七つの海
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(七洋から転送)
七つの海(ななつのうみ、英: "Seven Seas")とは、「(既知の)全世界の海」を表す言葉である。
具体的な7つの海域を数え上げることもある。ただし、どの7つを数えるか、また、実際にどの範囲が「全世界」とみなされるかは、地域と時代によって異なる。
英語圏では、ラドヤード・キップリングの1896年の詩「七つの海 (The Seven Seas)」で有名になった言葉である。
七つの海の例
[編集]以下に、代表的ないくつかの例を挙げるが、これ以外にもある。
中世アラビア
[編集]中世アラビア人は、彼らが帆船で航海した全ての海を7つに数え上げた。これが本来の「七つの海」であると言える。
中世ヨーロッパ
[編集]ヨーロッパ人は、多少異なる範囲を七つの海と呼んだ。
大航海時代
[編集]大航海時代になり初めて、「七つの海」の範囲は実際に全世界になった。
現代
[編集]現代は、次のように数えることが多い。全て大洋であるため、「七つの大洋(七大洋)」とも呼ばれる。