小笠原一憲
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(小笠原長則から転送)
小笠原 一憲(おがさわら かずのり、1947年(昭和22年) - )は、旧唐津藩主小笠原家の16代当主で、現在は不動産会社を経営する実業家である。当主として「長則」の号を持っている。
概要
[編集]14代当主・子爵小笠原長生の二男で俳優の小笠原長英(小笠原章二郎)の子。15代当主小笠原長勝は叔父(父の弟)にあたる。小笠原家が創設した唐津出身者向けの学生寮「久敬社塾」(神奈川県川崎市麻生区)の名誉顧問を務める[1][2]。
経歴
[編集]高校卒業後は東京都内の不動産会社に就職[3]。後に独立し、狛江市に不動産会社「エスペランスホーム」を設立し、社長に就く[3]。地元の宅建協会や商工会の役員などを歴任している[3]。本人によると、実父の勘当の件などから小笠原家の家系を意識したことは少なかったという[3]。祖父の長生の跡を継いでいた叔父の長勝が亡くなり、その夫人から託される形で2002年に当主に就任している[3]。
脚注
[編集]- ^ “初めての曳山、熱気肌で 文化庁長官と唐津藩主末裔 歴史を未来へ 番外編 唐津くんち2017”. 佐賀新聞. (2017年11月9日). 2017-11-09 2018年7月15日閲覧。
- ^ “久敬社塾|財団の沿革・概要”. 久敬社塾. 2018年7月15日閲覧。
- ^ a b c d e “久敬社と小笠原名誉顧問が読売新聞に掲載されました”. 久敬社塾. 2021年9月9日閲覧。
関連項目
[編集]- 松井康子 - 従姉にあたる
当主 | ||
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先代 小笠原長勝 |
旧唐津藩小笠原家 16代 1994年? - |
次代 |