中澤日菜子
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中澤 日菜子 (なかざわ ひなこ) | |
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誕生 |
1969年3月11日(55歳) 東京都 |
職業 |
劇作家 小説家 |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
教育 | 学士(文学) |
最終学歴 | 慶應義塾大学文学部卒業 |
活動期間 |
1988年 - (劇作家) 2014年 - (小説家) |
ジャンル | 戯曲、小説 |
主な受賞歴 | 小説現代長編新人賞(2013年) |
デビュー作 | 『お父さんと伊藤さん』 |
ウィキポータル 文学 |
中澤 日菜子(なかざわ ひなこ、1969年3月11日[1] - )は、日本の劇作家、小説家。
東京都出身[2]。慶應義塾大学文学部卒業[3][4]。日本劇作家協会会員[1]。
経歴
[編集]劇作家として
[編集]高校生のときに演劇を始める[5]。1988年、不等辺さんかく劇団を旗揚げする[6]。同劇団の作・演出を務める[6]。大学卒業後は、出版社勤務の傍ら劇作を継続する[6]。出産をきっかけとして、2001年に退社、劇作家専業となる[6]。2007年、戯曲「ミチユキ→キサラギ」で第3回仙台劇のまち戯曲賞大賞を受賞する[7]。2009年、「石灯る夜」が日本劇作家協会新人戯曲賞最終選考に選出。2012年、戯曲「春昼遊戯」で第4回泉鏡花記念金沢戯曲大賞優秀賞を受賞する[7]。
小説家として
[編集]2012年ころより小説の執筆を始める[6]。2013年、「柿の木、枇杷も木」で第8回小説現代長編新人賞を受賞する[8]。2014年、同作を『お父さんと伊藤さん』に改題し刊行、小説家デビューを果たす[9]。
人物
[編集]好きな作家として、ドン・ウィンズロウ、梨木香歩を挙げている[10]。 好きな落語家として、立川談春を挙げている[10]。「演劇出身のためか、読者をなるべく飽きさせたくない。自然に気持ちよく笑わせる作品を書くことはとても難しいが、そういう笑いを提供できる作家になりたい」との旨を語っている[2]。
作品リスト
[編集]戯曲
[編集]この節の加筆が望まれています。 |
- 菜の花狩りに日は続き(2005年、『短編戯曲コンクール最終候補作品集』〈2005年3月、日本劇作家協会〉所収)
- ミチユキ→キサラギ(2007年11月、仙台市市民文化事業団)
- 石灯る夜(2009年、『優秀新人戯曲集 2010』〈2009年12月、ブロンズ新社〉所収)
- 春昼遊戯(2012年)
長編小説
[編集]- お父さんと伊藤さん(2014年1月 講談社 / 2016年8月 講談社文庫)
- おまめごとの島(2015年2月 講談社 / 2017年8月 講談社文庫)
- PTAグランパ!(2016年6月 KADOKAWA / 2017年3月 角川文庫)
- ニュータウンクロニクル(2017年7月 光文社 / 2020年11月 光文社文庫)
- Team383 (2018年4月 新潮社)
- お願いおむらいす(2019年7月 小学館)
短編小説集
[編集]- 星球(2015年7月 講談社)
短編小説
[編集]「」内が収録されている中澤日菜子の作品
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連載
[編集]- アイランドホッパー(web 集英社文庫)
映像化作品
[編集]- 映画
- ドラマ
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- PTAグランパ!(2017年4月2日 - 5月21日、全8話、NHK BSプレミアム、主演:松平健)
- PTAグランパ2!(2018年4月8日 - 5月27日、全8話、NHK BSプレミアム、主演:松平健)
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ a b About Us tsuoruku_sakyu
- ^ a b 『おまめごとの島』|インタビュー・対談|本の話WEB
- ^ 【著者に訊け】中澤日菜子氏 色々な世代の恋愛描く『星球』 - エキサイトニュース
- ^ 『小説新潮』2017年6月号. 新潮社. pp. 272.
- ^ 【著者に訊け】中澤日菜子氏 色々な世代の恋愛描く『星球』│NEWSポストセブン
- ^ a b c d e 中澤日菜子・公式プロフィール
- ^ a b 星球 中澤日菜子 | 小説現代
- ^ 第8回「小説現代長編新人賞」に中澤日菜子氏 新文化 - 出版業界紙
- ^ 『お父さんと伊藤さん』(中澤日菜子)|講談社BOOK倶楽部
- ^ a b 第8回 小説現代長編新人賞 公募ガイド
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 中澤日菜子・公式プロフィール - 不等辺さんかく劇団
- ヒナコノヒヨコ - ウェイバックマシン(2019年11月1日アーカイブ分) - ブログ
- 中澤日菜子 「ニュータウンクロニクル」 (@xrbeoLU2VVt2wWE) - X(旧Twitter)