可児川駅
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(ライン遊園駅から転送)
可児川駅 | |
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駅舎(2022年7月) | |
かにがわ KANIGAWA | |
◄HM03 西可児 (2.0 km) | |
所在地 | 岐阜県可児市土田北割田1356-7 |
駅番号 | HM 04 |
所属事業者 | 名古屋鉄道 |
所属路線 | 広見線 |
キロ程 | 9.7 km(犬山起点) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
754人/日(降車客含まず) -2019年- |
乗降人員 -統計年度- |
1,505人/日 -2019年- |
開業年月日 | 1925年(大正14年)4月24日 |
備考 |
* 無人駅(自動券売機 有) 管理駅:犬山 |
可児川駅(かにがわえき)は、岐阜県可児市土田北割田にある名古屋鉄道広見線の駅。駅番号はHM04。
歴史
[編集]- 1925年(大正14年)4月24日:ライン遊園駅として開業。
- 1928年(昭和3年)4月12日:駅前から日本ライン下りの船乗り場までのバス路線が開通。これが名古屋鉄道初の直営バス路線である。
- 1943年(昭和18年)11月1日:土田駅(どたえき)に改称。
- 1949年(昭和24年)12月1日:駅名を再びライン遊園駅に改称。
- 1957年(昭和32年)3月1日:名古屋パルプ専用側線開通[1]。
- 1969年(昭和44年)11月10日:可児川駅に改称。
- 1977年(昭和52年)3月20日:高速停車駅に昇格[2]。
- 1982年(昭和57年)
- 2003年(平成15年)3月27日:特急停車駅に昇格[6]。
- 2007年(平成19年)
- 2011年(平成23年)2月11日:ICカード乗車券「manaca」供用開始。
- 2012年(平成24年)2月29日:トランパス供用終了。
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ライン遊園駅(1928年頃)
駅構造
[編集]相対式ホーム2面2線を有する地上駅で、駅集中管理システム導入の無人駅である。新可児方面の先端、工場群の反対側(新可児方面ホーム先端)に開業以来の駅舎がある[8]。駅舎内には自動券売機(継続manaca定期乗車券及び新規通勤manaca定期乗車券の購入も可能ではあるが、名鉄ミューズカードでの決済は7:00~22:00の間に限られる)と自動精算機(ICカードのチャージ等も可能)を1台ずつ備えている[9]。
2つのホームは構内踏切でつながっている。以前は新可児寄りに渡り線があったが[10]、撤去された[11]。バリアフリー設備は車椅子用スロープが双方のホームに設置されている。待合室は犬山・名古屋方面ホームにのみ設置されている。トイレは改札内にある。
かつては名古屋パルプ(現・大王製紙可児工場)へ貨物用引き込み線が敷かれていた[12]が、貨物営業廃止に伴い撤去された。現在でも付近の踏切1か所にのみレールが残っている。
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | HM 広見線(犬山〜新可児)[13] | 下り | 新可児ゆき[14] |
2 | 上り | 犬山・名鉄名古屋・金山方面[14] |
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ホーム
-
駅名標
配線図
[編集] ← 犬山・ 名古屋方面 |
→ 新可児方面 |
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凡例 出典:[11] |
利用状況
[編集]現在、技術上の問題で一時的にグラフが表示されなくなっています。 |
- 『名鉄120年:近20年のあゆみ』によると2013年度当時の1日平均乗降人員は1,535人であり、この値は名鉄全駅(275駅)中197位、広見線(11駅)中5位であった[15]。
- 『名古屋鉄道百年史』によると1992年度当時の1日平均乗降人員は1,992人であり、この値は岐阜市内線均一運賃区間内各駅(岐阜市内線・田神線・美濃町線徹明町駅 - 琴塚駅間)を除く名鉄全駅(342駅)中172位、広見線・八百津線(16駅)中7位であった[16]。
『岐阜県統計書』『可児市の統計』各号によると、一日平均乗車人員および一日平均乗降人員の推移は以下の通りである。
年 | 乗車人員 | 乗降人員 | 備考 | |
---|---|---|---|---|
総数 | 定期 | |||
1934(昭和 | 9)年度33 | [17] | ||
1935(昭和10)年度 | 28 | [18] | ||
1936(昭和11)年度 | ||||
1937(昭和12)年度 | ||||
1938(昭和13)年度 | ||||
1939(昭和14)年度 | ||||
1940(昭和15)年度 | ||||
1941(昭和16)年度 | ||||
1942(昭和17)年度 | ||||
1943(昭和18)年度 | ||||
1944(昭和19)年度 | ||||
1945(昭和20)年度 | ||||
1946(昭和21)年度 | ||||
1947(昭和22)年度 | ||||
1948(昭和23)年度 | ||||
1949(昭和24)年度 | ||||
1950(昭和25)年度 | ||||
1951(昭和26)年度 | ||||
1952(昭和27)年度 | ||||
1953(昭和28)年度 | ||||
1954(昭和29)年度 | ||||
1955(昭和30)年度 | 689 | [19] | ||
1956(昭和31)年度 | 742 | [20] | ||
1957(昭和32)年度 | 739 | [21] | ||
1958(昭和33)年度 | 850 | [22] | ||
1959(昭和34)年度 | 727 | [23] | ||
1960(昭和35)年度 | 1188 | [24] | ||
1961(昭和36)年度 | 1301 | 997 | [25] | |
1962(昭和37)年度 | 1472 | 1159 | [25] | |
1963(昭和38)年度 | 1653 | 1321 | [25] | |
1964(昭和39)年度 | 1755 | 1439 | [25] | |
1965(昭和40)年度 | 1669 | 1379 | [25] | |
1966(昭和41)年度 | 1617 | 1343 | [25] | |
1967(昭和42)年度 | 1614 | 1352 | [25] | |
1968(昭和43)年度 | 1395 | 1156 | [25] | |
1969(昭和44)年度 | 1330 | 1102 | [25] | |
1970(昭和45)年度 | 1263 | 1033 | [25] | |
1971(昭和46)年度 | 1215 | 963 | [25] | |
1972(昭和47)年度 | 1108 | 852 | [25] | |
1973(昭和48)年度 | 1097 | 828 | [25] | |
1974(昭和49)年度 | 1094 | 829 | [25] | |
1975(昭和50)年度 | 1014 | 723 | [25] | |
1976(昭和51)年度 | 936 | 654 | [25] | |
1977(昭和52)年度 | 937 | 634 | [25] | |
1978(昭和53)年度 | 921 | 627 | [25] | |
1979(昭和54)年度 | 892 | 618 | [25] | |
1980(昭和55)年度 | 908 | 627 | [25] | |
1981(昭和56)年度 | 916 | 630 | [25] | |
1982(昭和57)年度 | 904 | 589 | [25] | |
1983(昭和58)年度 | 894 | 528 | [26] | |
1984(昭和59)年度 | 925 | 550 | [26] | |
1985(昭和60)年度 | 947 | 577 | [26] | |
1986(昭和61)年度 | 935 | 559 | [26] | |
1987(昭和62)年度 | 919 | 548 | [26] | |
1988(昭和63)年度 | 967 | 568 | [27] | |
1989(平成元)年度 | 1016 | 597 | [27] | |
1990(平成 | 2)年度1025 | 608 | [27] | |
1991(平成 | 3)年度1002 | 591 | [27] | |
1992(平成 | 4)年度996 | 587 | [27] | |
1993(平成 | 5)年度998 | 576 | [28] | |
1994(平成 | 6)年度967 | 569 | [28] | |
1995(平成 | 7)年度956 | 544 | [28] | |
1996(平成 | 8)年度956 | 541 | [28] | |
1997(平成 | 9)年度922 | 504 | [28] | |
1998(平成10)年度 | 892 | 504 | 1786 | [29] |
1999(平成11)年度 | 845 | 478 | 1698 | [29] |
2000(平成12)年度 | 843 | 470 | 1695 | [29] |
2001(平成13)年度 | 812 | 454 | 1640 | [29] |
2002(平成14)年度 | 778 | 445 | 1571 | [29] |
2003(平成15)年度 | 799 | 448 | 1610 | [30] |
2004(平成16)年度 | 832 | 490 | 1671 | [30] |
2005(平成17)年度 | 856 | 518 | 1717 | [30] |
2006(平成18)年度 | 829 | 500 | 1664 | [30] |
2007(平成19)年度 | 826 | 487 | 1656 | [30] |
2008(平成20)年度 | 840 | 487 | 1680 | [31] |
2009(平成21)年度 | 723 | 430 | 1451 | [31] |
2010(平成22)年度 | 745 | 456 | 1503 | [31] |
2011(平成23)年度 | 753 | 462 | 1512 | [32] |
2012(平成24)年度 | 771 | 468 | 1540 | [32] |
2013(平成25)年度 | 769 | 486 | 1535 | [32] |
2014(平成26)年度 | 770 | 485 | 1529 | [32] |
2015(平成27)年度 | 762 | 486 | 1520 | [32] |
2016(平成28)年度 | 752 | 483 | 1499 | [33] |
2017(平成29)年度 | 751 | 489 | 1500 | [33] |
2018(平成30)年度 | 752 | 492 | 1502 | [33] |
2019(令和元)年度 | 754 | 498 | 1505 | [33] |
2020(令和 | 2)年度541 | 405 | 1083 | [33] |
駅周辺
[編集]- カヤバ岐阜南工場・岐阜東工場・生産技術研究所・工機センター
- 大王製紙可児工場(旧・名古屋パルプ)
- 地域医療機能推進機構可児とうのう病院(徒歩2分)
- 土田郵便局(北北西方向へ徒歩3分)
交通機関
[編集]隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、996頁。
- ^ “名鉄 20日からダイヤ改正 ラッシュ緩和がねらい 通勤型車両や急行増やす”、中日新聞、1976年3月13日12版、18面
- ^ 松井崇「57-3 名鉄ダイヤ改正」『鉄道ファン』第254巻、交友社、1982年6月、116頁。
- ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、1052頁。
- ^ 清水武、田中義人、澤内一晃『名古屋鉄道の貨物輸送』フォト・パブリッシング、2021年、268頁。ISBN 978-4802132701。
- ^ 徳田耕一「2003.3.27 名古屋鉄道ダイヤ改正」『鉄道ピクトリアル』第732巻、電気車研究会、2003年6月、71頁。
- ^ 寺田裕一『改訂新版 データブック日本の私鉄』ネコ・パブリッシング、2013年、258頁。ISBN 978-4777013364。
- ^ 清水武『名古屋鉄道各駅停車』洋泉社、2016年、210頁。ISBN 978-4-8003-0800-9。
- ^ “名古屋鉄道”. 名古屋鉄道. 2024年9月25日閲覧。
- ^ 電気車研究会、『鉄道ピクトリアル』通巻第816号 2009年3月 臨時増刊号 「特集 - 名古屋鉄道」、巻末折込「名古屋鉄道 配線略図」
- ^ a b 豊科穂(作図)「名古屋鉄道 線路配線略図」『鉄道ダイヤ情報』通巻第438号 2020年11月 別冊付録「名鉄車両ハンドブック」、21頁、交通新聞社、2020年
- ^ 日本国有鉄道貨物局 著「専用線一覧表 昭和45年10月1日」、名取紀之・滝澤隆久 編『トワイライトゾーン MANUAL―全国鉄道面白謎探検』ネコ・パブリッシング、2003年、394頁。ISBN 978-4777000487。
- ^ 可児川駅 - 電車のご利用案内、2019年3月23日閲覧
- ^ a b “可児川(HM04)(かにがわ) 路線一覧”. 名古屋鉄道. 2021年10月3日閲覧。
- ^ 名鉄120年史編纂委員会事務局(編)『名鉄120年:近20年のあゆみ』名古屋鉄道、2014年、160-162頁。
- ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、651-653頁。
- ^ 岐阜県総務部統計課(編)『岐阜県統計書 昭和9年』、岐阜県、1936年、5 交通及運輸
- ^ 岐阜県総務部統計課(編)『岐阜県統計書 昭和10年』、岐阜県、1937年、5 交通及運輸
- ^ 岐阜県総務部統計課(編)『岐阜県統計書 昭和30年』、岐阜県、1957年、10 運輸・通信
- ^ 岐阜県総務部統計課(編)『岐阜県統計書 昭和31年』、岐阜県、1958年、11 運輸・通信
- ^ 岐阜県総務部統計課(編)『岐阜県統計書 昭和32年』、岐阜県、1959年、12 運輸・通信
- ^ 岐阜県総務部統計課(編)『岐阜県統計書 昭和33年』、岐阜県、1960年、12 運輸・通信
- ^ 岐阜県総務部統計課(編)『岐阜県統計書 昭和34年』、岐阜県、1961年、12 運輸・通信
- ^ 岐阜県総務部統計課(編)『岐阜県統計書 昭和35年』、岐阜県、1962年、12 運輸・通信
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v 可児市企画調整課(編)『可児市の統計 昭和58年版』、可児市、1984年、53頁
- ^ a b c d e 可児市企画調整課(編)『可児市の統計 昭和63年版』、可児市、1989年、38頁
- ^ a b c d e 可児市企画調整課(編)『可児市の統計 平成5年度版』、可児市、1994年、38頁
- ^ a b c d e 可児市総務部企画調整課(編)『可児市の統計 平成10年版』、可児市、1999年、58頁
- ^ a b c d e 可児市企画部総合政策課(編)『可児市の統計 平成15年版』、可児市、2004年、58頁
- ^ a b c d e 可児市企画部総合政策課(編)『可児市の統計 平成20年版』、可児市、2009年、62頁
- ^ a b c 可児市企画経済部総合政策課(編)『可児市の統計 平成25年版』、可児市、2013年、52頁
- ^ a b c d e 可児市企画経済部総合政策課(編)『可児市の統計 平成28年版』、可児市、2017年、51頁
- ^ a b c d e 可児市企画経済部総合政策課(編)『可児市の統計 令和3年版』、可児市、2022年、49頁
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 可児川駅 - 名古屋鉄道