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ふじかわ こうのすけ 藤川 幸之助
国籍	日本
職業	詩人、児童文学作家、写真家、講演家
代表作	『マザー』2000年、『満月の夜、母を施設に置いて』2008年

藤川 幸之助（ふじかわ こうのすけ、1962年4月8日 - ）は、日本の詩人、児童文学作家、写真家、講演家である。

来歴

熊本県湯前町に生まれる。熊本県立熊本高校、長崎大学大学院教育学研究科修了。高校時代、谷川俊太郎氏の詩集に感銘を受け、詩作を始める。長崎県の小学校教員として生計を立てながら、ひたすら詩を書く日々を送る。２６歳の時、母親がアルツハイマー型認知症になる。父の死後、その遺言により母の介護を本格的に始めることに。24年間に及ぶ介護体験をもとに、命や認知症を題材にした作品を発表し、認知症への理解を深めるため全国各地で講演活動を行なっている。

著作

詩集・エッセイ

・エッセイ集『母はもう春を理解できない』（harunosora）2021年

・自選詩集『支える側が支えられ 生かされていく』（致知出版）2020年

・詩集『徘徊と笑うなかれ』（中央法規）2013年

・ポストカード詩集『命が命を生かす瞬間』（東本願寺出版）2013年

・詩集『手をつないで見上げた空は』（ポプラ社）2012年

・詩文集『まなざしかいご　認知症の母と言葉をこえて向かいあうとき』（中央法規）2010年

・写真詩集『この手の空っぽは きみのために　空けてある』PHP出版 2009年

・詩集『満月の夜、母を施設に置いて』対談・谷川俊太郎　絵・松尾たいこ（中央法規）2008年

・詩集『やわらかな まっすぐ』（PHP出版）�2007年

・詩集『君を失って、言葉が生まれた』（ポプラ社）�2006年

・詩集『ライスカレーと母と海』（ポプラ社）2004年

・詩集『マザー』（ポプラ社）2000年

・CD版『マザー』（ポプラ社）2000年

・『こころインデックス』（教育出版センター）1993年

絵本

・絵本 こどもにつたえる認知症⑤『じいちゃん、出発進行！』（クリエイツかもがわ）2021年

・絵本 こどもにつたえる認知症④『赤いスパゲッチ』（クリエイツかもがわ）2021年

・絵本 こどもにつたえる認知症③『一本の線をひくと』（クリエイツかもがわ）2020年

・絵本 こどもにつたえる認知症②『おじいちゃんの手帳』（クリエイツかもがわ）2020年

・絵本 こどもにつたえる認知症①『赤ちゃん キューちゃん』（クリエイツかもがわ）2020年

・絵本『大好きだよ キヨちゃん。』（クリエイツかもがわ）2006年

共著

・『人間といういのちの相(すがた)〈4〉』（東本願寺出版）天童 荒太他 2011年

・『私、バリバリの認知症です』（クリエイツかもがわ）2006年

・『長崎の童話』（リブリオ出版）

・『熊本の童話』（リブリオ出版）

作詞・作曲

・長崎市立晴海台小学校校歌・作詞・作曲

メディア（出演や作品紹介）

・2021年7月25日長崎新聞・朝刊「サンデー文化」

・2021年7月04日毎日新聞・朝刊「滝野隆浩の掃苔記」

・2020年4月19日毎日新聞「滝野隆浩の掃苔記」

・2020年4月4日朝日新聞「折々のことば」

・2019年9月21日朝日新聞「天声人語」

・2016年3月2日北海道新聞「卓上四季」

・2015年5月13日NHK・ハートネットＴＶ

　「あなたの中の私を失う時 ～認知症の母を詠む～ 詩人・藤川幸之助 」

・2014年4月20日 NBCラジオ・週間さくら町書房・作品朗読

・2013年1月13日「NHKラジオ文化講演会」で講演

・2013年11月26日西日本新聞「人の縁の物語43」

・2013年11月19日西日本新聞「人の縁の物語42」

・2013年10月29日毎日新聞（鎌田實の「さあ これからだ 66」）

・2012年12月16日NHKラジオ第１ ラジオ深夜便に出演

・2012年11月13日日本経済新聞�「 集まれ！ほっとエイジ」

・2012年11月7日毎日新聞（瀧野隆浩「発信箱」）

・2012年10月30日　日経ラジオ「集まれ！ほっとエイジ」 に出演

・2012年8月26日長崎新聞朝刊「水や空」

・�2012年10月30日～11月３日毎日新聞(5回連載）

　詩人・藤川幸之助「詩人は母の手を握り①～⑤」