旧北海道銀行本店
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(小樽バインから転送)
旧北海道銀行本店 | |
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情報 | |
旧名称 | 北海道銀行本店 |
用途 | 飲食店、事務所 |
旧用途 | 銀行[1] |
設計者 | 長野宇平治[2][3][1] |
施工 | 加藤忠五郎[1] |
管理運営 | 北海道中央バス[2][4] |
構造形式 | 石造亜鉛ぶき、一部鉄筋コンクリート[3] |
延床面積 | 2,744.59 m² [3] |
階数 | 地上2階地下1階、一部地上3階地下1階[2][3] |
竣工 | 1912年(明治45年)7月[2][4] |
所在地 |
〒047-0031 北海道小樽市色内1丁目8-6[5][4][1] |
座標 | 北緯43度11分48.4秒 東経141度0分2.7秒 / 北緯43.196778度 東経141.000750度座標: 北緯43度11分48.4秒 東経141度0分2.7秒 / 北緯43.196778度 東経141.000750度 |
備考 | 小樽市指定歴史的建造物第6号[3][1] |
旧北海道銀行本店(きゅう ほっかいどうぎんこうほんてん)とは、北海道小樽市にある歴史的建造物の名称。
概要
[編集]旧北海道銀行(現存する北海道銀行とは無関係)の本店として1912年(明治45年)7月に建てられた。本体は石造り地上2階・一部地下1階で、大正時代に2倍に増築。1931年(昭和6年)に鉄筋コンクリート地上3階・地下1階の新館が増築された[2][6]。
旧北海道銀行は1944年(昭和19年)に北海道拓殖銀行へ吸収合併され、その後しばらくの間は北海海運局の庁舎として使用。1965年(昭和40年)8月24日に北海道中央バス(中央バス)が取得し本社ビルとした[2][3]。
1985年(昭和60年)7月23日に小樽市指定歴史的建造物(第6号)に指定された[3]。
内部は急傾斜の木造階段、鉄製の重い扉、頑丈な金庫などが残されている。吹き抜け部分に2階を造作、窓やドアの鉄枠がアルミサッシに改造されているが、外観上の変化はほとんど見られない[2][3]。
小樽バイン
[編集]1996年(平成8年)に一部を飲食店に改装し、「ワインカフェ & ショップ 小樽バイン」として営業を開始した。バインはワイン(Wine)のWを中央バス(Chuo Bus)のBおよび銀行(Bank)のBに変えた造語で、ドイツ語でワインを差すWeinの意味も持っている[7]。
正面は小樽バインの玄関となり、中央バス本社の玄関は奥側の新館横に設けられている。
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奥側より
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中央バス本社玄関
交通アクセス
[編集]周辺
[編集]周辺は「北のウォール街」と呼ばれるほど金融機関が密集していた。小樽市により「歴史的建造物および景観地区」として保存されている[3]。
- 日本銀行旧小樽支店金融資料館
- 旧三菱銀行小樽支店(小樽運河ターミナル) - 同じく中央バスが保有。
- 旧三井銀行小樽支店
- 旧北海道拓殖銀行小樽支店
- 旧第四十七銀行小樽支店(小樽紙商事)
- 旧第百十三銀行小樽支店(小樽浪漫館)
- 旧郵政省小樽地方貯金局(小樽文学館・小樽美術館)
- 小樽郵便局
参考文献
[編集]- 『北海道中央バス四十年史』北海道中央バス、1984年。
- 『北海道中央バス五十年史』北海道中央バス、1996年。