小孫竜二
東北楽天ゴールデンイーグルス #22 | |
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2023年4月 楽天モバイルパーク宮城 | |
基本情報 | |
国籍 | 日本 |
出身地 | 石川県金沢市 |
生年月日 | 1997年9月15日(27歳) |
身長 体重 |
180 cm 88 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 投手 |
プロ入り | 2022年 ドラフト2位 |
初出場 | 2023年4月4日 |
年俸 | 900万円(2025年)[1] |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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この表について
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小孫 竜二(こまご りゅうじ、1997年9月15日 - )は、石川県金沢市出身のプロ野球選手(投手)。右投右打。東北楽天ゴールデンイーグルス所属。
経歴
[編集]プロ入り前
[編集]金沢市立犀生中学校在学時は少年硬式野球(ボーイズリーグ)の金沢ボーイズでプレーしていた。
遊学館高等学校に進学し、3年夏の第97回全国高等学校野球選手権大会にエースとして出場した。同大会では九州学院との初戦(2回戦)で伊勢大夢と投げ合い、3失点で完投勝利[2]。1年生ながら4番を務めていた村上宗隆を無安打に抑えた[3]。東海大相模との3回戦では小笠原慎之介と投げ合うも3回途中6失点と打ち込まれ、チームも大敗した[4]。同学年に石森大誠、1学年下に保科広一がいた。プロ志望届を提出したが、2015年のドラフト会議での指名はなかった[5]。
創価大学に進学し、同学年の杉山晃基、望月大希と共に先発ローテーションの一角を担った[6]。4年時にプロ志望届を提出したが、2019年のドラフト会議での指名はなかった。
大学卒業後は鷺宮製作所に入社。ドラフト指名解禁年の2年目の2021年には自己最速を155km/hまで伸ばしたが、同年のドラフト会議での指名はなかった。3年目の2022年は、新たに就任した投手コーチの幡野一男の指導によりリリースポイントが安定し、課題とされていた制球力が改善[5]。これにより成績が安定するようになり、プロからの注目を集めることとなった。
2022年10月20日に開催されたプロ野球ドラフト会議において、東北楽天ゴールデンイーグルスから2位指名を受けた[7]。高校、大学、社会人2年目(指名解禁年)と計3度の指名漏れを経験し、4度目の志望で初のドラフト指名となった[8][9]。11月16日に契約金8000万円、年俸1200万円で仮契約を結んだ(金額は推定)[10]。背番号は22。
楽天時代
[編集]2023年4月4日の埼玉西武ライオンズ戦にて、2点ビハインドの9回表に救援でプロ初登板したが、3者連続で四球を与え一死も奪えず降板。その後救援した弓削隼人が適時打を許し、2失点となった[11]。この年は一軍で4試合の登板に留まり、オフに100万円減の年俸1100万円で契約更改した[12]。
選手としての特徴
[編集]最速156km/hのストレートが武器[13]。変化球はスライダー・カーブ・フォークを投じる[14]。
アマチュア時代は高校・大学・社会人とチームの主戦投手として活躍。担当スカウトの沖原佳典は「今までずっと見てきてますけど、主戦で投げていて怪我をしたということを聞いたことがないんですよね。剛腕でありながら鉄腕という言葉がふさわしい。」と話し、体の強さも高く評価されている[15]。
詳細情報
[編集]年度別投手成績
[編集]年 度 |
球 団 |
登 板 |
先 発 |
完 投 |
完 封 |
無 四 球 |
勝 利 |
敗 戦 |
セ 丨 ブ |
ホ 丨 ル ド |
勝 率 |
打 者 |
投 球 回 |
被 安 打 |
被 本 塁 打 |
与 四 球 |
敬 遠 |
与 死 球 |
奪 三 振 |
暴 投 |
ボ 丨 ク |
失 点 |
自 責 点 |
防 御 率 |
W H I P |
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2023 | 楽天 | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- | 23 | 4.0 | 4 | 0 | 6 | 0 | 0 | 3 | 1 | 0 | 4 | 4 | 9.00 | 2.50 |
2024 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- | 4 | 1.0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0.00 | 1.00 | |
通算:2年 | 6 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- | 27 | 5.0 | 2 | 0 | 6 | 0 | 1 | 3 | 1 | 0 | 4 | 4 | 7.20 | 2.20 |
- 2024年度シーズン終了時
年度別守備成績
[編集]年 度 |
球 団 |
投手 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 | ||
2023 | 楽天 | 4 | 0 | 2 | 1 | 0 | .667 |
2024 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- | |
通算 | 6 | 0 | 2 | 1 | 0 | .667 |
- 2024年度シーズン終了時
記録
[編集]- 初記録
- 初登板:2023年4月4日、対埼玉西武ライオンズ1回戦(楽天モバイルパーク宮城)、9回表に4番手で救援登板、0/3回2失点
- 初奪三振:2023年5月20日、対千葉ロッテマリーンズ6回戦(楽天モバイルパーク宮城)、9回表に和田康士朗から見逃し三振
背番号
[編集]- 22(2023年 - )
脚注
[編集]- ^ 「楽天 - 契約更改 - プロ野球」日刊スポーツ。2024年11月23日閲覧。
- ^ “遊学館「カレー王子」で16強エース小孫3失点完投 - 高校野球 : 日刊スポーツ”. nikkansports.com. 2022年10月18日閲覧。
- ^ “九州学院1年生4番村上は不発「必ず戻ってきたい」 - 高校野球 : 日刊スポーツ”. nikkansports.com. 2022年10月18日閲覧。
- ^ “東海大相模 対 遊学館 - スコア速報 - 第97回高校野球選手権(2015) : 日刊スポーツ”. nikkansports.com. 2022年10月18日閲覧。
- ^ a b “運命の20日ドラフト会議 鷺宮製作所・小孫竜二、1人の指導者との出会いが運命を変えた - 野球の国から - 野球コラム : 日刊スポーツ”. nikkansports.com. 2022年10月18日閲覧。
- ^ “「三者三様でも願いは1つ」杉山晃基、望月大希、小孫竜二(創価大)【Future Heroes Vol.1】 | Future Heroes | 野球のすべてが楽しめる野球情報サイト「BASEBALL GATE」新登場!”. BASEBALL GATE. 2022年10月18日閲覧。
- ^ “【中日】立浪監督、鷺宮製作所・小孫竜二を視察「リリーフならすぐにでも」1位指名は明言避ける”. nikkansports.com. 2022年10月18日閲覧。
- ^ “「4度目の正直でプロ入り」楽天ドラフト2位の小孫竜二投手に指名挨拶 | tbcニュース│tbc東北放送 (1ページ)”. tbc NEWS. 2022年11月12日閲覧。
- ^ “もっと社会人野球:鷺宮製作所・小孫竜二、四度目の正直 社会人ドラフト注目 /10”. 毎日新聞. 2022年11月12日閲覧。
- ^ “【楽天】ドラ2小孫竜二1200万円で契約合意「先発だったら2桁勝利できるようにしたい」”. 日刊スポーツ (2022年11月16日). 2023年2月25日閲覧。
- ^ “【楽天】ドラフト2位・小孫竜二が1死も取れず3四球2失点のほろ苦デビュー”. スポーツ報知 (2023年4月4日). 2023年11月17日閲覧。
- ^ 山田愛斗. “【楽天】小孫竜二「来年は1つでも勝ちに貢献したい」100万円減の1100万円で更改”. nikkansports.com. 2023年11月17日閲覧。
- ^ “楽天ドラ2・小孫が初回にいきなり自己最速更新の156キロ 社会人野球日本選手権”. Sponichi Annex (2022年11月1日). 2023年2月8日閲覧。
- ^ “楽天2位指名の小孫竜二 過去3度の指名に漏れに「それがあったから今があり、ここからが勝負」/ドラフト”. サンケイスポーツ (2022年10月20日). 2023年2月8日閲覧。
- ^ “【球界ここだけの話(2863)】楽天D2位の最速156キロ右腕・小孫竜二(鷺宮製作所)を作り上げた勝負メシ”. サンケイスポーツ (2022年11月9日). 2023年2月8日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 個人年度別成績 小孫竜二 - NPB.jp 日本野球機構
- 選手の各国通算成績 Baseball-Reference (Japan)、The Baseball Cube
- 22 小孫 竜二 選手名鑑 - 東北楽天ゴールデンイーグルスオフィシャルサイト
- 小孫竜二 (@komago_ryuji) - Instagram