大阪市南港中央野球場
大阪市南港中央野球場 Nanko Chuo Baseball Stadium | |
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施設データ | |
所在地 | 大阪府大阪市住之江区南港東8(南港中央公園内) |
座標 | 北緯34度37分47.4秒 東経135度25分56秒 / 北緯34.629833度 東経135.43222度座標: 北緯34度37分47.4秒 東経135度25分56秒 / 北緯34.629833度 東経135.43222度 |
開場 | 1995年 |
所有者 | 大阪市 |
管理・運用者 | 南港中央SAグループ 代表者:一般財団法人大阪スポーツみどり財団、構成員:イオンディライト株式会社 |
グラウンド | 内外野:ロングパイル人工芝 |
照明 |
照明塔:6基 最大照度:投捕間2000Lx 内 野 -Lx 外 野 -Lx |
収容人員 | |
10,000人 | |
グラウンドデータ | |
球場規模 |
グラウンド面積:13,800m2 両翼:98 m 中堅:122 m |
大阪市南港中央野球場(おおさかしなんこうちゅうおうやきゅうじょう)は、大阪府大阪市住之江区の南港中央公園内にある野球場。施設は大阪市が所有し、平成26年4月1日より指定管理者として南港中央SAグループ(代表者:大阪スポーツみどり財団、構成員:イオンディライト株式会社)が運営管理を行っている。
概要
[編集]1995年に竣工。建設前の計画段階(1980年代中盤)には、当時大阪スタヂアムに本拠地を置いていた南海ホークス(現在の福岡ソフトバンクホークス)の本拠地移転を視野に、3万人程度を収容できるスタンドを設ける構想があった。しかし、1988年の球団売却・移転によって、構想自体が消滅した。
その一方で、大阪市内では1990年代後半から、中心部に存在していた大阪スタヂアムや日本生命球場が再開発や老朽化などで閉鎖・解体。市内に残る屋外型の本格的な野球場は、住之江公園内の野球場など数球場にとどまっていた。このような経緯から、当球場は、後年建設された舞洲ベースボールスタジアム(舞洲スポーツアイランド)とともにアマチュア野球の公式戦を中心に使われている。その一方で、プロ野球については、一軍・二軍とも公式戦開催の実績がない。
高校野球では例年、全国高等学校野球選手権大阪大会の開催会場の一つとして使用。日本の高校球児による選抜チーム(日本代表)が出場した2015 WBSC U-18ワールドカップの期間中には、舞洲ベースボールスタジアム・豊中ローズ球場とともに、グループリーグの試合の開催会場になった。グループラウンドの上位チームを対象にした「スーパーラウンド」でも、2015年9月3日にキューバ対オーストラリア戦が開かれている。
大学野球では、関西学生野球・関西六大学野球・近畿学生野球・阪神大学野球の公式戦を随時開催している。
2019年より関西独立リーグに参加した堺シュライクスが、ホームゲームを実施している(2019年は主催22試合中最多となる15試合)[1]。2020年からは堺市の原池公園にオープンした野球場を本拠としているが、当球場での公式戦も継続されている[2]。
2019年11月から2020年3月の改修によって、透水性砂入り人工芝からロングパイル人工芝へ張替えられた[3]。
施設
[編集]- 全面:ロングパイル人工芝
- グラウンド面積:13,800m2
- 両翼:98m、中堅:122m
- 照明設備:6基(最大照度:投捕間2000Lx)
- 収容人員:10,000人(内野:ネット裏1,984人(背もたれ付きセパレート席)、一・三塁側2,314人(ベンチ席)、外野:6,000人(芝生))
- スコアボード:電光掲示板
- 打順・審判表示部は全面カラー表示が可能。なお日本宝くじ協会の助成を受けて設置した為、「宝くじからの贈り物」の表記がバックスクリーン右側にある。
交通
[編集]- Osaka Metro南港ポートタウン線・ポートタウン東駅下車後徒歩約5分
- 南海バス堺南港線・ポートタウン東停留所下車