善山金氏
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(一善金氏から転送)
善山金氏 一善金氏 | |
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国 | 朝鮮 |
領地 | 亀尾市 |
家祖 |
金宣弓 金漢忠 |
著名な人物 | 金宣弓派:金宗直、金孝元、金凡父、金東里、金潤煥、金建希 |
善山金氏 | |
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各種表記 | |
ハングル: | 선산 김씨 |
漢字: | 善山金氏 |
発音: | ソンサンギムシ |
日本語読み: | ぜんざんきんし |
善山金氏(ソンサンギムし、ぜんざんきんし)は、朝鮮の氏族の一つ。別名は一善金氏(イルソンギムし)。新羅王の末裔とされ、本貫を善山とする。2015年の調査によると、人口数は138,819人(善山金氏のみ、同系列の一善金氏は46,009人)である[1]。
発祥
[編集]始祖金宣弓は初名を金宣といい、新羅の第45代文聖王の8世孫(金閼智から数えると30世孫)にあたる。金宣は若い頃、父の仇を討ってその後自首したが、朝廷は彼の行為を「孝」と見なして罪に問うことはなかった。高麗の太祖王建が後百済の征伐を行った際、金宣は善山郡(一善)で王建に馳せ参じて従軍し、功多くして「宣弓」の諱を賜った。それ以降、金宣弓は「靖難輔国功臣」に陞して官は「門下侍中」に達し、子孫は宣弓を始祖として、本貫を「一善」としたが、李氏朝鮮の太宗の時、一善の地名が「善山」と変わったため、善山金氏と呼ばれるようになった。
分派
[編集]継祥派(계상파)
[編集]善山金氏継祥派[2]は、僉知中枢府事金希雲(김희운)の子、金継祥(김계상)が、1592年(宣祖壬辰年)、倭将小西飛(内藤如安)に徴用されて(強制的か自発的かは不明)、慶尚道尚州より平壌への道案内をつとめるが、倭乱終結後、自らの行為を愧じて尚州には戻らず、咸鏡道に土着した。
行列字
[編集]- 江湖公<叔滋>派
○世孫 | 29 | 30 | 31 | 32 | 33 | 34 | 35 |
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行列字[3] | 기(基) 치(致) |
不明(土偏の漢字) | 현(鉉) | 태(泰) | 수(秀) | 병(炳) | 곤(坤) |
- 籠巌公<澍>派・良襄公<嶠>派
○世孫 | 29 | 30 | 31 | 32 | 33 | 34 | 35 |
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行列字[3] | 재(在) 원(元) |
진(振) 신(臣) |
수(洙) 변(邊) |
의(義) 기(基) |
환(煥) 종(鍾) |
교(敎) 영(永) |
종(鍾) 근(根) |
- 和義君<達祥>派・酔睡公<粋禳>派
○世孫 | 29 | 30 | 31 | 32 | 33 | 34 | 35 |
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行列字[3] | 병(秉) | 시(時) | 석(錫) 진(鎭) 호(鎬) |
한(漢) 순(淳) |
근(根) 상(相) 권(權) |
영(榮) 성(性) |
배(培) 준(埈) 기(基) |
- 白巌公<済>派
○世孫 | 29 | 30 | 31 | 32 | 33 | 34 | 35 | 36 | 37 | 38 |
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行列字[3] | 선(善) | 신(臣) | 성(聲) | 문(文) | 환(煥) | 수(壽) | 연(鍊) | 하(河) | 상(相) | 희(熙) |
- 順忠系 中書令公派
○世孫 | 34 | 35 | 36 | 37 | 38 | 39 | 40 | 41 | 42 | 43 | 44 | 45 | 46 | 47 | 48 |
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行列字[4] | 원(遠) 병(秉) 수(銖) |
동(東) 용(容) 한(漢) |
묵(默) 재(載) 식(植) |
교(敎) 호(鎬) 병(炳) |
조(祚) 승(承) 규(奎) |
사(思) 집(集) 현(鉉) |
구(九) 헌(憲) |
우(雨) 준(埈) |
령(寧) 종(鍾) |
성(誠) 구(求) |
기(記) 주(株) |
용(庸) 렬(烈) |
재(宰) 규(奎) |
천(千) 진(鎭) |
하(夏) 원(源) |
- 順忠系 判書公派
○世孫 | 34 | 35 | 36 | 37 | 38 | 39 | 40 | 41 | 42 | 43 | 44 | 45 | 46 | 47 | 48 |
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行列字[4] | 병(柄) 전(栴) |
영(瑩) 걸(杰) |
재(在) 원(垣) |
균(鈞) 탁(鐸) |
하(河) 준(浚) |
백(柏) 강(杠) |
경(炅) 주(炷) |
주(主) 배(培) |
석(錫) 선(銑) |
영(永) 현(泫) |
환(桓) 재(梓) |
현(炫) 소(炤) |
경(坰) 옥(鈺) |
천(釧) | 완(浣) 천(泉) |
人口分布と集姓村
[編集]人口数、割合はいずれも2015年統計[5]。集姓村のある地域は以下の通りである。
- 京畿道利川市(730人、総人口の0.39%)
- 江原特別自治道春川市(2,849人、総人口の1.1%)
- 慶尚南道居昌郡(1,050人、総人口の1.95%。全国で総人口に占める比例が最も高い地域である)
- 慶尚南道陜川郡(296人、総人口の0.72%)
- 慶尚南道咸陽郡(264人、総人口の0.74%)
- 咸陽邑三山里
- 慶尚南道昌寧郡(250人、総人口の0.45%)
- 遊漁面大垈里
- 慶尚北道亀尾市(2,818人、総人口の0.72%)
- 慶尚北道漆谷郡(770人、総人口の0.7%)
- 慶尚北道高霊郡(117人、総人口の0.39%)
- 全羅北道金堤市(217人、総人口の0.28%)
- 忠清南道公州市(592人、総人口の0.56%)
- 咸鏡南道端川郡
- 利中面
- 咸鏡北道城津市
- 旭洞
- 開城特別市開豊区域[3]
脚注
[編集]- ^ “KOSIS”. kosis.kr. 2022年11月16日閲覧。
- ^ 一説には善山金氏ではなく全州金氏というが、当時の記録によると善山金氏が正しい。金継祥の弟に金継鳳(김계봉)、金継生(김계생)などがいた。
- ^ a b c d e “김씨(金氏) 본관(本貫) 선산(善山)입니다.”. www.findroot.co.kr. 2022年7月26日閲覧。
- ^ a b “김씨(金氏) 본관(本貫) 선산(善山) 순충계(順忠系)입니다.”. www.findroot.co.kr. 2022年7月26日閲覧。
- ^ “본관분포”. sgis.kostat.go.kr. 2023年2月24日閲覧。