国際連合安全保障理事会決議1987
表示
(国連安保理決議1987から転送)
国際連合安全保障理事会
決議1987 | |
---|---|
日付: | 2011年6月17日 |
形式: | 安全保障理事会決議 |
会合: | 6,556回 |
コード: | S/RES/1987 |
文書: | 英語 |
| |
主な内容: | 事務総長の任命に関する勧告 |
投票結果: | 採択 |
| |
安全保障理事会(2011年時点) | |
常任理事国 | |
中国 フランス ロシア イギリス アメリカ合衆国 | |
非常任理事国 | |
ボスニア・ヘルツェゴビナ ブラジル コロンビア ドイツ ガボン | |
インド レバノン ナイジェリア ポルトガル 南アフリカ共和国 | |
| |
潘基文 |
国際連合安全保障理事会決議1987は、2011年6月17日に採択された国際連合安全保障理事会決議である。次期国際連合事務総長の任命についての検討の結果、潘基文を2012年1月1日から2016年12月31日までの任期で任命することを総会に勧告した[1]。
現職の事務総長である潘基文は、2期目に立候補することを表明し、各国はその決定を支持した[2]。潘基文が唯一の候補者であったため、ラテンアメリカ・カリブ海グループでは、潘を支持するかどうかで意見が分かれ、投票が遅れた[3][4]。また、北朝鮮からも非公式に潘の再選を支持する声が上がっていた[5]。
この決議は、喝采投票による満場一致で採択された。その後、総会で潘の任命が承認された[6]。
脚注
[編集]- ^ “Security Council recommends re-appointment of UN Secretary-General”. United Nations News Centre. (June 17, 2011)
- ^ “Ban Ki-moon wins second term as UN Secretary General”. BBC News. (June 21, 2011)
- ^ Worsnip, Patrick (June 17, 2011). “U.N. council recommends 2nd term for Ban Ki-moon”. Reuters
- ^ “UN council backs Ban Ki-moon for second term”. Dawn (Pakistan). (June 17, 2011)
- ^ Hae-in, Shin (June 20, 2011). “U.N. to reelect Ban Ki-moon as chief this week”. The Korea Herald
- ^ “General Assembly appoints Ban Ki-moon to second term as UN Secretary-General”. United Nations. (June 21, 2011)