常盤駅 (北海道)
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(常盤仮乗降場から転送)
常盤駅 | |
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ときわ Tokiwa | |
◄下頓別 (3.2* km) (6.7* km) 浜頓別► | |
所在地 | 北海道枝幸郡浜頓別町字常盤 |
所属事業者 | 北海道旅客鉄道(JR北海道) |
所属路線 | 天北線 |
キロ程 | 54.8* km(音威子府起点) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
開業年月日 |
1955年(昭和30年)12月2日(仮乗降場) 1987年(昭和62年)4月1日(駅昇格)[1] |
廃止年月日 | 1989年(平成元年)5月1日[1] |
備考 |
天北線廃線に伴い廃駅 *キロ程は実キロ(営業キロは最後まで設定されなかった) |
常盤駅(ときわえき)は、北海道(宗谷支庁)枝幸郡浜頓別町字常盤にかつて存在した、北海道旅客鉄道(JR北海道)天北線の駅(廃駅)である。天北線の廃線に伴い、1989年(平成元年)5月1日に廃駅となった。
歴史
[編集]- 1955年(昭和30年)12月2日 - 日本国有鉄道(国鉄)北見線の常盤仮乗降場(局設定)として開業[1]。
- 1961年(昭和36年)4月1日 - 路線名を天北線に改称し、それに伴い同線の仮乗降場となる。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、北海道旅客鉄道(JR北海道)の駅となると共に旅客駅に昇格[1]。常盤駅となる[1]。
- 1989年(平成元年)5月1日 - 天北線の全線廃止に伴い、廃駅となる[1]。
駅名の由来
[編集]当駅が所在していた地名より[2]。もともと同地はアイヌ語で「チㇷ゚タヌタㇷ゚(cip-ta-nutap)」(丸木舟・彫る・川と川に挟まれた土地)と呼ばれていたが[3]、地区名改正の際に「永久不変」を願って命名された和名の地名に変えられた[2]。
駅構造
[編集]この節の加筆が望まれています。 |
仮乗降場に出自を持つ無人駅となっており、駅舎は無いが待合所を有していた。
駅周辺
[編集]広大な原野が広がる。
駅跡
[編集]2011年(平成23年)時点で当駅の遺構は何も残されていないが、旧駅横の踏切跡には線路の跡が残っている[5]。
また、2011年(平成23年)時点で、駅跡より音威子府方に2kmほど戻った場所にある四号線川に、橋梁上に枕木が残った鉄骨ガーダー橋が残存している[5]。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d e f 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、906頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ a b 太田幸夫『北海道の駅878ものがたり 駅名のルーツ探究』富士コンテム、2004年2月、190頁。ISBN 978-4893915498。
- ^ 更科, 源蔵『アイヌ語地名解 : 北海道地名の起源』北書房、1966年8月15日、194頁。doi:10.11501/2985550。
- ^ 書籍『北海道道路地図 改訂版』(地勢堂、1980年3月発行)17ページより。
- ^ a b 書籍『北海道の鉄道廃線跡』(著:本久公洋、北海道新聞社、2011年9月発行)248-249ページより。