仁義ストーム The Arcade
『仁義ストーム The Arcade』(じんぎストーム ジ アーケード)は、アトラティーバ・ジャパンが開発した3D格闘ゲーム。
概要
[編集]システムは『バーチャファイター』シリーズなどに見られる、パンチ・キック・ガードの3ボタン方式を採用。ガードシステムが特殊で、効果の異なる3種類のガードが存在する。元々は開発中止となったサミーのATOMISWAVE用タイトル『フォースファイブ』のシステムをベースとしている。本作のプレイヤーキャラ(中ボスを除く)にはヒロインがおり、各ヒロインと中ボスは各キャラごとに担当イラストレーターが個別に起用されている。
ロケテスト当初は脱衣システム(後述)が搭載されていたが、諸事情により製品版である「The Arcade」では脱衣要素が全面的に削除される事となった。その影響か基板出荷本数も少なく、稼動店舗はごく限られたものとなった。後にアトラティーバ・ジャパンが倒産したこともあり基板の入手は困難となっている。
登場キャラクター
[編集]プレイヤーキャラクター
[編集]パートナーの横にある()内はパートナーの担当イラストレーター。
- 山内荒志
- パートナーは、妹の山内ひろみ(たっくん)。
- チャド・アピッコロ
- パートナーは、クリスティ(ことみようじ)。
- パオロ・クーゼ
- パートナーは、ピア・クーゼ(統月剛)。
- 西岡義一
- パートナーは、佐倉万智(及川雅史)。
- 池上龍也
- パートナーは、不死蝶のレイカ(内藤隆)。
- ランディ市原
- パートナーは、後輩の香咲春華(かどつかさ)。
- Dr.ダロ
- パートナーは、ルクミニ・パテル(Ein/あいん)。
- シュペリ・イノウェイ
- パートナーは、アルレット・ラボリ(剣康之)。
- 中井牙門
- パートナーは、南海碧(赤賀博隆)。パートナーの中では唯一の男性。
中ボス
[編集]隠しコマンドを入力すればプレイヤーキャラとして使用可能。パートナーはいない。()内は担当イラストレーター。
ボス
[編集]幻となった脱衣システム
[編集]勝利評価により相手のパートナーを文字通り脱衣させるシステムで、最大の売りとされていた。CPU戦、対戦の試合内容によって脱衣ポイントが加算され、脱衣ポイントが多く加算される事により、相手パートナーを脱衣させる事が出来る。最大脱衣レベルは5だった模様で、各段階の脱衣のイラストも用意されていた。
当初のコンセプトも「男を殴って女を脱がす! 掟破りの脱衣格闘ゲーム登場!」というストレートなもので、18歳以上推奨となっていた。しかし結局製品版は全年齢対象となり、脱衣システムはなくなった。
情報誌『月刊アルカディア』でのインタビューでは「脱衣マージャンのように片隅においてもらえば」とコメントを残していた。
脚注
[編集]外部リンク
[編集]- 旧仁義ストーム公式サイト(現在は表示できない)
- 現公式サイト(現在は表示できない)