ロッシュフルシャ
ロッシュフルシャ | |
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行政 | |
国 | フランス |
地域圏 (Région) | オーヴェルニュ=ローヌ=アルプ地域圏 |
県 (département) | ドローム県 |
郡 (arrondissement) | ディー郡 |
小郡 (canton) | La Motte-Chalancon |
INSEEコード | 26274 |
郵便番号 | 26340 |
市長(任期) |
Jean-Baptiste Le Moyne de Martigny (2008–2014) |
人口動態 | |
人口 |
1人 (2021) |
人口密度 | 0.078人/km2 |
地理 | |
座標 | 北緯44度35分58秒 東経5度14分53秒 / 北緯44.5994度 東経5.2481度座標: 北緯44度35分58秒 東経5度14分53秒 / 北緯44.5994度 東経5.2481度 |
標高 |
平均:963 最低:600 最高:1513 |
面積 | 12.74km2 |
ロッシュフルシャ(Rochefourchat)は、フランス共和国南東部、オーヴェルニュ=ローヌ=アルプ地域圏ドローム県にあるコミューン。コミューンには1軒の家、1つの改装された小屋、古城の廃墟が1城ある。近隣のコミューンはサン=ナゼール=ル=デゼール、レ=トニル、プラデル、ブレットである。
ロッシュフルシャの人口は2021年時点1人であり[1]、フランスのコミューンで最小である[2](第一次世界大戦で破壊され無人となった6コミューン(en)を除く)。
2024年3月、隣のJosetteより2人が近々ロッシュフルシャに転入する予定であると報道された[3]。もしロッシュフルシャの人口が3人となった場合、フランス最小のコミューンはムルト=エ=モゼル県のLeménil-Mitry(2021年時点の人口は2人[4])になると予想されている[3]。
歴史
[編集]1178年、神聖ローマ皇帝に対する要塞として、ディーの司教によってロッシャ・フォルシャ城(Rocha Forcha)が築かれた。1766年に最後の領主レ・ド・ノワンヴィル(Rey de Noinville)が死去するまで、フランス人領主が城を治めた。1796年にフランス人商人のピエール・ジョソー(Pierre Jossaud)が城の周りの土地を買収し、ロッシュフルシャと名付けた。以降、このコミューンはジョソー家に受け継がれていった。
政治
[編集]人口は1人であるが、9人の議員からなる議会が置かれている[5]。議員は全員ロッシュフルシャの住民ではない。2010年の予算は18,704ユーロであった[6]。村長はパリに住む[7]。
人口動態
[編集]フランスは愛郷心が強く、コミューンの数は時代を経てもほとんど変化しないため、歴史的な背景をもった数多くの小規模なコミューンが多く残っており、その4分の1は人口2,000人に満たない[2]。中でもロッシュフルシャの人口は、わずか1人である[2]。
人口推移 | ||
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年 | 人口 | ±% |
1806 | 221 | — |
1911 | 64 | −71.0% |
1950 | 31 | −51.6% |
1962 | 14 | −54.8% |
1968 | 6 | −57.1% |
1975 | 2 | −66.7% |
1982 | 3 | +50.0% |
1990 | 2 | −33.3% |
1999 | 1 | −50.0% |
2007 | 1 | +0.0% |
[1] 2015 | 1 | +0.0% |
[1] 2021 | 1 | +0.0% |
[1] | — |
人口の出典:INSEE
脚注
[編集]- ^ a b c d “Rochefourchat”. Citypopulation (2024年12月30日). 2024年10月25日閲覧。
- ^ a b c 伊奈川(2012):18ページ
- ^ a b “Rochefourchat n’est plus le plus petit village de France”. Le Dauphiné libéré (2024年3月30日). 2024年10月25日閲覧。
- ^ “Leménil-Mitry”. Citypoplation (2023年12月30日). 2024年10月25日閲覧。
- ^ Marion Sauveur et Olivier Samain (2011年12月30日). “Rochefourchat, commune la plus petite” (フランス語). le site de la chaîne de radio Europe 1. 2013年11月27日閲覧。
- ^ “Les comptes des communes” (フランス語). la base Alize22 du ministère des finances. 2013年11月27日閲覧。
- ^ まさかの人口1人、村長はパリ在住 朝日新聞2020年7月1日 疋田多揚記者
参考文献
[編集]- 伊奈川秀和(2012)"フランスの社会保障制度における国と地方の関係"海外社会保障研究(国立社会保障・人口問題研究所).180:18-27.
関連項目
[編集]ウィキメディア・コモンズには、ロッシュフルシャに関するカテゴリがあります。