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キダチトウガラシ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
島唐辛子から転送)
キダチトウガラシ
分類APG IV, Cantino et al. (2007)[1]
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 Angiospermae
階級なし : 真正双子葉類 Eudicotyledoneae
階級なし : キク類 Asteridae
階級なし : シソ類 Garryidae
: ナス目 Solanales
: ナス科 Solanaceae
: トウガラシ属 Capsicum
: キダチトウガラシ C. frutescens
学名
Capsicum frutescens L.
栽培品種
本文参照

キダチトウガラシ(木立唐辛子; 学名: Capsicum frutescens)は多様性のある様々な栽培品種を含むトウガラシ属の一種[2]

リンネの『植物の種』(1753年) で記載された植物の一つである[3]

日本では沖縄に帰化しており、伊豆諸島の八丈島にも栽培される[4]。高さは大きなもので4メートル (m) にもなり、幹径も10センチメートル (cm) ほどになる[4]。果実(唐辛子)は小粒で、沖縄のものは島唐辛子の名で流通している[4]。栽培品種で有名なものではタバスコペッパーがあり、「タバスコ」はメキシコの地方や町の名前でもあるが、ユカタン半島の方言で湿地を意味する[5]

主な栽培品種

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脚注

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  1. ^ Cantino, Philip D.; Doyle, James A.; Graham, Sean W.; Judd, Walter S.; Olmstead, Richard G.; Soltis, Douglas E.; Soltis, Pamela S.; Donoghue, Michael J. (2007). Towards a phylogenetic nomenclature of Tracheophyta. 56. E1-E44 
  2. ^ キダチトウガラシに学ぼう!」山本宗立(鹿児島大学国際島嶼教育研究センター)
  3. ^ Linnaeus, Carolus (1753) (ラテン語). Species Plantarum. Holmia[Stockholm]: Laurentius Salvius. p. 189. https://www.biodiversitylibrary.org/page/358208 
  4. ^ a b c 辻井達一 2006, p. 192.
  5. ^ 辻井達一 2006, p. 193.
  6. ^ 猪股慶子監修 成美堂出版編集部編 『かしこく選ぶ・おいしく食べる 野菜まるごと事典』成美堂出版、2012年7月10日、98頁。ISBN 978-4-415-30997-2

参考文献

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  • 辻井達一『続・日本の樹木』中央公論新社〈中公新書〉、2006年2月25日、190 - 193頁。ISBN 4-12-101834-6 

関連項目

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