コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

可児川駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ライン遊園駅から転送)
可児川駅
駅舎(2022年7月)
かにがわ
KANIGAWA
HM03 西可児 (2.0 km)
(2.5 km)
日本ライン今渡 HM05
地図
所在地 岐阜県可児市土田北割田1356-7
北緯35度25分5.3秒 東経137度1分6.8秒 / 北緯35.418139度 東経137.018556度 / 35.418139; 137.018556座標: 北緯35度25分5.3秒 東経137度1分6.8秒 / 北緯35.418139度 東経137.018556度 / 35.418139; 137.018556
駅番号 HM  04 
所属事業者 名古屋鉄道
所属路線 広見線
キロ程 9.7 km(犬山起点)
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗車人員
-統計年度-
754人/日(降車客含まず)
-2019年-
乗降人員
-統計年度-
1,505人/日
-2019年-
開業年月日 1925年大正14年)4月24日
備考 * 無人駅自動券売機 有)
管理駅:犬山
* 改称経歴
- 1943年 ライン遊園駅→土田駅
- 1949年 土田駅→ライン遊園駅
- 1969年 ライン遊園駅→可児川駅
テンプレートを表示

可児川駅(かにがわえき)は、岐阜県可児市土田北割田にある名古屋鉄道広見線。駅番号はHM04

歴史

[編集]

駅構造

[編集]

相対式ホーム2面2線を有する地上駅で、駅集中管理システム導入の無人駅である。新可児方面の先端、工場群の反対側(新可児方面ホーム先端)に開業以来の駅舎がある[8]。駅舎内には自動券売機(継続manaca定期乗車券及び新規通勤manaca定期乗車券の購入も可能ではあるが、名鉄ミューズカードでの決済は7:00~22:00の間に限られる)と自動精算機(ICカードのチャージ等も可能)を1台ずつ備えている[9]

2つのホームは構内踏切でつながっている。以前は新可児寄りに渡り線があったが[10]、撤去された[11]バリアフリー設備は車椅子用スロープが双方のホームに設置されている。待合室は犬山・名古屋方面ホームにのみ設置されている。トイレは改札内にある。

かつては名古屋パルプ(現・大王製紙可児工場)へ貨物用引き込み線が敷かれていた[12]が、貨物営業廃止に伴い撤去された。現在でも付近の踏切1か所にのみレールが残っている。

のりば
番線 路線 方向 行先
1 HM 広見線(犬山〜新可児)[13] 下り 新可児ゆき[14]
2 上り 犬山名鉄名古屋金山方面[14]

配線図

[編集]
可児川駅 構内配線略図

犬山・
名古屋方面
可児川駅 構内配線略図
新可児方面
凡例
出典:[11]


利用状況

[編集]
  • 『名鉄120年:近20年のあゆみ』によると2013年度当時の1日平均乗降人員は1,535人であり、この値は名鉄全駅(275駅)中197位、広見線(11駅)中5位であった[15]
  • 『名古屋鉄道百年史』によると1992年度当時の1日平均乗降人員は1,992人であり、この値は岐阜市内線均一運賃区間内各駅(岐阜市内線・田神線・美濃町線徹明町駅 - 琴塚駅間)を除く名鉄全駅(342駅)中172位、広見線・八百津線(16駅)中7位であった[16]

『岐阜県統計書』『可児市の統計』各号によると、一日平均乗車人員および一日平均乗降人員の推移は以下の通りである。

一日平均乗車・乗降人員の推移
乗車人員乗降人員備考
総数定期
1934(昭和09)年度33[17]
1935(昭和10)年度28[18]
1936(昭和11)年度
1937(昭和12)年度
1938(昭和13)年度
1939(昭和14)年度
1940(昭和15)年度
1941(昭和16)年度
1942(昭和17)年度
1943(昭和18)年度
1944(昭和19)年度
1945(昭和20)年度
1946(昭和21)年度
1947(昭和22)年度
1948(昭和23)年度
1949(昭和24)年度
1950(昭和25)年度
1951(昭和26)年度
1952(昭和27)年度
1953(昭和28)年度
1954(昭和29)年度
1955(昭和30)年度689[19]
1956(昭和31)年度742[20]
1957(昭和32)年度739[21]
1958(昭和33)年度850[22]
1959(昭和34)年度727[23]
1960(昭和35)年度1188[24]
1961(昭和36)年度1301997[25]
1962(昭和37)年度14721159[25]
1963(昭和38)年度16531321[25]
1964(昭和39)年度17551439[25]
1965(昭和40)年度16691379[25]
1966(昭和41)年度16171343[25]
1967(昭和42)年度16141352[25]
1968(昭和43)年度13951156[25]
1969(昭和44)年度13301102[25]
1970(昭和45)年度12631033[25]
1971(昭和46)年度1215963[25]
1972(昭和47)年度1108852[25]
1973(昭和48)年度1097828[25]
1974(昭和49)年度1094829[25]
1975(昭和50)年度1014723[25]
1976(昭和51)年度936654[25]
1977(昭和52)年度937634[25]
1978(昭和53)年度921627[25]
1979(昭和54)年度892618[25]
1980(昭和55)年度908627[25]
1981(昭和56)年度916630[25]
1982(昭和57)年度904589[25]
1983(昭和58)年度894528[26]
1984(昭和59)年度925550[26]
1985(昭和60)年度947577[26]
1986(昭和61)年度935559[26]
1987(昭和62)年度919548[26]
1988(昭和63)年度967568[27]
1989(平成元)年度1016597[27]
1990(平成02)年度1025608[27]
1991(平成03)年度1002591[27]
1992(平成04)年度996587[27]
1993(平成05)年度998576[28]
1994(平成06)年度967569[28]
1995(平成07)年度956544[28]
1996(平成08)年度956541[28]
1997(平成09)年度922504[28]
1998(平成10)年度8925041786[29]
1999(平成11)年度8454781698[29]
2000(平成12)年度8434701695[29]
2001(平成13)年度8124541640[29]
2002(平成14)年度7784451571[29]
2003(平成15)年度7994481610[30]
2004(平成16)年度8324901671[30]
2005(平成17)年度8565181717[30]
2006(平成18)年度8295001664[30]
2007(平成19)年度8264871656[30]
2008(平成20)年度8404871680[31]
2009(平成21)年度7234301451[31]
2010(平成22)年度7454561503[31]
2011(平成23)年度7534621512[32]
2012(平成24)年度7714681540[32]
2013(平成25)年度7694861535[32]
2014(平成26)年度7704851529[32]
2015(平成27)年度7624861520[32]
2016(平成28)年度7524831499[33]
2017(平成29)年度7514891500[33]
2018(平成30)年度7524921502[33]
2019(令和元)年度7544981505[33]
2020(令和02)年度5414051083[33]

駅周辺

[編集]

交通機関

[編集]

隣の駅

[編集]
名古屋鉄道
HM 広見線(犬山〜新可児)
ミュースカイ(平日上りのみ運転)・■普通
西可児駅 (HM03) - 可児川駅 (HM04) - 日本ライン今渡駅 (HM05)

脚注

[編集]
  1. ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、996頁。 
  2. ^ 名鉄 20日からダイヤ改正 ラッシュ緩和がねらい 通勤型車両や急行増やす”、中日新聞、1976年3月13日12版、18面
  3. ^ 松井崇「57-3 名鉄ダイヤ改正」『鉄道ファン』第254巻、交友社、1982年6月、116頁。 
  4. ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、1052頁。 
  5. ^ 清水武、田中義人、澤内一晃『名古屋鉄道の貨物輸送』フォト・パブリッシング、2021年、268頁。ISBN 978-4802132701 
  6. ^ 徳田耕一「2003.3.27 名古屋鉄道ダイヤ改正」『鉄道ピクトリアル』第732巻、電気車研究会、2003年6月、71頁。 
  7. ^ 寺田裕一『改訂新版 データブック日本の私鉄』ネコ・パブリッシング、2013年、258頁。ISBN 978-4777013364 
  8. ^ 清水武『名古屋鉄道各駅停車』洋泉社、2016年、210頁。ISBN 978-4-8003-0800-9 
  9. ^ 名古屋鉄道”. 名古屋鉄道. 2024年9月25日閲覧。
  10. ^ 電気車研究会、『鉄道ピクトリアル』通巻第816号 2009年3月 臨時増刊号 「特集 - 名古屋鉄道」、巻末折込「名古屋鉄道 配線略図」
  11. ^ a b 豊科穂(作図)「名古屋鉄道 線路配線略図」『鉄道ダイヤ情報』通巻第438号 2020年11月 別冊付録「名鉄車両ハンドブック」、21頁、交通新聞社、2020年
  12. ^ 日本国有鉄道貨物局 著「専用線一覧表 昭和45年10月1日」、名取紀之・滝澤隆久 編『トワイライトゾーン MANUAL―全国鉄道面白謎探検』ネコ・パブリッシング、2003年、394頁。ISBN 978-4777000487 
  13. ^ 可児川駅 - 電車のご利用案内、2019年3月23日閲覧
  14. ^ a b 可児川(HM04)(かにがわ) 路線一覧”. 名古屋鉄道. 2021年10月3日閲覧。
  15. ^ 名鉄120年史編纂委員会事務局(編)『名鉄120年:近20年のあゆみ』名古屋鉄道、2014年、160-162頁。 
  16. ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、651-653頁。 
  17. ^ 岐阜県総務部統計課(編)『岐阜県統計書 昭和9年』、岐阜県、1936年、5 交通及運輸
  18. ^ 岐阜県総務部統計課(編)『岐阜県統計書 昭和10年』、岐阜県、1937年、5 交通及運輸
  19. ^ 岐阜県総務部統計課(編)『岐阜県統計書 昭和30年』、岐阜県、1957年、10 運輸・通信
  20. ^ 岐阜県総務部統計課(編)『岐阜県統計書 昭和31年』、岐阜県、1958年、11 運輸・通信
  21. ^ 岐阜県総務部統計課(編)『岐阜県統計書 昭和32年』、岐阜県、1959年、12 運輸・通信
  22. ^ 岐阜県総務部統計課(編)『岐阜県統計書 昭和33年』、岐阜県、1960年、12 運輸・通信
  23. ^ 岐阜県総務部統計課(編)『岐阜県統計書 昭和34年』、岐阜県、1961年、12 運輸・通信
  24. ^ 岐阜県総務部統計課(編)『岐阜県統計書 昭和35年』、岐阜県、1962年、12 運輸・通信
  25. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v 可児市企画調整課(編)『可児市の統計 昭和58年版』、可児市、1984年、53頁
  26. ^ a b c d e 可児市企画調整課(編)『可児市の統計 昭和63年版』、可児市、1989年、38頁
  27. ^ a b c d e 可児市企画調整課(編)『可児市の統計 平成5年度版』、可児市、1994年、38頁
  28. ^ a b c d e 可児市総務部企画調整課(編)『可児市の統計 平成10年版』、可児市、1999年、58頁
  29. ^ a b c d e 可児市企画部総合政策課(編)『可児市の統計 平成15年版』、可児市、2004年、58頁
  30. ^ a b c d e 可児市企画部総合政策課(編)『可児市の統計 平成20年版』、可児市、2009年、62頁
  31. ^ a b c 可児市企画経済部総合政策課(編)『可児市の統計 平成25年版』、可児市、2013年、52頁
  32. ^ a b c d e 可児市企画経済部総合政策課(編)『可児市の統計 平成28年版』、可児市、2017年、51頁
  33. ^ a b c d e 可児市企画経済部総合政策課(編)『可児市の統計 令和3年版』、可児市、2022年、49頁

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]