元善光寺
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(坐光寺から転送)
元善光寺 | |
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本堂 | |
所在地 | 長野県飯田市座光寺2638 |
位置 | 北緯35度32分03秒 東経137度51分23秒 / 北緯35.53407度 東経137.85652度 |
山号 | 定額山 |
宗派 | 天台宗 |
本尊 | 善光寺如来 |
創建年 | 伝・推古天皇10年(602年) |
開基 | 伝・本多(本田)善光 |
公式サイト | 元善光寺 - 南信州飯田のお寺 |
法人番号 | 9100005009712 |
元善光寺(もとぜんこうじ)は、長野県飯田市座光寺にある天台宗の寺院。元善光寺と名付けられる前は坐光寺(ざこうじ)と呼ばれており、現在も座光寺(読み同じ)として地名にその名を残す。本尊は善光寺如来。
沿革
[編集]古くはこの地を麻績の里(おみのさと)と呼んだ。推古天皇10年(602年)にこの地の住人本多(本田)善光が、難波の堀江(現在の大阪市)で一光三尊(善光寺如来)の本尊を見つけて持ち帰り、麻績の里の自宅の臼の上に安置したところ、臼が燦然と光を放ったことからここを「坐光寺」としたとされる。
その後、皇極天皇元年(642年)、勅命により本尊は芋井の里(現在の長野県長野市)へ遷座され、この寺が善光の名をとって善光寺と名付けられたことから、坐光寺は元善光寺と呼ばれるようになった。遷座された本尊の代わりに勅命によって木彫りの本尊が残され、また「毎月半ば十五日間は必ずこの故里(飯田)に帰りきて衆生を化益せん」という仏勅(お告げ)が残されたことで、「善光寺と元善光寺と両方にお詣りしなければ片詣り」といわれている。
境内の施設
[編集]- お戒壇巡り - 御本堂外陣から履物を履いたまま、仏様の胎内巡りを模した暗闇の中手すりをたどって進み、ご本尊の真下に位置する極楽往生・開運の錠前に触れて、仏様とより深いご縁を結ぶというもの。
- 宝物殿 - 霊宝座光の臼他、御涅槃像、藤原時代の愛染明王像など。
- 平和の鐘
- 平和殿 - 西国三十三所の御観音様をまつっている。
近在の名所
[編集]- 舞台桜 - 半八重枝垂れ紅彼岸桜(ハンヤエシダレベニヒガンザクラ)。樹齢350年。長野県宝の旧座光寺麻績学校校舎そば。
- 竹田扇之助記念国際糸操り人形館