宝塚東・宝塚西トンネル
宝塚東トンネル(下り線) | |
概要 | |
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位置 | 兵庫県 |
座標 | 北緯34度49分1.5秒 東経135度21分13.0秒 / 北緯34.817083度 東経135.353611度 |
現況 | 供用中 |
所属路線名 | E2A 中国自動車道 |
起点 | 兵庫県宝塚市 |
終点 | 兵庫県宝塚市 |
運用 | |
所有 | 西日本高速道路株式会社 |
通行対象 | 自動車 |
技術情報 | |
全長 |
(上り線)364m (下り線)362m |
道路車線数 |
(西行き)3車線 (東行き)3車線 |
設計速度 | 80 km/h |
概要 | |
---|---|
位置 | 兵庫県 |
座標 | 北緯34度49分11.9秒 東経135度20分11.7秒 / 北緯34.819972度 東経135.336583度 |
現況 | 供用中 |
所属路線名 | E2A 中国自動車道 |
起点 | 兵庫県宝塚市 |
終点 | 兵庫県宝塚市 |
運用 | |
所有 | 西日本高速道路株式会社 |
通行対象 | 自動車 |
技術情報 | |
全長 |
(上り線)347m (下り線)244m |
道路車線数 |
(上り線)3車線 (下り線)3車線 |
設計速度 | 80 km/h |
宝塚東・宝塚西トンネル(たからづかひがし・たからづかにしトンネル)は、兵庫県宝塚市の中国自動車道のトンネルである。両トンネルを総称して宝塚トンネル、名塩坂と言う場合がある。
概要
[編集]両トンネル周辺の中国自動車道は、かつて関西地区における屈指の渋滞発生箇所として知られていた[1]。
元々速度低下を招き、渋滞の発生しやすい「トンネル入口」であることに加え、宝塚西トンネル上り線・宝塚東トンネル下り線とも、トンネル手前が水平・下り坂から上り坂に転じる、いわゆる「サグ」の地形になっていることが、渋滞の要因であると指摘されていた[1]。
また、この付近の中国自動車道が阪神高速11号池田線(中国池田ICで間接接続)、阪神高速7号北神戸線(西宮山口JCTで接続)、山陽自動車道(神戸JCTで接続)、舞鶴若狭自動車道(吉川JCTで接続)の相互交通が集中する区間であり、後述する新名神高速道路・高槻JCT - 神戸JCT間開通までは適当な迂回路がなかったことも渋滞を招く要因であった。
道路を管理する西日本高速道路(NEXCO西日本)では、渋滞解消策として、宝塚東トンネルに向かって合流する宝塚ICの下り線合流車線の延伸、サグ部に「ここから上り坂」と書かれた標識の設置、トンネル入口の照明を明るくする対策を採っており、一定の効果は上げているものの、抜本的な解消策には至っていなかった[1]。
2018年3月18日に新名神高速道路・高槻JCT - 神戸JCT間の全線が開通した[2]ことで、中国道を経由している東西間の交通が分散され、渋滞が軽減されることが見込まれた[1]。実際、同区間の開通後1ヶ月間で宝塚東・宝塚西トンネルを先頭とした渋滞が開通前の31回から1回に大幅減少し[3]、開通後1年間では5km以上の渋滞回数が791回から220回(うち新名神で25回)と約7割減少、交通集中時期(お盆・ゴールデンウィーク・年末年始)の10kmを超える渋滞回数が67回から28回(うち新名神で6回)と約6割減少した[4]。
歴史
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d “中国道“名物”「宝塚トンネル常時渋滞」の本当の理由…2年後には劇的解消“秘策”が”. 産経新聞. (2014年4月21日) 2014年4月26日閲覧。
- ^ 『E1A新名神高速道路(川西IC〜神戸JCT間)が平成30年3月18日(日曜)に開通します - 高槻JCT・IC〜神戸JCT間が全線開通します -』(プレスリリース)西日本高速道路株式会社、2018年1月24日 。2018年1月24日閲覧。
- ^ “宝塚渋滞は31回から1回に激減。NEXCO西日本、新名神・神戸区間全通1カ月後の交通状況発表”. トラベルWatch (2018年4月26日). 2020年7月19日閲覧。
- ^ 『E1A新名神高速道路(高槻JCT・IC~神戸JCT間)開通後1年間の状況について』(プレスリリース)西日本高速道路株式会社、2019年4月24日 。2020年7月19日閲覧。
参考書籍
[編集]- 宝塚トンネルってなんで渋滞するねん?(ラジオ大阪・夕刊フジ特別取材班 著) ISBN 4594054234