インビジ
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(利用者:立松懐之/下書き1から転送)
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | 非上場 |
本社所在地 |
日本 〒810-0004 福岡県福岡市中央区渡辺通5丁目1-26 アロービル203 |
設立 | 2001年11月 |
業種 | サービス業 |
法人番号 | 7290002024895 |
事業内容 | サウンドデザイン・楽曲制作・アートインスタレーション・インタラクティブデザイン・映像制作・サウンドブランディング |
代表者 | 代表取締役 松尾 謙二郎 |
資本金 | 300万円 |
関係する人物 | 中村優一(創立メンバー) |
外部リンク | https://invisi.jp/ |
特記事項:2021年4月現在 |
株式会社インビジ(invisi Ltd.)は、福岡県福岡市に本社を置く、音を中心とした制作チーム[1][2]である。
概要
[編集]1998年からメディアアート作品を作り続けていた松尾謙二郎のアートプロジェクトを母体とし、2001年に松尾と中村優一が福岡にて有限会社インビジブル・デザインズ・ラボを設立。
音と音楽に特化したクリエイティブチームとして「見えないものこそ大切だ」を信条[3]に、広告プランニング、コンサルティング、空間演出、音楽制作、アートインスタレーションといったクリエイティブを手がける。
設立時から大手家電メーカー数社のサウンドデザインやサウンドコンサルを行っていたこともあり、インターフェースと音の関係性に造詣が深い。
2011年にinvisiDIRを立ち上げ、アートプロジェクトやオリジナルコンテンツの積極的な開発を進める。
2020年に株式会社インビジに組織変更[4]。福岡と東京を拠点に活動を行う。
東京藝術大学発のベンチャー、株式会社cotonは兄弟会社。
2021年に音によるAI映像マッシュアップアプリ「beatcamera」を株式会社coton、株式会社Starryworksとともに開発、事業化。
主な活動
[編集]- 2007年 - 福岡ソフトバンクホークス "ベースボールスパーリング篇” [TVCM] 音楽を担当
- 2010年 - イッセイミヤケパリ本店にてK-NARFとともにインスタレーション発表
- 2011年 - 「森の木琴」プロデュースとサウンドデザインを担当
- 2012年 - NHK Eテレ テクネ音楽プロデュース[注釈 1]
- 2013年 - ロボットによる3ピースバンド「Z-MACHINES」を開発(メディア芸術祭エンターテインメント部門審査委員会推薦作品[5])。翌年にスクエアプッシャーとの共作「Music For Robots」をリリース[6]
- 2013年 - 「東京2020国際招致PRフィルム Tokyo2020 “Tomorrow begins”」音楽を担当[7]
- 2014年 - 手や腕を使わず目線でピアノを演奏するプロジェクト「Eye Play The Piano」に参加
- 2014年 - AGF(味の素ゼネラルフーズ)「Music of THE TRIPLE」の3倍高密ピアノをプロデュース
- 2014年 - 九州朝日放送創立60周年記念事業「UBUGOEプロジェクト」楽曲製作
- 2015年 - 音楽だけでなく香りを奏でる「パヒューマリー・オルガン」制作 ICC 《パフューマリー・オルガン》[8]
- 2015年 - KAMRA「Deja vu」リリース[注釈 2]
- 2016年 - Audi TT TV-CM 音楽を担当
- 2016年 - ISSEY MIYAKE 132 5. PR音楽を担当
- 2017年 - 卓球メーカーVICTASのプロモーションムービー『I AM NEXT』の楽曲を担当
- 2017年 - アートユニット「dir_」による作品『KO-TONE SPIRAL XYLOPHONE』が六本木CLEAR EDITION & GALLERYにて展示
- 2018年 - 「井上涼展 夏休み おばけびじゅチュ館」のNHK Eテレ番組「びじゅチューン!」に関する展示(一部)を企画・制作
- 2018年 - 恵比寿映像祭 オフサイト展示 invisible designs lab.《予言》発表[9]
- 2018年 - STARFLYER 機内音楽プログラム「Star Chorus」を制作
- 2019年 - POLA VOICE MAKE UP SPERES 製作を担当
- 2019年 - 田崎真珠銀座本店の《The Castle of Symphony 》を制作
- 2019年 - SONY So-net Web PR 楽曲製作
- 2019年 - KONAMI 実況パワフルプロ野球 OP 楽曲製作
- 2019年 - 関門海峡ミュージアム 施設内コンテンツサウンドデザインを担当
- 2019年 - POLA Voice Makeup Spheres 企画製作[10]
- 2020年 - 原宿駅商業施設「WITH HARAJUKU(ウィズ原宿)」の資生堂「Beauty Square」のサウンドスペースデザインを担当
- 2020年 - ソフトバンク「5Gバーチャル大合唱」 「嵐」と共にバーチャルで合唱に参加できるプロジェクトの合唱音声処理ディレクションを担当
- 2020年 - ウィズ原宿 SHISEIDOビューティ・スクエア サウンドスペースデザインを担当
- 2020年 - SHISEIDO グローバル フラッグシップ ストア サウンドスペースデザインを担当[11]
- 2020年 - トヨペット "Sound of Harrier" PR動画音楽を担当
- 2020年 - 貝印 KAI EDGE MUSIUM サウンドデザインを担当
- 2020年 - 空間音響セクション LMSを立ち上げ、マルチ音響、立体音響、建築音響など空間演出や音響技術へ参画を行い、公共空間、商業空間をはじめ、従来積極的な音活用が行われていなかった病院や学校などへの音活用を推進
- 2021年 - アミュプラザくまもと「冒険しよう。AMUventure.」楽曲製作を担当
受賞歴
[編集]- 2007年 - 47th ACC CMフェスティバル 金賞受賞 [12] - 受賞作「福岡ソフトバンクホークス ベースボール・スパーリング」
- 2011年 - カンヌ国際広告祭 フィルムクラフト部門/サイバー部門 金賞受賞[13][14]・グッドデザイン賞 金賞受賞[15] ・51st ACC CMフェスティバル 金賞受賞[16] - 受賞作 「森の木琴」
- 2013年 - スパイクスアジア広告祭 ダイレクト部門 ユーズオブメディア・アンビエント/オルタナティヴメディア 金賞受賞[17] - 受賞作「ZIMA Z-MACHINES」
- 2016年 - カンヌ国際広告祭 デジタルクラフト部門 BRONZE受賞[18]・コードアワード グッド・クラフト受賞[19] - 受賞作「DEJA VU」KAMRA
- 2017年 - CICLOPE FESTIVAL Original Music部門 SILVER受賞[20] [21] - 受賞作「I AM NEXT」
- 2018年 - スパイクスアジア広告祭 ラジオ&オーディオ部門 SILVER受賞[22]・釜山国際広告祭 Digital Insights部門 Crystal受賞[23] - 受賞作「Star Chorus」
- 2019年 - New York Festivals Advertising Awards AUDIO/RADIO部門 Best Use of Medium[23][24]・アジア太平洋広告祭 オーディオ・ロータス部門 銅賞[23][25] - 受賞作「Star Chorus」
掲載
[編集]- ロボットだってミスをする:スクエアプッシャー最新作の“バックバンド”はこうつくられた[26]
- 音と音楽の拡張する可能性——サウンドデザイン[27]
- 自然がデザイナー!感動の北海道ガーデンショー[28]
- 自分と世界を再発見する、フィールドレコーディングの楽しみ方[29]
- 目の動きだけで演奏できるユニバーサル楽器「Eye Play the Piano」[30]
- 気持ち悪い=クール”を体験できる参加型MV「Deja vu」--誕生秘話を聞く[31]
- 音の役割を拡げ続けてきた音楽体験デザイン集団の20年史[32]
- VIDEO. Japon: un xylophone géant passionne les internautes[33]
- Giant handmade xylophone plays Bach in the depths of a serene Japanese forest[34]
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ “音楽制作の現場へ withコロナの新しい協働の提案 ”WeRec. (ウィーレック)” 始動”. PRTIMES. 2021年4月1日閲覧。
- ^ “ラボカフェスペシャル×featuring鉄道芸術祭 「見えない音とかたちのないアイデアを構築する/インビジブル・デザインズ・ラボ」”. 大阪大学. 2021年4月1日閲覧。
- ^ “About Us”. invisi. 2021年4月1日閲覧。
- ^ “株式会社インビジの企業情報”. カイシャリサーチ. 2021年4月1日閲覧。
- ^ 歴代受賞作品, 文化庁メディア芸術祭. “Z-MACHINES | 審査委員会推薦作品 | エンターテインメント部門 | 第17回 2013年”. 文化庁メディア芸術祭 歴代受賞作品. 2021年4月2日閲覧。
- ^ “BEATINK.COM / Squarepusher X Z-Machines:Music For Robots”. BEATINK.COM. 2021年4月2日閲覧。
- ^ “出演者:国内外の有名アーティスト/DJと共演するインビジブル・デザインズ・ラボの稲岡健が出演”. MYOJO WARAKU 2014 in TAIPEI - Jan 18, 2014 (2014年1月17日). 2021年4月29日閲覧。
- ^ “ICC | 《パフューマリー・オルガン》 (2015/17)”. ICC. 2021年4月1日閲覧。
- ^ “invisible designs lab.《予言》”. 恵比寿映像祭. 2021年4月1日閲覧。
- ^ “POLA | Voice Makeup Spheres”. IWATA SOUND DESIGN. 2021年4月29日閲覧。
- ^ “SHISEIDO GLOBAL FLAGSHIP STORE | PROJECTS”. Qosmo - Computational Creativity and Beyond. 2021年4月29日閲覧。
- ^ “2007 47th ACC CM FESTIVAL 入賞作品リスト”. 全日本シーエム放送連盟. 2021年4月1日閲覧。
- ^ “Cannes Lions Daily 2011 issue 5” (英語). Boutique Editions. p. 47. 2021年4月1日閲覧。
- ^ “森の木琴が金賞受賞しました”. 木の家づくりネットワーク. 2021年4月1日閲覧。
- ^ “木琴 [「森の木琴」 | 受賞対象一覧 | Good Design Award]”. グッドデザイン賞. 2021年4月1日閲覧。
- ^ “2011 51st ACC CM FESTIVAL 入賞作品発表”. 全日本シーエム放送連盟. 2021年4月1日閲覧。
- ^ “Gold Spike” (英語). Spikes Asia. 2021年4月1日閲覧。
- ^ “カンヌライオンズ受賞速報:アウトドア部門、クリエイティブエフェクティブネス部門、PR部門、デジタルクラフト部門受賞作発表”. AdverTimes(アドタイ). 2021年4月1日閲覧。
- ^ “コードアワード 2016 受賞作品一覧”. コードアワード. 2021年4月1日閲覧。
- ^ “VICTAS|I AM NEXT”. invisi. 2021年4月1日閲覧。
- ^ “「CICLOPE Festival 2017」 Original Music部門にてシルバー賞を受賞いたしました。”. EPOCH. 2021年4月1日閲覧。
- ^ “Silver Spike” (英語). Spikes Asia. 2021年4月1日閲覧。
- ^ a b c “スターフライヤー機内音楽プログラム Star Chorus”. MontBlanc Pictures. 2021年4月1日閲覧。
- ^ “Winners Gallery” (英語). New York Festivals Advertising Awards. 2021年4月1日閲覧。
- ^ “博報堂グループ、第22回アジア太平洋広告祭にてロータス・ルーツ1、金7、銀10、銅9を受賞 |ニュースリリース|博報堂 HAKUHODO Inc.”. 博報堂 HAKUHODO Inc.. 2021年4月2日閲覧。
- ^ “ロボットだってミスをする:スクエアプッシャー最新作の“バックバンド”はこうつくられた”. WIRED.jp. 2021年4月2日閲覧。
- ^ BAPA. “音と音楽の拡張する可能性――サウンドデザイン | 教えて、バパ。 | BAPA”. cakes(ケイクス). 2021年4月2日閲覧。
- ^ “<画像3 / 11>自然がデザイナー!感動の北海道ガーデンショー|ウォーカープラス”. ウォーカープラス(Walkerplus). 2021年4月2日閲覧。
- ^ “自分と世界を再発見する、フィールドレコーディングの楽しみ方”. CINRA.NET. 2021年4月2日閲覧。
- ^ “目の動きだけで演奏できるユニバーサル楽器「Eye Play the Piano」”. CNET Japan (2016年5月24日). 2021年4月2日閲覧。
- ^ ““気持ち悪い=クール”を体験できる参加型MV「Deja vu」--誕生秘話を聞く”. CNET Japan (2017年4月4日). 2021年4月2日閲覧。
- ^ “音の役割を拡げ続けてきた音楽体験デザイン集団の20年史 - POSTAD”. POSTAD 実体験が、原動力。. 2021年4月2日閲覧。
- ^ “VIDEO. Japon : un xylophone géant passionne les internautes” (フランス語). Franceinfo (2020年12月22日). 2021年4月2日閲覧。
- ^ “Giant handmade xylophone plays Bach in the depths of a serene Japanese forest” (英語). Classic FM. 2021年4月2日閲覧。