コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

加茂名町

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
加茂名村から転送)
かもなちょう
加茂名町
廃止日 1937年4月1日
廃止理由 新設合併
八万村加茂名町徳島市
現在の自治体 徳島市
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 四国地方
都道府県 徳島県
名東郡
市町村コード なし(導入前に廃止)
総人口 12,591
角川日本地名大辞典[1]、1937年)
隣接自治体 新居村加茂町徳島市八万村上八万村国府町
加茂名町役場
所在地 徳島県名東郡加茂名村
 庄字東分[1]・現 庄町1丁目[2] (1889–1907)
 庄字乾[1] (1907–?)
座標 北緯34度04分25秒 東経134度30分19秒 / 北緯34.07375度 東経134.50531度 / 34.07375; 134.50531座標: 北緯34度04分25秒 東経134度30分19秒 / 北緯34.07375度 東経134.50531度 / 34.07375; 134.50531
ウィキプロジェクト
テンプレートを表示

加茂名町(かもなちょう)は、徳島県名東郡にあった町。1937年徳島市へ編入された。

現在の徳島市西部に位置し、ほとんどが加茂名地区、一部が佐古地区にあたる。現在の加茂名町を含んだが、より広く、現加茂名町はその中心地から外れている。

地理

[編集]

徳島市西部、鮎喰川右岸(南東岸)に広がり、吉野川デルタの一部を占めた。さらに、眉山北西麓を経て分水嶺まで広がっていた。

現在の加茂名地区と大まかに一致する。ただしそのほか、佐古地区のかなりの部分を含み、現佐古六番町交差点より西のうち、現国道192号沿い以外を含んだ。現国道192号沿いは徳島市で、南北を加茂名町に挟まれ細長く伸びていた。当時の地名では蔵本の一部(小字川添の大半・蛇谷前・海ノ宮)、現在の佐古六番町 - 八番町のそれぞれ一部と南佐古六番町 - 八番町にあたる[2][3]

自然

[編集]

旧村・大字

[編集]

町村制以前の村、町村制下での大字、徳島市に編入直後の町、現在の町と地区。

旧村 大字 編入後の町 現在の町 現在の地区
庄村 庄町 庄町南庄町鮎喰町加茂名町 加茂名地区
島田村 島田 島田町 北島田町中島田町南島田町北矢三町の一部
東名東村 東名東 名東町 名東町
西名東村 西名東
蔵本村 蔵本 蔵本町 蔵本町蔵本元町南蔵本町
佐古の一部・南佐古の一部
佐古地区

隣接市町村

[編集]

消滅時。

歴史

[編集]

名の由来

[編集]

諸説あるが、「加茂郷」と「名方郷」の合成だとする説が最も支持されている[4]

年表

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ a b c 角川日本地名大辞典 36 徳島県』「加茂名」 角川書店 1986年 ISBN 4040013603
  2. ^ a b 徳島市史編さん室 編『徳島市史別巻 地図絵図集』「徳島県阿波国徳嶋近傍地図」徳島市 1988年
  3. ^ 徳島市史編さん室 編『徳島市史別巻 地図絵図集』「徳嶋市街地名町名図」徳島市 1988年
  4. ^ 河野幸夫『徳島 城と町まちの歴史』聚海書院 1982年

関連項目

[編集]