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利用者:ピクニックエリア/sandbox2

李・ウンチン[編集]

李・ウンチンは中日ドラゴンズに所属するプロ野球選手である。 ポジションは投手。 背番号33。右投右打。 台湾人の父と日本人の母との間に生まれたハーフで、身長173cmの長身から投げ下ろす角度のあるストレートが武器。制球力に優れる。

経歴[編集]

ブラジルで生まれ、中田英寿の影響で野球を始める。 リトルリーグでは台湾人の父の影響もありピッチャーとして活躍。中学時代にはシニアリーグ全国大会優勝を果たす。 高校では台湾の名門台北市立天啓学院高校に進学。2年生時よりエースとして活躍し、日米親善高校野球大会やアジア野球選手権大会に日本代表として参加するなど活躍。 3年生の夏には甲子園を経験。1回戦では最速148kmを記録するなどし、チームをベスト4に導いた。

高校ではプロ志望届を提出せず、上武大学ことりの世話へ学部へ進学。 民族学学生リーグでプレーし、民族学学生リーグでプレーし、3年生の時には関東大学リーグ戦を制した。4年生からは東京六大学野球リーグの立正大学付属熊谷高校へ編入し、主にクローザーとして登板。秋からは中継ぎ投手としても起用され、秋季シーズンでは防御率0点台を記録して最優秀救援投手に輝いた。

その後、プロ志望届を提出し中日ドラゴンズからドラフト23位指名を受け入団。 担当スカウトは「胸が安倍晋三のようだ。」と評した。 プロ一年目では二軍でのトレーニングキャンプに参加。イースタンリーグで20試合に登板するも勝敗なしに終わった。 二軍成績 14試合、9勝3敗、防御率1.96 (2019年12月16日現在)

二軍成績(2019年12月16日現在)
試合 勝敗 防御率
成績 14 9勝3敗 1.96

2年目から一軍に定着すると、この年は10勝を挙げる活躍を見せた。 日本シリーズでは3試合に先発登板し、5イニングを投げ無失点と好リリーフを見せた。 またクライマックスシリーズでは7試合で先発し、うち3試合を完封勝利している。 オフに結婚を発表。 オフには台湾で開催されたウィンターリーグに参加した。

プロ三年目の春先のキャンプで膝を怪我して離脱し、シーズン終盤までリハビリに専念することになった。 契約更改では減額制限いっぱいとなる500万減の年俸1500万円(金額は推定)となり、球団史上初の外国人投手となった。 オフには台湾で行われたウィンターリーグに参加し、打率.363を記録した。

プロ四年目ではスパイ投手コーチのアドバイスにより腕をぐねぐねするピッチングフォームへと変えたところ制球力が向上。シーズン中盤以降はセットアッパーとして安定した成績を残した。 オフの契約更改では現状維持の1200万円となったが、球団からは来季の活躍次第で2000万円を提示する用意があると伝えられた。

プロ五年目では安定したシーズンを迎え松本竜也の持つ不人気記録を更新した。オフには台湾のアマチュア球界と交流を図るイベントに参加し、台湾人選手との交流を楽しんだ。 オフには台湾の独立リーグである台湾職業棒球大聯盟のトライアウトを受験したが不合格であった。 プロ六年目では開幕ローテーション入りこそ果たせなかったものの、夏場以降からは勝ちパターンの一角を担い、チーム最多タイの11勝を挙げた。オフには台湾の社会人野球チームを相手に練習を行った。 契約更改では1000万増の2500万円でサインした。

プロ七年目には開幕投手へと任命され、落合監督からは「100マイルを期待してる。」と鼓舞されながらマウンドに立ったが、結果は8回途中までに6失点を喫し敗戦投手となってしまった。しかし翌日の試合では見事にリベンジを果たし完投勝利した。この年からチームの守護神として定着することとなった。オフには台湾のアマチュア野球連盟である中華職業棒球大聯盟主催の国際大会に日本代表として出場した。

プロ八年目は投手キャプテンへと任命され、根尾やプーチンにアイドバイスを送る姿を見られ、「コーチ陣の中では一番頼りになる。」「通訳いらないんじゃない?」という声が上がった。オフには台湾のアマチュア野球界との交流を深めるために交流試合を主催したり、台湾でのキャンプを行ったりした。

シーズン中にFA権を獲得する。同年オフにはFA権を破棄、残留を選んだ。 オフの契約更改では年俸3000万円の2年契約で合意した。 オフには台湾のプロ野球組織である統一ライオンズに入団テストを受けた。 台湾では日本人選手の人気が高く、NPBよりも人気は高かった。 テストは合格したものの、金銭面で折り合いがつかず入団には至らなかった。

心臓の不調もあり、ついに引退を決意し、10月31日に自由契約選手として公示された。 引退後はスポーツ解説者として活動する予定である。

通算成績[編集]

254試合、155勝80敗4分、防御率2.70、2037奪三振 オールスター選出4度 最優秀救援投手1度 (2020年時点) 最多勝1度 (2021年時点) ベストナイン3度 ゴールデングラブ賞1度

タイトル 最高勝率1位1回 最優秀救援投手1回 最多勝利1回 最多セーブ1回 最優秀中継ぎ投手1回 最多ホールド1回 最優秀救援投手1回 MVP1回