妙福寺 (町田市)
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(下三輪玉田谷戸横穴墓群から転送)
妙福寺 | |
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所在地 |
日本 東京都町田市三輪町811 |
位置 | 北緯35度34分29.1秒 東経139度29分59.3秒 / 北緯35.574750度 東経139.499806度座標: 北緯35度34分29.1秒 東経139度29分59.3秒 / 北緯35.574750度 東経139.499806度 |
山号 | 長祐山[1] |
宗派 | 日蓮宗[1] |
創建年 | 明徳2年(1391年) |
開山 | 日億 |
文化財 | 本堂、鐘楼門、高麗門(市文化財)、祖師堂(都文化財) |
法人番号 | 8012305000121 |
妙福寺(みょうふくじ)は、東京都町田市三輪町にある日蓮宗の寺院。日億によって明徳2年(1391年)に創建された。山号は長祐山。旧本山は比企谷妙本寺、池上中延法縁。下三輪玉田谷戸横穴墓群は東京都の史跡に指定されている。
伽藍
[編集]- 祖師堂 - 寛文12年(1672年)池上本門寺の祖師堂(御堂)を移建した桃山様式の建築。間口3間、奥行3間半、四囲に5尺の廊を巡らせる。屋根は銅製で、前方を入母屋造、背面を寄棟造とする。昭和36年(1961年)東京都の文化財に指定され、昭和44年(1969年)、現状に復元されたもの。
- 本堂 - 万治2年(1659年)本堂が再建されたが、寛政3年(1791年)再び再建し、文政11年修理、昭和44年に草屋根を現在の銅製に改めた。正面10間に奥行7間半、向拝2間に9尺の寄棟造である。幕末期における方丈形式の本堂の代表例として知られる。町田市指定文化財。
- 山門 - 鐘楼門で中央に両扉を具える。大工棟梁は岡上村惣助、細工頭領は相州津久井領四良兵衛。屋根は銅製。町田市指定文化財。
- 総門 - 高麗門で寺伝によれば嘉永7年(1854年)頃の建立という。町田市指定文化財。
- 庫裡 - 白木の木造建築。昭和46年(1971年)12月竣工した。
脚注
[編集]- ^ a b 新編武蔵風土記稿 三輪村.
参考資料
[編集]- 日蓮宗寺院大鑑編集委員会『宗祖第七百遠忌記念出版 日蓮宗寺院大鑑』大本山池上本門寺 (1981年)
- 町田市史
- 「三輪村 妙福寺」『新編武蔵風土記稿』 巻ノ96多磨郡ノ8、内務省地理局、1884年6月。NDLJP:763989/56。