吉田富穂
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吉田 富穂(よしだ とみほ、1915年(大正4年)4月1日 - 1991年(平成3年)12月7日[1])は、日本の農学者。農学博士(北海道大学)。元専修大学北海道短期大学学長。岩手県水沢市生まれ。1989年勲三等旭日中綬章。
来歴
[編集]- 1937年 (昭和12年)北海道帝国大学農学部卒業。航空機メーカーのエンジン設計士。
- 1944年 北海道大学農学部講師に就任。北海道大学農学部助教授や同農学部教授に就任。
- 1960年 農学博士(北海道大学)の学位を取得。学位論文の題は「動力耕耘機用鉈刄耕耘刀の形態に関する実験的研究 」[2]。
- 1978年 (昭和53年)北海道大学停年退官。同名誉教授。専修大学北海道短期大学農業機械科教授。後に、専修大学北海道短期大学学科長。
- 1986年 (昭和61年)専修大学北海道短期大学学長に就任。
- 1989年 (平成元年)専修大学北海道短期大学退職。
- 1991年 逝去。
農業機械開発研究の権威で、山田忍の後輩にあたる。同氏に引き続き専修大学北海道短期大学の発展に尽力。
受賞
[編集]- 農業機械学会学術賞(1966年)
叙勲
[編集]主要論文
[編集]- 『動力耕耘機用鉈刄耕耘刀の形態に関する実験的研究』(北海道大学農学部附属農場報告 13号, 1965年)
- 『農業機械研究の方法論』(農業機械学会誌 34巻3号, 1972年)
- 新谷憲との共同執筆『ヒマワリ油を燃料とするディーゼル機関の低温始動性の解析-1-燃焼室内に噴射された噴霧の挙動 1-3』(農業機械学会誌 47巻2-4号, 1985~1986年)
参考文献
[編集]- 専修大学の歴史編集委員会編『専修大学の歴史』(平凡社、2009年)
脚注
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