CBCラジオ長島送信所
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(中部日本放送長島ラジオ送信所から転送)
CBCラジオ長島送信所(シービーシーラジオ ながしまそうしんじょ)は、三重県桑名市長島町白鶏に置かれているCBCラジオの主幹送信所。通称は「CBCラジオ名古屋送信所」。
送信所概要
[編集]周波数 (kHz) |
放送局名 | コールサイン | 空中線 電力 |
放送対象 地域 |
放送区域 内世帯数 |
---|---|---|---|---|---|
1053 | CBCラジオ | JOAR | 50kW | 中京広域圏 | 587万6932世帯 |
所在地
[編集]特徴
[編集]- 名古屋地区のAM主幹送信所の中で、唯一三重県に存在する(NHK名古屋局は愛知県弥富市、東海ラジオは愛知県あま市)。
- 局舎には「CBCラジオ」のロゴが書かれており、夜間は赤色のネオンサインで飾られる。
- 当送信所は揖斐川・長良川・木曽川に挟まれる輪中に囲まれた土地にあり、さらに海の近くでもあるので、鳴海町時代と比べて接地抵抗は低くなり電波の飛びは非常に良くなった。但し夜間は海外の大出力隣接局と混信する事がある。
- 空中線は円管柱であり、鉄塔の高さは130mである
- 1992年4月4日から2021年1月10日まで、AMステレオ放送を実施していた[1]。
- 2013年8月28日から、同敷地内でメガソーラー級(発電出力1.645MW)の太陽光発電設備「長島太陽光発電所」の稼働を開始した[2]。
放送エリア
[編集]歴史
[編集]- 1950年12月15日 中部日本放送(略称:CBC)設立。
- 1951年
- 1953年8月 周波数を1070kcに変更。
- 1959年10月 周波数を1030kcに変更。
- 1960年4月 周波数を1070kcに変更。
- 1962年2月 周波数を1050kcに変更。
- 1971年11月 出力を50kWに増強。
- 1978年11月23日 三重県桑名郡長島町(現在の桑名市)で、長島ラジオ送信所の運用開始、周波数を現在の1053kHzに変更。鳴海送信所は廃止。
- 1992年4月4日 AMステレオ放送開始。
- 2009年2月1日 - 2月28日 改修工事のため、毎日午前0時から午前4時まで放送休止となった。
- 2013年
- 2021年1月11日 - AMステレオ放送を終了し、モノラル放送へ変更[1]。
脚注
[編集]- ^ a b 『AMステレオ放送に関するお知らせ』(プレスリリース)CBCラジオ、2021年1月11日 。2021年1月11日閲覧。
- ^ a b “CBCがメガソーラー事業に参入、出力1645kWの太陽光発電所の運転開始”. ITpro. 日経BP社 (2013年8月29日). 2014年10月26日閲覧。
- ^ 東海総合通信局 (2013年3月27日). “株式会社CBCラジオの無線局免許継承を許可”. 総務省. 2014年10月26日閲覧。
関連項目
[編集]- 東海ラジオ放送七宝送信所
- NHK鍋田ラジオ放送所 (2つの送信所とも音声出力50kW(※NHKラジオ第2放送は10kW)で統一している。)
- 三国山(岐阜県) - CBCラジオ、東海ラジオ放送のFM補完中継局(ワイドFM)を設置。過去には愛知国際放送(RADIO-i)の送信所が置かれていた。
- 名古屋テレビ塔 - アナログテレビ放送終了後はジャパン・モバイルキャスティングの送信所として使われてきたが、Jモバのサービス終了で、現在は送信施設としては使われていない。
- 東山タワー - FMラジオ放送の基幹親局
- 瀬戸デジタルタワー - 中京圏の地上デジタルテレビ放送の基幹親局