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中野渡詔子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
中野渡 詔子
なかのわたり のりこ
生年月日 (1970-12-11) 1970年12月11日(54歳)
出生地 日本の旗 青森県十和田市
出身校 筑波大学第二学群生物学類卒業
筑波大学大学院医科学研究科修士課程修了
前職 情報処理会社員
所属政党民主党→)
国民の生活が第一→)
日本未来の党→)
維新の党→)
無所属
称号 修士(医科学)(筑波大学)

選挙区 比例東北ブロック青森2区
当選回数 1回
在任期間 2009年9月11日 - 2012年11月16日
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中野渡 詔子 (なかのわたり のりこ、1970年12月11日 - )は、日本政治家。元衆議院議員(1期)。

略歴

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青森県十和田市に生まれる。1986年十和田市立三本木中学校を卒業。1989年青森県立三本木高等学校を卒業。1993年筑波大学第二学群生物学類を卒業。1995年筑波大学大学院医科学研究科修士課程を修了。1996年、株式会社コンピューターサポート入社。

2007年小沢一郎政治塾に7期生として入塾し、青森県総支部連合会副代表を経た後青森2区総支部代表に就任した。

2009年8月30日第45回衆議院議員総選挙に出馬。自由民主党江渡聡徳に22,320票差で敗れたが、比例東北ブロックで復活し、初当選した。

2012年消費増税をめぐる政局では、6月26日の衆議院本会議で行われた消費増税法案の採決で、党の賛成方針に反して反対票を投じた[1][2]。7月2日には山岡賢次らを介して離党届が提出された[3][4][5]。民主党は7月3日の常任幹事会で離党届を受理せず除籍処分とする方針を決定し[6][7][8][9][10]、7月9日の常任幹事会で正式決定した[11][12][13]

同年7月11日、国民の生活が第一の結党に参加した。その後、日本未来の党に入党した。同年12月16日第46回衆議院議員総選挙で再選を目指すも再び江渡聡徳に敗れ、比例復活も叶わず落選した。

2014年11月に維新の党が翌月の第47回衆議院議員総選挙に向けて発表した第一次公認候補者名簿に登載された(選挙区は従来と同じ青森2区)[14]。同年12月14日第47回衆議院議員総選挙で国政復帰を目指すも再び江渡聡徳に敗れ、比例復活も叶わず落選した。

2015年4月の青森県議会議員選挙に十和田市選挙区から無所属で立候補したが、落選した[15]

政策

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  • 大間原子力発電所の建設に推進の立場をとり、当時所属していた日本未来の党が2022年の原発ゼロを公約に掲げていることに対しては「代替エネルギー提示が前提。安易な廃止論には進まない」と述べていた[16]
  • 選択的夫婦別姓制度導入にどちらかというと賛成[17]

脚注

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  1. ^ “反対・棄権・欠席した民主党衆院議員の顔ぶれ”. 読売新聞. (2012年6月26日). オリジナルの2012年6月29日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20120629063641/http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120626-00001155-yom-pol 
  2. ^ “<消費増税法案>民主57人反対 事実上の分裂状態に”. 毎日新聞. (2012年6月26日). オリジナルの2012年6月29日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20120629055717/http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120626-00000109-mai-pol 
  3. ^ “【民主分裂】谷亮子氏、姫井由美子氏、青木愛氏…山岡賢次民主副代表提出の離党届議員 一部は離党否定”. 産経新聞. (2012年7月2日). オリジナルの2012年7月2日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20120702121257/http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120702/stt12070213160009-n1.htm 
  4. ^ “<民主分裂>小沢元代表ら50人離党届 階、辻氏は離党せず”. 毎日新聞. (2012年7月2日). オリジナルの2012年7月4日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20120704082643/http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120702-00000030-mai-pol 
  5. ^ “離党届を提出した衆参議員一覧…小沢ガールズも”. 読売新聞. (2012年7月2日). オリジナルの2012年7月5日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20120705002041/http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120702-00000620-yom-pol 
  6. ^ “【民主分裂】一体改革関連法案をめぐる民主党の処分・措置等一覧(敬称略)”. 産経新聞. (2012年7月3日). オリジナルの2012年7月4日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20120704214346/http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120703/plc12070321090021-n1.htm 
  7. ^ “【民主分裂】離党届提出の衆院37人を除名 鳩山元首相は党員資格停止6カ月”. 産経新聞. (2012年7月3日). オリジナルの2012年7月3日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20120703102153/http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120703/plc12070315420018-n1.htm 
  8. ^ “小沢氏ら37人除籍=民主処分、鳩山氏は資格停止6カ月―離党組減り衆参49人”. Yahoo!ニュース. 時事通信. (2012年7月3日). オリジナルの2012年7月6日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20120706051520/http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120703-00000085-jij-pol 
  9. ^ “民主党:小沢元代表ら衆院37人除名、鳩山氏党員資格停止”. 毎日新聞. (2012年7月3日). オリジナルの2012年7月5日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20120705212346/http://mainichi.jp/select/news/20120703k0000e010209000c.html 
  10. ^ “小沢氏ら37人除名処分へ 鳩山氏は党員資格停止6カ月”. 朝日新聞. (2012年7月4日). オリジナルの2013年4月24日時点におけるアーカイブ。. https://archive.fo/FdGKU 
  11. ^ “鳩山氏は資格停止3カ月=小沢氏らの除籍決定―民主”. Yahoo!ニュース. 時事通信. (2012年7月9日). オリジナルの2012年7月12日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20120712005450/http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120709-00000114-jij-pol 
  12. ^ “鳩山元首相、党員資格停止3カ月に短縮 小沢元代表ら37人除籍処分は原案通り 民主党臨時常任幹事会”. 産経新聞. (2012年7月9日). オリジナルの2012年7月9日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20120709140751/http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120709/stt12070921200005-n1.htm 
  13. ^ “民主:鳩山元首相の処分半減 増税法案反対で”. 毎日新聞. (2012年7月9日). オリジナルの2012年8月7日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20120807002014/http://mainichi.jp/select/news/20120710k0000m010062000c.html 
  14. ^ 第47回衆議院議員総選挙第1次公認候補予定者発表のお知らせ|維新の党
  15. ^ 開票結果-道府県議選・青森県【統一地方選2015】:読売新聞
  16. ^ “2012衆院選:TPP、原発巡り論戦 1、2区で候補予定者が公開討論会 /青森”. 毎日新聞. (2012年12月2日). オリジナルの2012年12月8日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20121208033106/http://mainichi.jp/area/aomori/news/20121202ddlk02010030000c.html 
  17. ^ 朝日新聞、2014年衆院選、朝日・東大谷口研究室共同調査、2014年。

関連項目

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外部リンク

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