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坂晃典

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
坂晃典
基本情報
本名 坂晃典
階級 スーパーフェザー級
身長 169cm
国籍 日本の旗 日本
誕生日 (1992-02-11) 1992年2月11日(32歳)
出身地 大阪府和泉市
スタイル オーソドックス
プロボクシング戦績
総試合数 31
勝ち 23
KO勝ち 20
敗け 8
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坂 晃典(さか こうすけ、1992年2月11日 - )は、日本プロボクサー大阪府和泉市出身。岸和田市在住[1]。第61代日本フェザー級王者。第48代日本スーパーフェザー級王者。現OPBF東洋太平洋スーパーフェザー級王者。仲里義竜ボクシングジム所属。

人物

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中学2年生からボクシングを始めた[2]

浪速高校卒業後、関西大学経済学部に入学。なお関西大学時代の同級生にボクシング世界王者拳四朗がいる[3]

来歴

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2012年3月4日のプロデビュー戦は1回KO勝ち[4]

2012年西日本フェザー級新人王として、東軍代表伊藤雅雪と対戦して5回0-3(46-49、47-48×2)の判定負けで全日本新人王獲得はならず、プロ初黒星[5]

2016年9月13日、後楽園ホールで日本スーパーバンタム級15位の中嶋孝文と対戦し、1回1分28秒TKO勝ちを収めた[6]

2017年4月23日、刈谷市産業振興センターあいおいホールで日本フェザー級王者林翔太と対戦し、3回2分50秒TKO勝ちで日本王座獲得に成功[7]

2017年12月1日に後楽園ホールで日本フェザー級7位の大橋健典と対戦し、5回3分6秒KO負けで初防衛に失敗、王座から陥落した[8]

2019年4月20日大阪府立体育会館第2競技場でジョー・ノイナイWBOアジアパシフィックスーパーフェザー級王座決定戦を行い、2回1分15秒KO負けで王座獲得に失敗した[9][10]

2019年12月7日、後楽園ホールで日本スーパーフェザー級王者末吉大と対戦し、6回1分30秒TKO勝ちを収め日本王座2階級制覇を達成した[11][12]

2021年1月22日、後楽園ホールで日本スーパーフェザー級1位の渡邉卓也と対戦し、6回2分45秒TKO勝ちを収め、初防衛に成功した[13]

2021年2月11日、国立代々木競技場で開催のチャリティーボクシングイベント『LEGEND』で元WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者・内山高志と対戦した[14]

2021年12月14日、後楽園ホールでのOPBF東洋太平洋スーパーフェザー級王座決定戦で同級3位の木村吉光と対戦し、3回27秒TKO負けで王座獲得に失敗した[15]

2022年9月17日、メルパルクホール大阪で日本スーパーフェザー級3位の奈良井翼と対戦し、6回55秒TKO勝ちを収め、2度目の防衛に成功した[16]

2023年4月1日、エディオンアリーナ大阪にて行われた「3150FIGHT SURVIVAL Vol.4」で日本スーパーフェザー級1位指名挑戦者の原優奈と対戦し、4回1分3秒TKO負けで日本王座防衛に失敗[17]

2023年12月31日、大田区総合体育館井岡一翔対ホスベル・ペレスの前座のOPBF東洋太平洋スーパーフェザー級王座決定戦で同級5位の木村吉光と再戦予定だったが、木村が前日計量の早朝に脱水症状と熱中症が原因で病院に緊急搬送され前日計量を欠席したため、試合は中止となった。

2024年2月16日、後楽園ホールでのOPBF東洋太平洋スーパーフェザー級王座決定戦で同級6位の鯉渕健と対戦し、3回途中に坂の有効打撃で鯉渕の右目上を切り裂き、5回開始直後に鯉渕の流血が激しいことからレフェリーストップとなり、5回44秒TKO勝ちを収め王座獲得に成功した[18]

2024年6月1日、後楽園ホールでOPBF東洋太平洋スーパーフェザー級タイトルマッチにて挑戦者2位の波田大和と対戦し、3回2分32秒TKO負けを喫し、王座から陥落した[19]

獲得タイトル

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戦績

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  • アマチュアボクシング - 42戦31勝11敗(17KO)
  • プロボクシング - 31戦23勝8敗(20KO)
日付 勝敗 時間 内容 対戦相手 国籍 備考
1 2012年3月4日 1R KO 西岡斗輝矢(明石) 日本の旗 日本 プロデビュー戦
2 2012年5月27日 4R 判定3-0 横川聡也(堺東ミツキ) 日本の旗 日本
3 2012年6月30日 1R KO 吉村輝(BMB) 日本の旗 日本
4 2012年8月5日 2R KO 林駿(ウォズ) 日本の旗 日本 西日本新人王獲得
5 2012年9月9日 3R TKO 伊集優裕(琉球 日本の旗 日本
6 2012年10月28日 2R TKO 堀田慧(中日) 日本の旗 日本
7 2012年12月16日 5R 判定0-3 伊藤雅雪伴流 日本の旗 日本 全日本新人王敗退
8 2013年5月26日 6R 判定3-0 杉田聖(奈良) 日本の旗 日本
9 2013年8月7日 5R 判定3-0 佐藤克哉(ドリーム 日本の旗 日本 B級トーナメント優勝
10 2014年2月1日 8R 判定0-3 濱名潤(帝拳 日本の旗 日本
11 2014年5月3日 9R TKO 大沢宏晋(大星) 日本の旗 日本
12 2014年11月9日 8R TKO 西永哲也(進光 日本の旗 日本
13 2015年4月4日 3R TKO 京口竜人(大阪帝拳) 日本の旗 日本
14 2015年10月9日 1R TKO 橋本和樹(真正 日本の旗 日本
15 2015年12月27日 4R KO エーカジャカパン・モークルンテープトンブリー タイ王国の旗 タイ
16 2016年6月5日 7R TKO バーニング石井(関門JAPAN) 日本の旗 日本
17 2016年9月13日 1R 1:28 TKO 中嶋孝文竹原慎二&畑山隆則 日本の旗 日本
18 2016年12月28日 1R KO デンヤーソー・シットクルーマック タイ王国の旗 タイ
19 2017年4月23日 3R 2:50 TKO 林翔太畑中 日本の旗 日本 日本フェザー級タイトルマッチ
20 2017年12月1日 5R 3:06 KO 大橋健典角海老宝石 日本の旗 日本 日本王座陥落
21 2018年4月30日 2R 2:15 TKO 力石政法 日本の旗 日本
22 2018年7月27日 2R 0:57 KO グステイ・エルニノ インドネシアの旗 インドネシア
23 2019年4月20日 2R 1:15 TKO ジョー・ノイナイ フィリピンの旗 フィリピン WBOアジア太平洋スーパーフェザー級王座決定戦
24 2019年9月23日 3R 2:08 TKO イサック・ジュニア インドネシアの旗 インドネシア
25 2019年12月7日 6R 1:30 TKO 末吉大(帝拳) 日本の旗 日本 日本スーパーフェザー級タイトルマッチ
26 2021年1月22日 6R 2:45 TKO 渡邉卓也(DANGANAOKI) 日本の旗 日本 日本王座防衛1
27 2021年12月14日 3R 0:27 TKO 木村吉光志成 日本の旗 日本 OPBF東洋太平洋スーパーフェザー級タイトルマッチ
28 2022年9月17日 6R 0:55 TKO 奈良井翼RK蒲田 日本の旗 日本 日本王座防衛2
29 2023年4月1日 4R 1:03 TKO 原優奈(真正) 日本の旗 日本 日本王座陥落
30 2024年2月16日 5R 0:44 TKO 鯉渕健(横浜光 日本の旗 日本 OPBF東洋太平洋スーパーフェザー級王座決定戦
31 2024年6月1日 3R 2:32 TKO 波田大和(帝拳) 日本の旗 日本 OPBF東洋太平洋王座陥落
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脚注

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  1. ^ 日本フェザー級7位 坂晃典選手、メキシコで世界ランキングに挑戦! 岸ぶら 2015年11月17日
  2. ^ ALLEZ!JAPAN Xボクシング 坂晃典 ALLEZ!JAPAN
  3. ^ 新王者の拳四朗と坂晃典、母校の関西大学で対談 Boxing News(ボクシングニュース) 2017年6月9日
  4. ^ 2012年3月試合結果 日本ボクシングコミッション
  5. ^ 全日本新人王決勝戦 ボクシングニュース「Box-on!」2012年12月16日
  6. ^ 近藤明広が11回TKO勝ち、WBOアジア王座獲得 Boxing News(ボクシングニュース)2016年9月13日
  7. ^ 坂晃典が林翔太を3回TKO、日本フェザー級新王者に Boxing News(ボクシングニュース) 2017年4月23日
  8. ^ 大橋健典が日本Fe級新王者、坂晃典に5回KO勝ち Boxing News(ボクシングニュース) 2017年12月1日
  9. ^ 坂晃典がWBO・AP戦KO負け、久田哲也は貫禄V Boxing News(ボクシングニュース) 2019年4月21日
  10. ^ 坂が衝撃的KO負け…。ノイナイが新王者/久田はインドネシア王者に5回KO勝利 ボクシング・マガジン編集部 2019年4月20日
  11. ^ 坂晃典が6回TKOで日本S・フェザー級新王者に WBO3位の末吉大 まさかの完敗で王座陥落 Boxing News(ボクシングニュース) 2019年12月7日
  12. ^ 坂晃典6回TKO2階級制覇「作戦通りやれた」 日刊スポーツ 2019年12月7日
  13. ^ 坂晃典が6回TKO勝ち 日本S・フェザー級V1 渡邉卓也は初KO負けで3度目の正直ならず Boxing News(ボクシングニュース) 2021年1月22日
  14. ^ チャリティーボクシングイベント『LEGEND』これは凄いイベント!キービジュアル解禁”. PR TIMES (2021年2月8日). 2022年1月6日閲覧。
  15. ^ 井上尚弥の裏で新王者2人誕生 木村吉光がOPBF・S・フェザー級王座獲得 日本王者の坂晃典下す”. ボクシングニュース (2021年12月15日). 2022年7月14日閲覧。
  16. ^ 坂晃典がダウン応酬の激闘制し日本S・フェザー級V2 奈良井翼は健闘及ばず Boxing News(ボクシングニュース) 2022年9月17日
  17. ^ 西田凌佑がWBO・APバンタム級V3 原優奈は日本S・フェザー級新王者 中島玲が日本S・ウェルター級暫定王座獲得 Boxing News(ボクシングニュース)2023年4月2日
  18. ^ 坂晃典が東洋太平洋S・フェザー級王者に 鯉渕健との流血戦に負傷TKO勝ち Boxing News(ボクシングニュース)2024年2月16日
  19. ^ 波田大和が東洋太平洋S・フェザー級新王者に 強打炸裂で坂晃典に3回TKO勝ち Boxing News(ボクシングニュース)2024年6月1日

関連項目

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外部リンク

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前王者
林翔太
第61代日本フェザー級王者

2017年4月23日 - 2017年12月1日

次王者
大橋健典
空位
前タイトル保持者
末吉大
第48代日本スーパーフェザー級王者

2019年12月7日 - 2023年4月1日

次王者
原優奈
空位
前タイトル保持者
森武蔵
第48代OPBF東洋太平洋スーパーフェザー級王者

2024年2月16日 - 現在

次王者
N/A