日本貨物鉄道中央研修センター
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中央研修センター(ちゅうおうけんしゅうセンター、英称:Central training center)は、東京都品川区に所在し、日本貨物鉄道(JR貨物)本社が管理・運営する動力車操縦者養成所および車両検修業務養成施設である。
1994年(平成6年)、動力車操縦者運転免許に関する省令第17条の規定に基づく動力車の操縦に関する講習を行う施設として、運輸大臣(現、国土交通省)に指定された。
東京貨物ターミナル駅構内に併設されており、日本貨物鉄道(JR貨物)社員、および関連協力会社社員の動力車操縦者(運転士)及び車両検修業務の養成を行っている。
研修棟・実習棟・屋外実習線・貨車実習線・車両技術研修所などの施設で構成されており、また大井機関区や東京貨物ターミナル駅構内本部などが入居する社屋の3階には、関東支社の関東社員研修所、および中央社員研修所がある。
所在地
[編集]東京都品川区八潮3丁目
主な部署
[編集]- 動力車操縦者養成所
- 運転士養成グループ
- 管理・研修グループ
- 車両技術研修所
- 検修教育グループ
- 保全教育グループ
主な施設
[編集]- 研修棟(中央研修センター 本館):1F - 6F
- 1F:受付、事務室、ラウンジ、TELコーナー、食堂(ジェイアールエフ・ホテル)、応接室
- 2F:会議室、談話コーナー、喫茶コーナー、和室、浴室、事故パネル展示室、宿泊室201号室(女性社員専用)
- 3F:教室1 - 3、教材室、視聴覚室、図書室、ラウンジ
- 4F:宿泊室401 - 410号室
- 5F:宿泊室501 - 510号室
- 6F:ロビー、多目的ホール、屋上
- 車両技術研修所(中央研修センター 車両技術研修所):3F
- 1F:入換可能な1線の検修ピット、EF65形(EF65 1001)、コキ200形(コキ200-1)、床上操作式クレーン訓練設備
- 2F:ガス・アーク溶接訓練設備
- 3F:パンタグラフ、検修関係各種教育設備
設置車両の車体に記される略号
[編集]「研」
設置車両
[編集]- 電気機関車
- EF81 63:運転シミュレーターとして利用。
- EF65 1001:検修用教材として利用。
- ディーゼル機関車
- DE10 1511:運転シミュレーターとして利用。
- 貨車
- コキ200-1:検修用教材として利用。(コキ107に置き換えという情報有、現在確認中)
- コキ58004
過去の設置車両
[編集]- EF65 5 : 新形式機関車の運転シミュレーター導入により引退し、2014年夏に東京貨物ターミナル駅にて解体。