二月河
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(大清帝国・三世の春シリーズから転送)
伝記の記載を年譜形式のみとすることは推奨されていません。 |
凌解放 | |
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ペンネーム | 二月河 |
誕生 |
1945年11月3日 中華民国山西省昔陽県 |
死没 |
2018年12月15日 (73歳没) 中華人民共和国北京市 |
職業 | 小説家 |
言語 | 中国語 |
国籍 | 中華人民共和国 |
民族 | 漢族 |
教育 | 高校 |
活動期間 | 1988年 - |
ジャンル | 歴史小説 |
主題 | 清代歴史 |
代表作 |
『康熙大帝』 『雍正皇帝』 『乾隆皇帝』 |
親族 |
父:凌爾文 母:馬翠蘭 |
ウィキポータル 文学 |
二月河(にがつか、1945年11月3日 — 2018年12月15日)は、中国の小説家。本名は凌解放(りょう かいほう)。中国共産党員。
代表作は『康熙大帝』、『雍正皇帝』、『乾隆皇帝』。[1]いずれも大反響を呼んで、テレビドラマ化もされた。
経歴
[編集]- 1945年、中華民国山西省昔陽県に生まれる。父親凌爾文は昔陽県武委会の主任、母親馬翠蘭は昔陽県婦聯会主席。
- 1947年、両親に連れられ河南省南陽県に引っ越す。
- 1966年高校卒業、1968年中国人民解放軍に入隊。戦士、副指導員を歴任する。
- 1978年、転職し引っ越す。南陽市委宣伝部干事に就任した。
- 1988年、『康熙大帝』を発表し、河南省優秀図書賞(1989年)、河南省第一届優秀文芸成果賞(1993年)を受賞。後に『康熙王朝』という表題でテレビドラマ化された。
- 1990年-1992年、『雍正皇帝』を刊行、湖北省優秀図書賞(1995年)、河南省第二届優秀文芸成果賞(1996年)を受賞。後に『雍正王朝』という表題でテレビドラマ化された。
- 1994-1996年、『乾隆皇帝』第1部、第2部、第3部を刊行。後に『乾隆王朝』という表題でテレビドラマ化された。
- 1995年、南陽市文聯副主席に当選。
- 2008年5月、安陽師範学院の兼任教授となる。
- 2010年3月、広東海洋大学の客席教授に就任した。
- 2011年5月24日、山東省聊城大学の名誉教授に就任した。
- 2011年6月26日、鄭州大学文学院院長に就任した。[2]
- 2012年7月、中共十八大の代表に当選。
- 2018年12月15日未明、急性心不全のため、入院中の中国人民解放軍総医院にて死去。73歳没[3]。
大清帝国・三世の春シリーズ
[編集]大清帝国・三世の春シリーズ(だいしんていこく・さんせいのはるシリーズ)[4]は、二月河著の小説『康熙大帝』『雍正皇帝』『乾隆皇帝』の3作、及びそれを元とした映像作品『康熙王朝』『雍正王朝』『乾隆王朝』の総称である。
3作は二月河の代表作となっており、いくつかの賞を受賞していることから3作品すべて中国国内では著名である[5]。
家族
[編集]- 父親:凌爾文
- 母親:馬翠蘭
- 弟:凌建華、凌衛平、凌玉平、凌皆兵
脚注
[編集]- ^ 二月河谈创作经历:成名靠力气、才气、运气、2012年04月25日、中文、人民網。
- ^ 我校举行二月河院长聘任仪式、2011年6月27日、中文、鄭州大学。
- ^ “著名作家二月河今日凌晨突发心衰去世” (中国語). 澎湃新聞 (2018年12月15日). 2018年12月15日閲覧。
- ^ “中国ドラマ「乾隆王朝」のあらすじ・キャスト・放送予定”. 華ハオ(ファーハオ). 2024年7月5日閲覧。
- ^ “首届姚雪垠长篇历史小说奖颁奖 二月河等人作品获奖”. news.sina.com.cn. 2024年7月5日閲覧。