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ルネスアリー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ルネスアベニューから転送)
ルネスアリー
RENAISSE Alley
店舗概要
所在地 036-8182
青森県弘前市土手町78番地
開業日 2018年12月26日
施設所有者 株式会社スコーレ
施設管理者 株式会社スコーレ
最寄駅 弘南鉄道大鰐線中央弘前駅
最寄IC 大鰐弘前IC
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ルネスアリー(RENAISSE Alley)は、青森県弘前市にある商業施設弘南鉄道大鰐線の駅である中央弘前駅のすぐ向かいに位置し、近隣には中三百貨店弘前店がある。

本項では、当施設の前身にあたる「ルネス街」、「ルネスアベニュー」についても述べる。

歴史

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前史

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土手町の様子(2013年)
写真左側にルネスアベニュー(PARTⅡ)が見える。
ルネスアベニュー(PARTⅠ)の外観。現存せず。

1980年2月に「ルネス街」として開業。開業当時は中央弘前駅側(PARTⅠ)のみで営業していた[1]1983年9月1日、増床(PARTⅡ)し営業開始。

2006年9月、施設名を「ルネスアベニュー」へ改称し、全面リニューアルを行った[2]

増床後は地下1階、地上3階建てになり、売場面積も2,489 m2へ拡大[3]。地元不動産賃貸会社のスコーレが運営する[4]

若者向けファッションテナントや飲食店などが軒を連ねたほか、1階にチーズケーキ専門店チェーン「チーズケーキファクトリー」やカフェ[5]などの店が出店し、2階では「楽市楽座」と銘打ったスペースにチャレンジショップが入居していた[6]。また、館内には商店街振興組合なども入居していた。

ルネスアベニューと中央弘前駅の間を通る都市計画道路「山道町樋の口線[7]」の拡幅事業を行う上で、ルネスアベニューの敷地南側(PARTⅠ。中央弘前駅側)が道路のルート上にかかってしまうため、施設は2017年3月31日をもって一時閉館[8][9]。中央弘前駅側(PARTⅠ)のみ解体[10]した。

2018年12月5日、施設を運営するスコーレは、残された土手町(PARTⅡ)側を「ルネスアリー」という名称で2018年12月に再オープンさせる予定であることを発表[11]。当初は同年12月14日のオープンを予定していた[11]が、工事が遅れていることを理由に、のちにオープン予定日を12月26日へ変更した[12]

リニューアルオープン

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2018年12月、ルネスアリーとしてリニューアルオープン[13]。ルネスアリーの1階にはバーやラーメン店、焼き肉店などの飲食店が入居し、2階にはカプセルタイプの宿泊施設が入居していた[11]

2020年、新型コロナウイルスの影響や地域の整備計画の変更を受け、11月末までに全テナントが撤退[13]。同年12月に休館となることが発表された[13]

交通アクセス

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鉄道

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バス

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備考

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弘前市中心市街地活性化事業のなかで「(仮称)ルネスアベニューリノベーション事業[14]」の計画地として指定を受けている。

出典

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  1. ^ ルネス街”. 2003年2月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年1月28日閲覧。
  2. ^ 弘前・ルネスアベニューが開店”. 東奥日報 (2006年10月21日). 2007年12月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2007年1月28日閲覧。
  3. ^ ルネスアベニュー、3月31日閉店-弘前のファッションビル、道路拡幅後に再建へ”. 都商研ニュース. 都市商業研究所 (2017年1月24日). 2017年1月28日閲覧。
  4. ^ ルネスアベニューについて”. ルネスアベニュー. 2007年5月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年1月28日閲覧。
  5. ^ CAFE' HOWL(カフェ ハウル)”. ルネスアベニュー. 2016年11月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年1月29日閲覧。
  6. ^ 楽市楽座(チャレンジショップ)出店者募集!!”. ルネスアベニュー (2016年10月13日). 2017年1月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年1月28日閲覧。
  7. ^ 社会資本総合整備計画書”. 弘前市 (2015年2月). 2017年1月28日閲覧。
  8. ^ ルネスアベニューからのお知らせ”. ルネスアベニュー (2017年11月16日). 2017年1月31日閲覧。[リンク切れ]
  9. ^ ルネスが3月末、道路整備で一時閉館/弘前”. 東奥日報 (2017年1月20日). 2017年1月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年1月28日閲覧。
  10. ^ 弘前の商業施設「ルネスアベニュー」解体進む 周辺地域の都市計画で”. 弘前経済新聞 (2017年12月8日). 2018年12月10日閲覧。
  11. ^ a b c 弘前・土手町のルネス、14日再オープン”. 北海道新聞 (2018年12月6日). 2018年12月10日閲覧。[リンク切れ]
  12. ^ 弘前ルネスアリー 工事遅れオープン26日に”. 東奥日報 (2018年12月10日). 2018年12月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年12月11日閲覧。
  13. ^ a b c ルネス休館へ/コロナ影響、全テナント撤退”. 東奥日報 (2020年12月3日). 2020年12月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年12月3日閲覧。
  14. ^ 認定された中心市街地活性化基本計画(187: 平成28年3月15日 弘前市中心市街地活性化基本計画)”. 内閣府地方創生推進事務局. 2017年1月28日閲覧。

関連項目

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