岡田康司
岡田康司 | |
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生誕 | 1942年6月24日??日 |
出身校 | 一橋大学社会学部卒業 |
岡田 康司(おかだ やすし、1942年 - )は、日本のエコノミスト。東京成徳大学名誉教授、一般社団法人地域経済総合研究所理事長。公益財団法人アイネット地域振興財団理事長。
人物・経歴
[編集]東京府北多摩郡谷保村(現国立市)生まれ[1]。一橋大学社会学部卒業[2]、大学のクラスの同級生に、みずほ銀行元専務の村井隆次、バンテック・グループ・ホールディングスの元社長兼CEOの篠田紘明、元日本テクニカルアナリスト協会元理事長の青木俊樹、一橋大学元教授の平井規之、法政大元副総長の柳沼寿などがいる[3]。
1967年日本長期信用銀行入行[2]。1972年から74年まで通商産業省課長補佐(出向)[2]。調査部課長を経て、1985年から87年まで大蔵省財政金融研究所特別研究官(出向)[2]。社団法人ソフト化経済センター(大蔵省認可。理事長は吉岡英一を経て日下公人)企画部長(出向)などを経て、 1988年日本長期信用銀行事業開発部長[1][2]。1994年日本長期信用銀行(1998年に破綻)退職。
1994年流通科学大学教授[2]。同時に社団法人地域経済総合研究所理事長(自治省認可。2008年の新公益法人制度にて一般社団法人化したが、社団法人の設立代表発起人は中内功ダイエー社長。主な評議員は、小池百合子、舛添要一、木村尚三郎、伊藤滋、大西隆、石井威望、猪口邦子、森英恵) 2001年流通科学大学サービス産業学部長[2]。 2006年大阪産業大学経営・流通学研究科博士課程教授[4][2]。 2009年東京成徳大学経営学部長[2](2017年地域創生研究所長)。 この間、一橋大学・東京女子大学・横浜市立大学・多摩大学等でも非常勤講師として教壇に[2]。財団法人都市防犯研究センター評議員、公益財団法人アイネット地域復興財団理事、各種審議会委員を歴任[2]。
銀行エコノミストとしてテレビ・新聞・雑誌などのメディアや各界での講演で活躍したが[5]大蔵省(現・財務省)通産省(現・経済産業省)・自治省(現・総務省)・各自治体等の審議委員などの通常の分野以外に活動を広げ、例えば、NHK「紅白歌合戦」の歌手選定に関わるなど[6]ユニークな活動をすることで注目を集めた。
著書
[編集]- 『大型小売業はどう変わるか』(日本経済新聞社,1981年)
- 『百貨店業界』(教育社,1982年5版)
- 『虚業が実業になる日』(東洋経済新報社,1983年)
- 『先進企業の発想と戦略』(PHP研究所,1984年)
- 『にっぽん快業時代』(ダイヤモンド社,1985年)
- 『汗賢魂の企業戦略』(PHP研究所,1987年)
- 『どうする日本の空洞化』(平凡社、1987年)
- 『企業のソフト化戦略』(世界文化社、1988年)
- 『日経新聞社の活用術』(KKベストセラーズ、1989年)
- 『日本経済のソフト化トレンド』(HBJ出版、1989年)
- 『90年代日本経済の読み方』(日本放送出版協会、1990年)
- 『時代はダウンサイジング』(時事通信社、1993年)
- 『飛翔企業』(集英社,1993年)
- 『されど護送船団は行く』(講談社,1997年)
- 『長銀の誤算』(扶桑社,1998年)
- 『オーナー経営の存続と継承』Generation to Generation,Kelin E. Gersick,John A.Davis,Marion McCollom Hampton & Ivan Lansberg.(監訳)(流通科学大学出版,1999年)
- 『新・冒険商人』の起業力(メタモル出版,2004年)