中部ドイツ放送
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形態 | テレビ・ラジオ放送 |
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国 |
ドイツ ザクセン州・ザクセン=アンハルト州・テューリンゲン州 |
視聴可能 | 地域・国内・国際 |
開局 |
1924 1991 |
公式サイト | mdr.de |
中部ドイツ放送(ちゅうぶドイツほうそう、ドイツ語: Mitteldeutscher Rundfunk, MDR)は、ザクセン州ライプツィヒに本部を置くドイツの公共放送局。ARD加盟9局のひとつで、ザクセン州・ザクセン=アンハルト州・テューリンゲン州の各州を放送地域とする。
ARD加盟局において、新連邦州(旧東ドイツ地域の州)のみを放送地域とする唯一の局である(ベルリン=ブランデンブルク放送(rbb)は旧西ベルリンを含むため)。
概要
[編集]1924年にライプツィヒで「中部ドイツ放送株式会社(Mitteldeutscher Rundfunk AG)」が設立され、同地域におけるラジオ放送が始まった。しかし1934年にナチス政権の元、国内の放送局は強制的に統合され「ライプツィヒ帝国放送局(Reichssender Leipzig)」となった。
敗戦後、ソビエト連邦占領当局により「ラジオ・ライプツィヒ(Radio Leipzig)」が設立され、翌年には「中部ドイツ放送」の名称が復活する。しかし1952年にはドイツ民主共和国(東ドイツ)の政策によって再びDDRラジオ放送局として統合された。
ドイツ再統一に伴いDDRラジオ放送局およびドイツテレビジョン放送(DFF)が解体され、ARD加盟局として中部ドイツ放送(MDR)が再設立された。