全日本スプリントスピードスケート選手権大会
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(全日本スプリント選手権から転送)
全日本スプリントスピードスケート選手権大会(ぜんにほんすぷりんとすぴーどすけーとせんしゅけんたいかい)は、2018年まで毎年12月に2日間にわたって開催されたスピードスケートの国内大会である。開催地は持ち回り。
概要
[編集]男女とも、500mと1000mを2回ずつ滑り、それぞれの走破タイムを得点化し、4レースの合計得点で総合優勝を争う。その際、500mはタイムがそのまま得点に、1000mはタイム÷2が得点として加算されていき、得点が少ないほど上位となる。
最多総合優勝は、男子が清水宏保の7回、女子が橋本聖子の10回。
オリンピック及び世界スプリント選手権、さらにISUワールドカップ後半戦の日本代表選考会を兼ねて行われる大会であり、2003年で30回となった。長くTBSが放映権を持ち「TBS杯」の呼称でも親しまれてきたが、第30回大会よりフジテレビに放映権が移った。
主催は公益財団法人日本スケート連盟である[1]。
2019年6月19日に開催された日本スケート連盟理事会で2019/2020年シーズンより全日本スピードスケート選手権大会と統合されることになり、2019年よりスプリント選手権部門として開催された。
歴代開催地および男女総合優勝者
[編集]回 | 年 | 開催地 | 男子選手(所属) | 得点 | 女子選手(所属) | 得点 |
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1 | 岩手県・盛岡市 | 平手則男(三協精機) | 163.400 | 長屋真紀子(三協精機) | 182.900 | |
2 | 山梨県・富士吉田市 | 鈴木正樹(王子製紙) | 160.500 | 長屋真紀子(三協精機)(2) | 178.650 | |
3 | 長野県・軽井沢町 | 大山三喜雄(王子製紙) | 162.000 | 長屋真紀子(三協精機)(3) | 179.750 | |
4 | 岩手県・盛岡市 | 大山三喜雄(王子製紙)(2) | 161.855 | 長屋真紀子(三協精機)(4) | 183.790 | |
5 | 長野県・松本市 | 市村和昭(明治大学) | 155.770 | 長屋真紀子(三協精機)(5) | 172.985 | |
6 | 青森県・八戸市 | 市村和昭(明治大学)(2) | 160.535 | 長屋真紀子(三協精機)(6) | 179.850 | |
7 | 岩手県・盛岡市 | 黒岩彰(専修大学) | 157.385 | 黒岩美智子(西武鉄道) | 179.020 | |
8 | 長野県・軽井沢町 | 浜谷公宏(専修大学) | 155.995 | 橋本聖子(駒大苫小牧高校) | 173.705 | |
9 | 群馬県・伊香保町 | 黒岩彰(専修大学)(2) | 153.545 | 渡辺優子(中京短期大学) | 173.560 | |
10 | 岩手県・盛岡市 | 黒岩彰(専修大学)(3) | 154.760 | 橋本聖子(富士急行)(2) | 173.295 | |
11 | 長野県・軽井沢町 | 三谷幸宏(白樺学園高校) | 154.995 | 橋本聖子(富士急行)(3) | 168.570 | |
12 | 長野県・軽井沢町 | 黒岩彰(国土計画)(4) | 150.845 | 橋本聖子(富士急行)(4) | 164.780 | |
13 | 岩手県・盛岡市 | 三谷幸宏(法政大学) | 156.015 | 橋本聖子(富士急行)(5) | 173.180 | |
14 | 山梨県・富士吉田市 | 森山秀美(日本大学) | 153.450 | 橋本聖子(富士急行)(6) | 164.800 | |
15 | 北海道・釧路市 | 黒岩康志(国土計画) | 158.020 | 橋本聖子(富士急行)(7) | 171.920 | |
16 | 群馬県・伊香保町 | 宮部保範(慶應義塾大学) | 152.025 | 橋本聖子(富士急行)(8) | 164.190 | |
17 | 青森県・八戸市 | 宮部保範(慶應義塾大学)(2) | 152.250 | 橋本聖子(富士急行)(9) | 167.395 | |
18 | 山梨県・富士吉田市 | 宮部行範(三協精機) | 150.135 | 橋本聖子(富士急行)(10) | 166.380 | |
19 | 群馬県・伊香保町 | 宮部保範(王子製紙)(3) | 151.620 | 楠瀬志保(佐田建設) | 168.040 | |
20 | 長野県・軽井沢町 | 清水宏保(日本大学) | 149.985 | 島崎京子(三協精機) | 167.210 | |
21 | 長野県・岡谷市 | 宮部行範(三協精機)(2) | 150.150 | 島崎京子(三協精機)(2) | 165.825 | |
22 | 北海道・帯広市 | 宮部保範(新王子製紙)(4) | 151.275 | 島崎京子(三協精機)(3) | 169.405 | |
23 | 長野県・長野市 | 堀井学(王子製紙) | 146.305 | 岡崎朋美(富士急行) | 162.300 | |
24 | 長野県・長野市 | 清水宏保(三協精機)(2) | 144.935 | 岡崎朋美(富士急行)(2) | 157.800 | |
25 | 1998 | 長野県・岡谷市 | 清水宏保(NEC)(3) | 146.225 | 三宮恵利子(富士急行) | 159.820 |
26 | 1999 | 山梨県・富士吉田市 | 清水宏保(NEC)(4) | 143.325 | 三宮恵利子(富士急行)(2) | 159.390 |
27 | 2000 | 北海道・釧路市 | 清水宏保(NEC)(5) | 146.350 | 三宮恵利子(富士急行)(3) | 159.060 |
28[2] | 2001 | 長野県・長野市 | 武田豊樹(SHI) | 142.235 | 外ノ池亜希(アルピコ) | 155.585 |
29[3] | 2002 | 北海道・札幌市 | 清水宏保(NEC)(6) | 147.035 | 外ノ池亜希(アルピコ)(2) | 162.750 |
30[4] | 2003 | 栃木県・日光市 | 清水宏保(NEC)(7) | 145.055 | 新谷志保美(竹村製作所) | 158.985 |
31[5] | 2004 | 長野県・茅野市 | 小林正暢(山形県体育協会) | 144.180 | 吉井小百合(日本電産三協精機) | 157.945 |
32[6] | 2005 | 長野県・長野市 | 長島圭一郎(日本電産サンキョー) | 141.985 | 吉井小百合(日本電産サンキョー)(2) | 155.030 |
33[7] | 2006 | 北海道・帯広市 | 長島圭一郎(日本電産サンキョー)(2) | 145.585 | 岡崎朋美(富士急行)(3) | 162.355 |
34[8] | 2007 | 北海道・釧路市 | 加藤条治(日本電産サンキョー) | 144.730 | 吉井小百合(日本電産サンキョー)(3) | 160.575 |
35[9] | 2008 | 山梨県・富士吉田市 | 長島圭一郎(日本電産サンキョー)(3) | 142.525 | 新谷志保美(竹村製作所)(2) | 159.210 |
36[10] | 2010 | 岩手県・盛岡市 | 羽賀亮平(日本大学) | 145.970 | 小平奈緒(相澤病院) | 160.230 |
37[11] | 2011 | 北海道・帯広市 | 加藤条治(日本電産サンキョー)(2) | 142.225 | 小平奈緒(相澤病院)(2) | 154.285 |
38[12] | 2012 | 北海道・釧路市 | 羽賀亮平(日本電産サンキョー)(2) | 146.760 | 小平奈緒(相澤病院)(3) | 158.445 |
39 | 2014 | 長野県・長野市 | 中村駿佑(法政大学) | 142.155 | 小平奈緒(相澤病院)(4) | 152.645 |
40 | 2015 | 北海道・帯広市 | 大和田司(味のちぬや) | 142.030 | 髙木美帆(日本体育大学) | 153.180 |
41 | 2016 | 長野県・長野市 | 長谷川翼(日本電産サンキョー) | 140.810 | 小平奈緒(相澤病院)(5) | 151.595 |
42[13] | 2018 | 北海道・帯広市 | 新濱立也(高崎健大) | 138.735 | 小平奈緒(相澤病院)(6) | 150.315 |
第87回全日本スピードスケート選手権大会と統合(スプリント選手権部門)として開催 | ||||||
87 | 2019 | 北海道・帯広市 | 松井大和(日本大学) | 139.450 | 髙木美帆(日本体育大学)(2) | 149.705 |
88 | 2020 | コロナ禍で距離別のみの開催 | ||||
2021 | 北京オリンピックスピードスケート日本代表選手選考競技会 | |||||
90 | 2022 | 距離別のみの開催 | ||||
91 | 2023 | 北海道・帯広市 | 新濱立也(高崎健大)(2) | 138.580 | 髙木美帆(TOKIOインカラミ)(3) | 150.425 |
脚注
[編集]- ^ “大会要項” (PDF). 日本スケート連盟 (2012年9月20日). 2012年12月29日閲覧。
- ^ “TBS杯 第28回全日本スプリントスピードスケート選手権大会”. 日本スケート連盟. 2012年12月29日閲覧。
- ^ “TBS杯第29回全日本スプリントスピードスケート選手権大会”. 日本スケート連盟. 2012年12月29日閲覧。
- ^ “第30回全日本スプリントスピードスケート選手権大会”. 日本スケート連盟. 2012年12月29日閲覧。
- ^ “第31回全日本スプリントスピードスケート選手権大会”. 日本スケート連盟. 2012年12月29日閲覧。
- ^ “第32回全日本スプリントスピードスケート選手権大会”. 日本スケート連盟. 2012年12月29日閲覧。
- ^ “第33回全日本スプリントスピードスケート選手権大会”. 日本スケート連盟. 2012年12月29日閲覧。
- ^ “第34回全日本スプリントスピードスケート選手権大会”. 日本スケート連盟. 2012年12月29日閲覧。
- ^ “第35回全日本スプリントスピードスケート選手権大会”. 日本スケート連盟. 2012年12月29日閲覧。
- ^ “第36回全日本スプリントスピードスケート選手権大会”. 日本スケート連盟. 2012年12月29日閲覧。
- ^ “第37回全日本スプリントスケート選手権大会”. 日本スケート連盟. 2012年12月29日閲覧。
- ^ “第38回全日本スプリントスピードスケート選手権大会”. 日本スケート連盟. 2012年12月29日閲覧。
- ^ “第42回全日本スプリントスピードスケート選手権大会”. 日本スケート連盟. 2021年4月27日閲覧。