信濃ワイン
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種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
日本 〒399-6462 長野県塩尻市洗馬783 |
設立 | 1916年(大正5年) |
業種 | 食料品 |
法人番号 | 3100001015620 |
事業内容 |
果実酒の醸造及び販売 特産品の販売 |
代表者 | 代表取締役 塩原悟文 |
外部リンク |
www |
信濃ワイン株式会社(しなのワイン、英: SINANO WINE CO., LTD.)は、長野県塩尻市大字洗馬にあるワインメーカーである。
概要
[編集]1916年(大正5年)、初代の塩原兼一が長野県塩尻市桔梗ヶ原の農園でブドウを栽培したのが始まり。二代目の塩原武雄がジュースとワインを製造、生ブドウの出荷を行いながら、東京や名古屋などに販路を拡大した。1955年(昭和30年)頃から、国産100%ジュースの製造を始めた。その後、三代目の塩原博太は、ワインの醸造を開始するとともに、見学が出来るワイナリーを建設した。現在の四代目塩原悟文は、東京農業大学農学部醸造学科を卒業後、ミシガン州立大学に留学、ブドウ園芸学・醸造学・発酵工学などを学んだ。帰国後、地元塩尻でワインを造っている[1]。
塩原悟文は、中信地方のワイナリーで作る中信葡萄加工事業協同組合の理事長を務め、エノログ(Enologue 醸造技術管理士)[2]として後進の指導に当たっている[1][注 1]。
沿革
[編集]- 1916年(大正5年) - 初代の塩原兼一は、塩尻市桔梗ヶ原でブドウの栽培を始める。
- 1955年(昭和30年)頃 - 二代目の塩原武雄は、ジュースとワインの製造を始める。
- 年代不詳 - 三代目の塩原博太は、ワインの醸造を始め、ワイナリーを建設した。
- 2017年(平成29年) - 現在、四代目の塩原悟文は、中信葡萄加工事業協同組合の理事長を務めている[1]。
利用情報
[編集]- 営業時間 - 年中無休、午前8時30分 - 午後5時、但し 1月1日 - 3日 休日
- 工場見学 - 可能 無料、団体(10名以上)地下セラー他にて、説明付きのワインも試飲付(9月・10月は事前予約必要)
- 試飲 - ワイン(無料、有料)、ブランデー(有料)[3]
受賞歴
[編集]- 「日本ワインコンクール(Japan Wine Competition)」[4]
- 第4回 2006年(平成18年)金賞受賞[5]
- 欧州系・赤、最優秀カテゴリー賞「信濃 樽熟 メルロー 2004」
交通アクセス
[編集]参考文献
[編集]- 塩尻市誌編纂委員会編『塩尻市誌 別冊 塩尻市の年表 集落の歴史・索引』1995年6月30日
- 『信州造り酒屋の逸品 旨し酒・こだわりの酒 厳選130本』「『メルロ』信濃ワイン」アース工房、2000年6月
- 山本博著『日本のワイン 本格的ワイン造りに挑んだ全国のワイナリー』「信濃ワイン」早川書房、2003年7月
- 『食品メーカー総覧 : 全国の食品メーカー関連企業を網羅 2009年版』「信濃ワイン(株)(塩尻市)」523頁、日本食糧新聞社、2008年10月
- 塩尻市産業振興事業部ブランド観光商工課『VIN VOYAGE SHIOJIRI 塩尻生まれ 世界品質ワイン』「信濃ワイン」2015年6月
- ワインツーリズム監修『甲州・信州のちいさなワイナリーめぐり』「信濃ワイン」2015年11月
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c “信濃ワインについて”. 信濃ワイン. 2017年10月20日閲覧。
- ^ “エノログ部会について”. 一般社団法人 葡萄酒技術研究会. 2017年10月20日閲覧。
- ^ a b “会社概要”. 信濃ワイン. 2017年10月20日閲覧。
- ^ 「日本ワインコンクール(Japan Wine Competition)」2023年8月11日閲覧
- ^ Japan Wine Competition(日本ワインコンクール)2006 授賞ワインリスト日本ワインコンクール、2023年8月12日閲覧