五月千和加
五月千和加(さつき せんわか)は、日本で活動する日本舞踊家。日本舞踊の五月流三代目家元[1][2]。
来歴
[編集]生い立ち
1992年1月30日、東京都に長女として生まれる。
祖母が坂東流から暖簾分けをし五月流を創流。母は二代目五月千介。2歳上に兄がいる。父は歌舞伎・日本舞踊を専門とした舞台大道具・小道具の会社を経営している。
初舞台
2歳の時、東京・国立大劇場にて五月光(さつき ひかる)として初舞台。金太郎・チューリップを披露。
幼稚園・小学校
生まれた時から日本舞踊の稽古をさせられていたため当時の師匠であった五月千王の自宅近くの聖学院幼稚園・小学校へ通う。下校後は毎日祖母の家へ行き稽古をしていた。
三代目襲名
9歳の時、東京・歌舞伎座にて五月流三代目を襲名した。日本舞踊最高峰と呼ばれる【京鹿子娘道成寺】を披露。
中学・高校
勉学も必要であると考えた母の勧めで中学受験をし跡見学園へ入学。部活へは入らずに学問と日本舞踊の両立の日々を送る。下校後は、日本舞踊はじめ三味線や唄などの習い事へと通う。
弟子入り
高校1年生の時に、日本五代流派の一つである坂東流の重鎮、坂東勝友師に弟子入りをし、日本舞踊を含め奉公に通った。
五月千和加を継承
17歳の時、国立小劇場にて単独公演を成功させ五月千和加を継承。
結婚・離婚
21歳の時に邦楽の太夫と結婚したがその後離婚。
家元を襲名
2013年4月、国立大劇場二日間公演にて五月流家元を襲名した[2]。
芸能事務所に所属
2017年2月、TVに出演した際にスカウトされ、現在所属している芸能事務所(apエンタテインメント)に所属。長い赤髪をトレードマークとし、見た目の派手さと職業のギャップでメディア活動を始める。
再婚・出産
2020年コロナ禍で16歳年上の一般人と結婚。翌年5月に第一子である長女を出産。2022年10月に第二子である長男を出産。
離婚
2023年12月、離婚しシングルマザーとなる。
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ “五月千和加のプロフィール・画像・写真”. WEBザテレビジョン. 2024年11月29日閲覧。
- ^ a b “出雲阿国の再来?ギャル家元「五月千和加」”. ワゴコロ. 2024年11月29日閲覧。