鳴尾浜臨海公園
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(リゾ鳴尾浜から転送)
鳴尾浜臨海公園 Naruohama Seaside Park | |
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所在地 |
日本 西宮市 |
事務所所在地 |
北:西宮市鳴尾浜1丁目5番地2 南:西宮市鳴尾浜3丁目13 |
公式サイト | http://www.naruohama-park.com/ |
鳴尾浜臨海公園(なるおはまりんかいこうえん、英:Naruohama Seaside Park)は、兵庫県西宮市鳴尾浜にある海浜公園(総合公園)である。大阪湾に面した鳴尾地区埋立地に位置する。
概要
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公園は野球場を擁する北地区と海辺の南地区に分かれており、北地区と南地区の間を中地区の緑道がつないでいる。
北地区
[編集]鳴尾浜臨海公園北地区は阪神高速5号湾岸線の北側に位置し、野球場・テニスコートがある。
- 所在地:兵庫県 西宮市鳴尾浜1丁目5番地2
- 野球場(1面)(西宮市鳴尾浜臨海公園野球場参照)
- テニスコート(6面)
- 市民の森
- 婦人の森・青年の森
- 白球の森[1]
- 芝生広場
- 駐車場
中地区
[編集]鳴尾浜臨海公園の中地区は、約1kmの緑道となっている。北地区と南地区の間に走る道路[2]の西側に、緑道が道路に並ぶ形で伸びて南北地区をつないでいる[3]。
南地区
[編集]鳴尾浜臨海南地区は鳴尾埋め立て地南端の海沿いに位置し、「花と緑と小川のゾーン」と「海の見える丘ゾーン」がある。二つのゾーン接してプール・温泉を備えた健康増進施設「リゾ鳴尾浜」があり、1992年から運営されていたが2020年に営業終了した。
- 所在地:兵庫県 西宮市鳴尾浜3-13
- 花と緑と小川のゾーン
- 花のメインストリート
- フラワーガーデン
- 海の見える丘ゾーン
- 芝生広場
- 海づり広場(有料)
リゾ鳴尾浜
[編集]リゾ鳴尾浜は西宮市鳴尾浜臨海公園南地区で運営されていた健康増進施設である[6]。地上4階地下1階。設計は日建設計[7][8]。1992年10月にオープン[9]。
土地建物は市が無償で提供し、西宮市および阪神電気鉄道が40%(3600万円)ずつ[10]出資して1991年に設立された株式会社「鳴尾ウオーターワールド」が第三セクター方式で施設の運営にあたった[11][12][13]。
近年は施設の老朽化や民間施設との競合に苦しんでいたところ、さらに新型コロナウイルスの流行で大きな影響を受けて、2020年11月に営業終了した[14][15]。
施設概要
[編集]- アミューズメントプール
- リラクゼーション バス(温泉・風呂):
- 源泉名 リゾ鳴尾浜「かもめの湯」
- 泉質名 単純高温泉(低張性、弱アルカリ性、高温泉)
- 泉湯 47.6℃(調査時に於ける気温14.5℃)[17]
- フィットネスクラブ「エフィ」(厚生労働省指定運動療法施設)[18]
- レストラン
- プールサイドレストラン(屋内)
- 喫茶コーナー・グリーンテラス
- 海辺の屋外レストラン
- バーベキューリゾート[19]
- ショップ
- 1階ショップ(プール用品)
- 地下1階プロショップ(フィットネスウェア、フィットネス水着)[20]
略年表
[編集]- 1991年(平成3年)11月 「リゾ鳴尾浜」の管理運営業務を行う第三セクターとして株式会社鳴尾ウォーターワールド設立[21][22]
- 1992年(平成4年)10月 リゾ鳴尾浜が営業開始。東部総合処理センターの余熱利用(蒸気供給)。
- 1995年(平成7年)1月 阪神淡路大震災で被災者に無料開放。9月、厚生労働省「健康増進施設」・「指定運動療法施設」認定
- 1996年(平成8年)天然温泉利用開始で利用客増加[22]
- 1997年(平成9年)東部総合処理センターからの蒸気供給が停止し経費増加[22]
- 2020年3月~ 新型コロナウイルスの流行で大きな影響を受ける。2020年11月に営業終了[14][15]。
交通
[編集]公共交通機関
[編集]- 阪神電鉄
- 甲子園駅から阪神バス 鳴尾浜線(循環)「鳴尾浜行き」乗車約20分
- 武庫川団地前駅から徒歩:北地区約1km、南地区約2km
自動車
[編集]周辺施設
[編集]脚注
[編集]- ^ 小項目事典, ブリタニカ国際大百科事典. “白球の森とは”. コトバンク. 2021年4月1日閲覧。
- ^ 北部分は県道臨港道路鳴尾2号線、南部分は市道鳴450号線
- ^ “にしのみやWebGIS西宮市地理情報システム:地理情報選択画面”. webgis.nishi.or.jp. 2021年4月20日閲覧。
- ^ “鳴尾浜臨海公園北地区(野球場・テニスコート)・中地区・南地区(海づり広場・芝生広場、花工房)|西宮市ホームページ”. www.nishi.or.jp. 2021年3月31日閲覧。
- ^ “出資団体監査結果報告 株式会社鳴尾ウォーターワールド(平成25年11月26日)”. 2021年4月1日閲覧。
- ^ “リゾ鳴尾浜について”. リゾ鳴尾浜(アーカイブ). 2020年11月7日閲覧。
- ^ “港湾・河川・水辺整備|計画・設計業務|株式会社日建設計シビル”. www.nikken-civil.co.jp. 2021年4月2日閲覧。
- ^ “NIKKEN EXPERIENCE, INTEGRATED 鳴尾浜臨海公園”. 日建設計シビル. 2021年4月2日閲覧。
- ^ “年譜”. 阪神電気鉄道株式会社. 2021年3月31日閲覧。
- ^ 西宮市および阪神電気鉄道が40%(3600万円)ずつ、アサヒビールほか4社が20%(1800万円)の比率で出資した。
- ^ 『阪神電気鉄道百年史』阪神電気鉄道、2005年、566頁。
- ^ “会社情報(ポリシー等)”. リゾ鳴尾浜(アーカイブ). 2020年11月3日閲覧。
- ^ 出資団体監査結果報告 株式会社鳴尾ウォーターワールド(平成25年11月26日)p.15-2
- ^ a b “「リゾ鳴尾浜」営業終了へ 新型コロナが追い打ち” (Japanese). 神戸新聞NEXT. 2021年3月31日閲覧。
- ^ a b “リゾート施設「リゾ鳴尾浜」11月末で営業終了 コロナ禍で利用者減 兵庫・西宮”. 毎日新聞. 2021年3月31日閲覧。
- ^ a b “屋外&屋内プール | プール”. リゾ鳴尾浜(アーカイブ). 2021年1月26日閲覧。
- ^ “温泉・お風呂 | 温泉・お風呂”. リゾ鳴尾浜(アーカイブ). 2020年11月6日閲覧。
- ^ “運動型健康増進施設一覧|厚生労働省”. www.mhlw.go.jp. 2021年3月31日閲覧。
- ^ “レストラン | レストラン・ショップ”. リゾ鳴尾浜(アーカイブ). 2020年11月8日閲覧。
- ^ “ショップ | レストラン・ショップ”. リゾ鳴尾浜(アーカイブ). 2020年11月7日閲覧。
- ^ 発起人:西宮市、阪神電気鉄道株式会社、アサヒビール株式会社、株式会社住友銀行、株式会社太陽神戸三井銀行
- ^ a b c “(株)鳴尾ウォーターワールドに関する今後の対応について (株)鳴尾ウォーターワールドに関する今後の対応について平成23年3月”. 西宮市. 2021年4月2日閲覧。
- ^ “東部総合処理センター|西宮市ホームページ”. www.nishi.or.jp. 2021年4月1日閲覧。
- ^ “西宮の下水浄化センター|西宮市ホームページ”. www.nishi.or.jp. 2021年4月2日閲覧。
参考文献
[編集]- (財)日本経営史研究所(編)『阪神電気鉄道百年史』阪神電気鉄道株式会社 2005年