伊藤安男
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伊藤 安男(いとう やすお、1929年11月21日 - 2015年10月8日[1])は、日本の地理学者(歴史地理学)。
略歴
[編集]名古屋市熱田区生まれ。1952年立命館大学文学部地理学科卒業。1954年岐阜県立海津高等学校(現岐阜県立海津明誠高等学校)教諭、1969年岐阜県立大垣北高等学校教諭(地理)、1976年岐阜経済大学講師、1982年花園大学文学部史学科教授。1995年「治水思想の風土 近世から現代へ」で立命館大博士(文学)。2000年定年、花園大学名誉教授。岐阜地理学会会長。輪中研究で知られる。日本地理学会賞、地方文化功労者文部科学大臣表彰などを受けた。[2]
著書
[編集]- 『治水思想の風土 近世から現代へ』(古今書院) 1994
- 『台風と高潮災害 伊勢湾台風』(古今書院、シリーズ繰り返す自然災害を知る・防ぐ) 2009
- 『洪水と人間 その相剋の歴史』(古今書院) 2010
共著編 著
[編集]- 『日本の歴史地理10 輪中 洪水と人間 その相剋の歴史』(青木伸好共著、学生社) 1979
- 『岐阜県地埋あるき』(今井春昭, 新谷一男, 岸本雅行, 杉山仁共著、大衆書房) 1986
- 『長良川をあるく』(編著、中央出版) 1991
- 『変容する輪中』(編著、古今書院) 1996
- 『地図で読む岐阜 飛山濃水の風土』(編著、古今書院) 1999