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諏訪三郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
半沢成二から転送)

諏訪 三郎(すわ さぶろう、1896年12月3日[1] - 1974年6月14日[1])は、日本小説家福島県安積郡赤津村(現在の郡山市湖南町)出身[1]。本名は半沢成二[1]

実家は地主だったが、父親が政治に参加して没落した[1]。苦学の末、『中央公論』の記者となり、佐藤春夫に私淑した[1]1924年横光利一川端康成らと『文藝時代』を創刊する[1]。小説『大地の朝』でベストセラー作家となった[2]

著書

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  • 『ビルヂング棲息者』金星堂 1927
  • 『就職戦線をめがけて』金星堂、1929 
  • 『官省・会社・銀行・新聞社就職試験問題集 昭和6年版』金星堂、1930 
  • 『父の肖像画 純情小説』金星堂 1936
  • 『大地の朝』大日本雄辯會講談社 1941.6
  • 『鉄の愛情』東水社 1942
  • 『家』大日本雄弁会講談社 1942
  • 『美しき山河』東光堂 1943
  • 『鬼怒十里』牧書房 1943
  • 『青春の希望』六芸社 1943
  • 『乳房』向陵書院 1946
  • 『峠の少女』むさし書房 1948
  • 『駒草物語』東方社 1950
  • 『白ばらの友情』育英出版 1950
  • 『鬼怒十里』筑波書房 1980.1 (ふるさと文庫)
  • 『大正の雑誌記者 一婦人公論記者の回想 半沢成二』中央公論社 1986.2

翻訳など

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  • 『アンクルトムの木小屋』ハリエット・ビイチャア・ストウ 南北書園 1949.11
  • 『将軍ロメルの悲劇 砂漠の鬼将軍・熱砂の秘密』欧米出版社 1952 (世界名作映画小説全集)
  • 『金色夜叉』第1巻 尾崎紅葉著 諏訪三郎訳 彩光新社 1958

脚注

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参考文献

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  • 『人間・諏訪三郎』「人間・諏訪三郎」刊行会、1987.7