うめ (漫画家)
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(小沢高広から転送)
うめ | |
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職業 | 漫画家 |
ジャンル | 青年漫画 |
うめは日本の漫画家。小沢 高広(おざわ たかひろ、男性、原作担当)と妹尾 朝子(せお あさこ、女性、作画担当)の男女ユニット[1]。夫婦でもある。
略歴
[編集]妹尾朝子は、『Nonverbal Communication』で、第34回ちばてつや賞一般部門に入選。『ダブルブッキング』で、第35回ちばてつや賞一般部門に準入選。うめは、『ちゃぶだい』で、第39回ちばてつや賞一般部門ちばてつや大賞を受賞[1]。小沢高広は2018年公開の『劇場版 マジンガーZ / INFINITY』の脚本も担当。
電子書籍化に積極的で、漫画界においては先駆け的な存在である。2010年1月24日、『青空ファインダーロック』をAmazon Kindleにて発売(日本人漫画家初)。
小沢高広は、2023年4月時点で日本漫画家協会常務理事。
作品リスト
[編集]- ちゃぶだいケンタ(『モーニング』2001年26号 - 2004年8号、講談社、モーニングKC、全6巻)
- 東京トイボックス(『モーニング』2005年50号 - 2006年24号、講談社、モーニングKC、全2巻)
- 新装版/幻冬舎コミックス、バーズコミックス、全2巻
- 大東京トイボックス(『コミックバーズ』2006年11月号 - 2013年9月号、幻冬舎コミックス、バーズコミックス、全10巻)
- 大東京トイボックスSP(2013年、幻冬舎コミックス、バーズコミックス、全1巻)
- 御茶ノ水非電源ゲーム部 ひでぶ!(『電撃「マ)王』、2006年12月号 - 、メディアワークス) - エッセイ系漫画、単行本は未刊行。
- マンガのけもの道(『MacPeople』2008年6月号 - 2009年、アスキー・メディアワークス) - 単行本は未刊行。
- 南国トムソーヤ(『月刊コミック@バンチ』2011年6月号 - 2014年6月号、新潮社、BUNCH COMICS、全3巻)
- 東京トイボックス0(『コミックバーズ』2013年12月号 - 2014年、幻冬舎コミックス、バーズコミックス、全1巻)
- ねこにこねこ どうぶつえんへいく(2014年9月[2]) - 絵本。
- STEVES(スティーブズ)(原作:松永肇一、『ビッグコミックスペリオール』2014年14号 - 2016年24号、小学館、ビッグコミックス、全6巻)
- おもたせしました。(『月刊コミック@バンチ』2016年5月号 - 2018年5月号、新潮社、BUNCH COMICS、全3巻)
- ブラガール(2018年1月15日 - 2019年2月18日、サンズハウスオリジナルマンガ)
- アイとアイザワ(原作:かっぴー、『マンガトリガー』2018年2月22日 - 、ナンバーナイン、このマンガがすごい!comics[3]、全2巻) - 第2巻は電子書籍限定刊行。
- イクメンと呼ばないで ニブンノイクジ(2018年3月刊、マガジンハウス、単行本)
- 林檎の樹の下で -アップルコンピュータジャパン物語- ×スティーブズ外伝
- 東京トイボクシーズ(『月刊コミックバンチ』2019年7月号[4] - 2023年3月号[5]、新潮社、BUNCH COMICS、全39話、全5巻)
- うめ短編集 うめあわせ(2018年6月[2])
- 青空ファインダーロック(『日経エンタテインメント!』2007年10月号、日経BP社、読切)
- 南国スパイラル(『週刊コミックバンチ』2003年40号、新潮社、読切) - 雑誌掲載時タイトルは「カミサマの地図」。
- たくちゃんと僕(『月刊少年チャンピオン』2011年2月号 - 2019年2月号、秋田書店、年1連載) - 短編集には第8話まで収録。
- パラレル(原作:長嶋有、『小説宝石』2011年7月号 - 9月号、光文社) - 「長嶋有漫画化計画」の一作。
- 今夜あいつと肉まんを!(『レッツ!粉もの部 』描きおろし、2014年、角川書店単行本、読切)
- 悶悶日記(原作:太宰治、2011年、パブー、読切) - 「パブー×青空文庫漫画コンテスト」参加作品。
- 珠世の憂鬱(『金田真一耕助之介の冒険 新感線文庫』収録、2007年、読切) - 劇団☆新感線の舞台「犬顔家の一族の陰謀」のパンフレットとセットの文庫に収録された作品。
- ファットボーイスリム(読切)
- 南緯六◯度線の約束(『ビッコミ』2024年1月22日[6] - 、小学館、既刊2巻[7])
アンソロジー
[編集]- マンガ訳 太宰治(実業之日本社、2013年)
- 「悶悶日記」収録。
その他
[編集]- 金融戦隊ファイナンズ(BIGLOBEマネー) - アニメのキャラクターデザイン担当。
- マジンガーZ インターバルピース(原作:永井豪、漫画:長田馨、『月刊ヤングマガジン』2017年6号 - 11号、講談社、全1巻) - シナリオを小沢高広が担当。
- 劇場版 マジンガーZ INFINITY(映画、2018年) - 脚本を小沢高広が担当。
- 研究プロジェクト・HITE-Mediaの展覧会「END展 死×テクノロジー×未来=?」(2021年11月[8]) - 作品を出展[8]。
アシスタント
[編集]脚注
[編集]- ^ a b “うめ”. コミックナタリー (ナターシャ) 2021年10月7日閲覧。
- ^ a b 電子書籍限定配信。
- ^ 単行本は宝島社刊。連載されている出版社と単行本が刊行されている出版社が異なる。
- ^ “うめ新連載、eスポーツに熱き青春かける者たち描く「東京トイボクシーズ」”. コミックナタリー (ナターシャ). (2019年5月21日) 2023年1月20日閲覧。
- ^ 「東京トイボクシーズ FINAL ROUND 倒されても倒されても」『月刊コミックバンチ』2023年3月号、新潮社、2023年1月20日、540頁、ASIN B0BRQPSWZD。
- ^ “戦後日本を舞台とした南極大陸×SF、うめ新連載「南緯六◯度線の約束」がビッコミで”. コミックナタリー (ナターシャ). (2024年1月22日) 2024年1月22日閲覧。
- ^ “南極観測隊の史実に“if”を取り入れたヒストリカルSF、うめ新作「南緯六〇度線の約束」”. コミックナタリー. ナターシャ (2024年9月11日). 2024年9月14日閲覧。
- ^ a b “これからの「死」を問う展覧会「END展」に五十嵐大介、諸星大二郎ら出展”. コミックナタリー (ナターシャ). (2021年10月7日) 2021年10月7日閲覧。
- ^ “"美味しい"を注入!”. WEB@バンチ 編集部打ち合わせブログ. 新潮社 (2015年8月3日). 2024年9月19日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- うめ (@ume_nanminchamp) - X(旧Twitter)
- ザ・インタビューズ[リンク切れ]
- 『大東京トイボックス』漫画家“うめ”氏が“クリエイティブ”を語る!
- 「大東京トイボックス」漫画家“うめ”インタビュー(前編) (後編)