めなかったが、屋根裏部屋で大きく成長したワニのライルを発見し、やがて2人は親友になった。
暗くなると街に出て、こっそり残飯をあさるライル。ライルに付いて歩くうちにニューヨークに慣れて行くジョシュ。学校ではトルーディという活発な少女と友達になれた。ライルは言葉を喋らないが、親しい人の前だけでは見事に歌い踊り、歌詞で気持ちを伝えることを知るジョシュ。ジョシュの両親がライルの存在に気づいた頃に、18ヶ月ぶりにヴァレンティが戻り、奇妙な共同生活が始まった。
無理にライルをショーに引っ張り出すヴァレンティ。だが、またしてもライルは舞台で絶句した。やがて、ライルとヴァレンティが部屋で歌い踊る騒音がアパートで問題になった。階下の住人の通報で鳥獣管理局に捕獲され、動物園で普通のワニたちと一緒に飼われるライル。
ライル捕獲の際に一度は逃げたが、後悔し戻って来るヴァレンティ。ヴァレンティと協力したジョシュは、ライルを動物園から連れ出すことに成功した。ライルが自由を得るためには、人前で歌い、才能を示すしかない。そう考えたジョシュはライルをテレビのスター発掘番組に飛び入り参加させ、ライルはジョシュのために見事な歌声でショーを成功させた。
裁判所からアパートで暮らすことを認められるライル。シャイなライルにショーを続ける意思はなかったが、プリム一家との楽しい生活は約束された。
キャスト
[編集]※括弧内は日本語吹替[1]
- 歌の才能を持つイリエワニ。しかし、シャイな性格ゆえに親しい人の前でしか歌えない。
- ジョシュ・プリム:ウィンズロウ・フェグリー(宮岸泰成)
- 新しい環境に適応することに苦労している内気な少年。気管支喘息を患っている。
- ライルの飼い主でありマジシャン。お調子者だが世渡り下手で常に借金を抱えている。
- ジョシュの継母であり、ミスター・プリムの妻。食品添加物に嫌悪感をいだき、毎日トレーニングを欠かさない。
- ミスター・プリム:スクート・マクネイリー(関智一)
- ジョシュの父親でミセス・プリムの夫。学生の頃はレスリング選手だった。現在は堅実で生真面目な教師。
- プリム一家の階下の住人。騒音を嫌い、ライルが原因だと知るとアパートから追い出そうと画策する。愛猫のロレッタには甘いが、口も性格も悪い男。
- トルーディ:リリック・ハード
- ジョシュのガールフレンド。歌とダンスでオーディション番組への出場を狙っている。
- キャロル:エゴ・ノワディム
- ミスター・プリムが赴任した学校の庶務。
制作
[編集]公開
[編集]本作は2022年10月7日にソニー・ピクチャーズ リリーシング配給により公開された。日本では2023年3月24日に公開された。
評価
[編集]脚注
[編集]- ^ “シング・フォー・ミー、ライル -日本語吹き替え版”. ふきカエル大作戦!! (2023年3月14日). 2023年3月15日閲覧。
- ^ “何故僕?大泉洋、歌うワニ役で「シング・フォー・ミー、ライル」吹替版に出演”. 映画ナタリー. (2023年1月5日) 2023年1月5日閲覧。
- ^ a b “石丸幹二&水樹奈々「シング・フォー・ミー、ライル」日本語吹替版に参加 “歌うワニ”大泉洋との化学反応に期待”. 映画.com. (2023年1月20日) 2023年1月20日閲覧。