上穂波駅
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上穂波駅 | |
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駅舎(2007年9月) | |
かみほなみ Kami-Honami | |
◄JG01 桂川 (2.8 km) (3.1 km) 筑前内野 JG03► | |
所在地 | 福岡県飯塚市阿恵宮前6001[1] |
駅番号 | JG 02 |
所属事業者 | 九州旅客鉄道(JR九州) |
所属路線 | 筑豊本線(原田線) |
キロ程 | 48.1 km(若松起点) |
電報略号 | ホナ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
30人/日(降車客含まず) -2016年- |
乗降人員 -統計年度- |
58人/日 -2016年- |
開業年月日 | 1928年(昭和3年)7月15日[1][2] |
備考 | 無人駅[1] |
上穂波駅(かみほなみえき)は、福岡県飯塚市阿恵宮前にある、九州旅客鉄道(JR九州)筑豊本線(原田線)の駅である。駅番号はJG02。
歴史
[編集]開業当初は単独の駅舎があり[1]、駅員も配置された上穂波村(後の筑穂町)の代表駅であったが、炭鉱閉山や篠栗線全通により、その実質的な役割を筑前大分駅及び桂川駅へ譲り[3]、1984年に無人駅化された[4]。当駅から日鉄上穂波坑への専用線が伸びていた[1]が、閉山と共に廃止された。その後、商工会も入居する新駅舎が完成した後は、交換設備・跨線橋撤去や、ホーム嵩上げ、ワンマン設備設置等を経て現在に至っている。
年表
[編集]- 1928年(昭和3年)7月15日:鉄道省の駅として開設[1][2]。
- 1961年(昭和36年)10月1日:貨物取扱廃止[5]。
- 1984年(昭和59年)2月1日:荷物扱い廃止[5]。無人駅化[4][6]。
- 1986年(昭和61年)3月:商工会館併設の駅舎に改築[3]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により九州旅客鉄道が継承[7]。
- 2013年(平成25年)8月:ホーム上の待合室撤去。
駅構造
[編集]単式ホーム1面1線を有する地上駅。かつては相対式ホーム2面2線で、1964年前後には当駅終着始発の列車が運行されていたこともあり[8]、駅舎の反対側にホーム跡が残る。駅本屋は駅東側に存在し筑穂町商工会(現・飯塚市商工会筑穂支所)との合築になっている[3]。無人駅[1]。
JR九州のICカード「SUGOCA」の導入予定は無い。
利用状況
[編集]2016年度の1日平均乗車人員は30人である[9]。
乗車人員推移 | |
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年度 | 1日平均人数 |
2007年 | 19 |
2008年 | 19 |
2009年 | 19 |
2010年 | 30 |
2011年 | 30 |
2012年 | 30 |
2013年 | 30 |
2014年 | 27 |
2015年 | 30 |
2016年 | 30 |
駅周辺
[編集]- 飯塚市コミュニティバス 筑穂・飯塚線 筑穂支所バス停
- 飯塚市役所筑穂支所
- 飯塚市立上穂波小学校
- 飯塚市立筑穂中学校
- 筑穂郵便局
- 福岡嘉穂農業協同組合筑穂支所
- セブン-イレブン筑穂中学校前店
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d e f g h 『週刊JR全駅・全車両基地』第07号、朝日新聞出版、2012年9月23日、23頁。
- ^ a b 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR 4号、14頁
- ^ a b c 弓削信夫『福岡県JR全駅』葦書房、1993年10月15日、162-163頁。ISBN 4751205293。
- ^ a b “門鉄、来月から9線区で合理化 25駅無人化 委託化は5駅”. 交通新聞 (交通協力会): p. 1. (1984年1月24日)
- ^ a b 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、788頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 「通報 ●山口線大歳駅ほか76駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報号外』日本国有鉄道総裁室文書課、1984年1月30日、32面。
- ^ 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR 4号、15頁
- ^ 『時刻表完全復刻版1964年9月号』『時刻表完全復刻版1964年10月号』(ともにJTBパブリッシング刊)によると、若松15:59発上穂波18:00着の727列車、上穂波18:17発飯塚18:35着の734列車が存在した。
- ^ 統計いいづか (交通・運輸) JR九州利用状況
参考文献
[編集]関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 上穂波駅(駅情報) - 九州旅客鉄道