利用者:Akaniji/Wikipedia:スタイルマニュアル (文献参照)
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参照文献の指し示し方には個別参照法と一括参照法があります。個別参照法(in-line citation)は個々の記述の直後に参照文献を示す方式で、秀逸な記事などに多く見られます。一括参照法は記事全体の正確性を一括して検証できる参照文献(General reference)を記事末尾に列記する方式で、スタブ記事などで用いられます[1]。一括参照法で参照文献が示されたスタブ記事を、加筆して発展させる際は、参照方式を既存の記述に対する個別参照法に切り替えて下さい。
個別参照法
[編集]文献を添えたい文や段落の直後に文献を添えます。肩番号で参照する脚注略記法と、括弧で参照する本文挿入法があります。
脚注略記法
[編集]文献を添えたい文の直後に<ref>で書誌を書き込み、脚注節で{{Reflist}}で表示させます。一度参照した文献の異なるページを再度参照する場合、書誌を参考文献節に移動し、<ref>内には 著者姓 発行年: ページ番号 のみで略記します(ハーバード方式)。英語版ではshortened footnotesと呼ばれる方法です。
例 | 入力 |
---|---|
第1段落第1文[[#a1|[1]]]。 第2段落第2文。第3文。[[#a2|[2]]] 第3段落第4文[[#a3|[3]]]。第5文[[#a3|[3]]]。 第4段落第6文[[#a4|[4]]]。第7文[[#a5|[5]]]。 脚注
参考文献
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第1段落第1文<ref>甲原一郎(2001-01-01)はじめの一歩. 第一出版, ISBN xxxxxxxxx, p. 111</ref>。 第2段落第2文。第3文。<ref>乙武二郎(2002-02-02)次の一手. 第二出版, ISBN xxxxxxxxx, p. 22</ref> 第3段落第4文<ref name="heino2003">丙野三郎(2003-03-03)三大事件. 三津学会誌(三津学会)33(3):333, doi:xxxxxxxxx<ref>。第5文<ref name="heino2003" />。 第4段落第6文<ref>丁嵐 2004: 44</ref>。第7文<:ref>丁嵐 2004: 444</ref>。 == 脚注 == {{Reflist}} == 参考文献 == * 丁嵐四郎(2004-04-04)四大文明. 第四出版, ISBN xxxxxxxxx |
ハーバード方式では著者姓と発行年で参照を行いますので、書誌情報を書く際は著者名と発行日を先頭に記述します。1箇所のみ参照される文献は、脚注に全書誌情報を記載します。文に対して文献を添える場合は、句点の直前に添えます。段落や連続する複数の文に対して文献を添える場合は、句点の直後に添えます。同一文献の同一箇所を複数回参照する場合は、name引数を利用します。同一文献の異なる箇所を参照する場合は、その文献の書誌情報は参考文献節に記載し、脚注からハーバード方式で参照します。
Harvnb・Citationテンプレートを利用した脚注略記法
Template:CitationとTemplate:Harvnbを用いることで、比較的簡単に参照・被参照間にハーバード方式のリンクを張ることができます。
本文挿入法
[編集]脚注を経由せず、本文から直接、参照文献を参照します。書誌情報は全文献、参考文献節に列記します(なお、前述の略記脚注法では重複文献のみ)。本文の参照記号には (著者姓 発行年:ページ番号等) や 著者姓(発行年:ページ番号等) を用います。英語版ではparenthtical referenceと呼ばれる方式です[2]。
Harv・Harvtxt・Citationテンプレートを利用した本文挿入法
一括参照法
[編集]「参考文献」節に書誌情報を列記するだけです。文献が3~4件以上になると本文の検証に支障をきたしますので、加筆前に既存の一括参照文献は既存の記述の個別参照文献に切り替えてください[1]。
個別参照法への切り替え例
[編集]その他
[編集]略記方法:MLA方式
[編集]略記方法は、著者姓・発行年のハーバード方式のほか、著者姓・表題で略記するMLA方式もあります。
例 | 入力 |
---|---|
第1段落第1文[[#a1|[1]]]。 第2段落第2文。第3文。[[#a2|[2]]] 第3段落第4文[[#a3|[3]]]。第5文[[#a3|[3]]]。 第4段落第6文[[#a4|[4]]]。第7文[[#a5|[5]]]。 脚注
参考文献
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第1段落第1文<ref>甲原一郎『はじめの一歩』第一出版、2001年1月1日、ISBN xxxxxxxxx、111ページ</ref>。 第2段落第2文。第3文。<ref>乙武二郎『次の一手』第二出版、2002年2月2日、ISBN xxxxxxxxx、22ページ</ref> 第3段落第4文<ref name="heino2003">丙野三郎『三大事件』三津学会誌(三津学会)33(3):333、2003年3月3日、doi:xxxxxxxxx<ref>。第5文<ref name="heino2003" />。 第4段落第6文<ref>丁嵐『四大文明』44ページ</ref>。第7文<:ref>丁嵐『四大文明』444ページ</ref>。 == 脚注 == {{Reflist}} == 参考文献 == * 丁嵐四郎『四大文明』第四出版、2004年4月4日、ISBN xxxxxxxxx |
MLA方式では著者姓と表題で参照を行いますので、書誌情報を書く際は著者名と表題を先頭に記述します。
Cite bookテンプレートのref引数を利用した脚注略記法
{{Cite book}}を用いることで、比較的簡単に参照・被参照間にMLA方式のリンクを張ることができます。
例 | 入力 |
---|---|
.... 第4段落第6文[[#a4|[4]]]。第7文[[#a5|[5]]]。 脚注 参考文献 |
.... 第4段落第6文<ref>[[#atarashi_yondai|丁嵐『四大文明』]]44ページ</ref>。第7文<:ref>[[#atarashi_yondai|丁嵐『四大文明』]]444ページ</ref>。 == 脚注 == {{Reflist}} == 参考文献 == * {{Cite book | 和書 | author = 丁嵐四郎 | title = 四大文明 | publisher = 第四出版 | year = 2004年4月4日 | isbn = xxxxxxxxx | ref = atarashi_yondai}} |
脚注
[編集]- ^ a b 文献が2~3件程度であれば記事の検証に支障はないので、一括参照法で済ませられる(en:Wikipedia:Scientific citation guidelines#When not to use in-line references)。
- ^ en:WP:CITE#Parenthetical reference