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尾﨑勝

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
尾崎勝から転送)

尾﨑 勝(おざき まさる、1950年または1951年 - )は、日本地方公務員土木技術者東京都水道局技監、局長。日本水道協会専務理事、理事長を経て東京都市開発社長。瑞宝小綬章受章者。


経歴

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2007年平成19年)7月に東京都水道局技監。施設の更新については「アセットマネジメント的な概念で調査を」、高度浄水処理は「システムの技術開発ができるよう、調査を進める段階にときている」と話した[1]2009年7月、同局長(公営企業管理者)就任[2]。柱となる方針として高度浄水処理の導入、直結給水化の推進、貯水槽水道の適正管理による「安全でおいしい水プロジェクト」。耐震継手管への取替計画事業費を当初の2千億円から2.5倍の5千億円に増やす「震災対策の前倒し」。水問題で困っている国々に対してJICA等を通じた海外研修生の受け入れや職員派遣、国際会議への参画などによる「国際貢献」を挙げた[3]

2011年10月、日本水道協会専務理事[4]2012年10月、生活衛生事業功労者(水道関係)として厚生労働大臣表彰[5]。 その後理事長となり東日本大震災からの復興に取り組んだ[6]

2016年6月、東京都市開発社長に就任[7]

2021年4月 令和3年春の叙勲で瑞宝小綬章を受章[8]

その他役職

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  • 日本水環境学会参与[9]
  • 公益事業学会評議員[10]

脚注

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  1. ^ 東京都尾崎水道局技監就任会見”. 日本工業経済新聞社. 2021年12月17日閲覧。
  2. ^ 東京都公営企業管理者・水道局長 尾﨑 勝氏/就任インタビュー”. 日本水道新聞 (2009年7月23日). 2021年12月27日閲覧。
  3. ^ 局長に聞く 高い目標掲げ次のステージに 水道局長 尾﨑勝氏”. 都政新聞. 2021年12月17日閲覧。
  4. ^ 大震災からの復興へ誓い新た/日水協第80回総会”. 日本水道新聞 (2011年10月27日). 2021年12月17日閲覧。
  5. ^ 長年の功績たたえる/水道の発展に貢献 尾﨑氏ら85人受賞/平成24年度厚労大臣表彰”. 日本水道新聞 (2012年10月4日). 2021年12月17日閲覧。
  6. ^ 平成25年度全国会議基調講演”. 日本水道協会. 2021年12月17日閲覧。
  7. ^ 新社長に尾﨑勝氏/東京都市開発”. 日本水道新聞 (2016年7月11日). 2021年12月17日閲覧。
  8. ^ 令和3年春の叙勲勲章受章者名簿P41”. 総務省. 2023年6月10日閲覧。
  9. ^ 公益社団法人 日本水環境学会 役員等名簿”. 日本水環境学会. 2021年12月17日閲覧。
  10. ^ 公益事業学会役員一覧”. 公益事業学会. 2021年12月17日閲覧。
先代
東岡創示
東京都水道局
2009年 - 2011年
次代
増子敦