上野パーク劇場
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上野パーク劇場 Ueno Park | |
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情報 | |
通称 | 上野パーク |
正式名称 | 上野パーク劇場 |
完成 | 1951年 |
開館 | 1951年 |
閉館 | 1990年3月1日 |
最終公演 | 孔雀王アシュラ伝説 |
設備 | DOLBY STEREO |
用途 | 映画上映 |
運営 | 新東宝株式会社 |
所在地 |
〒110-0005 東京都台東区上野2-14-30 |
アクセス | 上野駅不忍口改札 徒歩2分 |
上野パーク劇場(うえのパークげきじょう)は、東京都台東区上野2-14-30にあった新東宝系列の映画館。
概要
[編集]1951年に新東宝の主に海外作品を上映[1]。開業当時の上野方面は、戦前の下谷区時代から存在していた上野日活館[注 1]の他、1954年に東宝のロードショー館だった上野東宝劇場・上野宝塚劇場、大蔵映画直営の上野公楽座(現:上野オークラ劇場)、1952年に公楽座と同じ大蔵映画系列の上野スター座(後の上野スタームービー)、1953年に松竹系の上野松竹映画劇場(後の上野セントラル)が相次いでオープンしており、1957年には東急系列の洋画ロードショー館・上野東急がオープン。ニュース劇場などを含めて13スクリーンの映画館が上野方面に存在していた[注 1]。
1970年代に入ると当劇場も東宝系列の小作品も上映。1990年3月1日に閉館[3]。
跡地にはパセラリゾーツ上野公園前店がオープン。その後2017年11月4日、松坂屋上野店などが入居する上野フロンティアタワー[4]7階 - 10階に同施設の後を継ぐ『TOHOシネマズ上野』[5]がオープンする。
主な上映作品
[編集]公開年 | タイトル |
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1978年 | 『ルパン三世 ルパンVS複製人間』 |
1980年 | 『家なき子』 |
1981年 | 『21エモン 宇宙へいらっしゃい!』&『ドラえもん ぼく、桃太郎のなんなのさ』 |
1982年 | 『呪われた森』、『少林寺』 |
1983年 | 『ザ・カンニング アルバイト情報』 |
1984年 | 『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』 |
1985年 | 『ビルマの竪琴(1985)』、『フライトナイト』、『ポリス・ストーリー/香港国際警察』 |
1986年 | 『ドン松五郎の生活』、『スペースキャンプ』、『サンダーアーム 龍兄虎弟』 |
1987年 | 『ゴーストハンターズ』、『ドン松五郎の大冒険』 |
1988年 | 『危険な情事』、『ゾンビ伝説』、『バイブス秘宝の謎』、『ビッグ』、『死海殺人事件』、『孔雀王』 |
1989年 | 『K-9/友情に輝く星』、『奇蹟/ミラクル』 |
1990年 | 『孔雀王アシュラ伝説』 |
- シリーズ作品
- 『スター・ウォーズシリーズ』(『エピソード4』、『エピソード6』)
- 『スタートレック』シリーズ(Ⅲ、Ⅴ)
- 『がんばれ!! タブチくん!!』シリーズ(第2弾、第3弾)
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ a b 1953年の映画館(関東地方)「消えた映画館の記憶」を参照した[2]。
出典
[編集]- ^ “黒船亭のお話”. 洋食黒船亭. 2018年8月7日閲覧。
- ^ 『全国映画館総覧 1953年版』時事通信社、1953年。
- ^ “平成2年のラストショー(Ⅰ)”. 1990年3月17日閲覧。[出典無効]
- ^ 『「上野フロンティアタワー」2017年11月4日開業』(PDF)(プレスリリース)J.フロント リテイリング、2017年9月14日 。2017年11月4日閲覧。
- ^ “TOHOシネマズ上野:施設紹介”. TOHOシネマズ. 2018年8月7日閲覧。