利用者:Tarotarotaro/クワドリウィウム
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プラトンから中世に至るまで、クワドリウィウムは、文法、論理、修辞からなるトリヴィウムに続く2番目の履修段階を構成する、代数、幾何、音楽、天文の4学科をまとめたものであった。トリヴィウムとクワドリウィウムはともに自由七科に含まれ、14世紀にペトラルカにより始められた人文学やその派生により修習の構成としては緩やかにとって代わられるまでは西欧社会のリベラルアーツ教育の基礎をなした。この7つの古典的な教養は「思索するための能力」と考えられ、医学や建築学などの実学からは区別された。
クワドリウィウムとは、ラテン語で「4つの方法」を意味し、ボエティウスにより4つの学科を指すのに用いられてきた。ボエティウスは