幸圓次郎
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幸 圓次郎(幸円次郎;こう えんじろう、1910年(明治43年)3月29日 - 1991年(平成3年)4月10日)とは、能楽囃子方、小鼓方幸清流能楽師。幸清流十四世宗家。
祖父は幸清次郎(幸清流十二世宗家)。幼少時に両親と死別したため[1]、名古屋在住で幸清流の長老・田鍋惣太郎に師事し、1920年(大正9年)初舞台。1926年(大正15年)宗家を継承、幸清流十四世宗家となる。東京音楽学校邦楽科卒業。1957年(昭和32年)日本能楽会会員(重要無形文化財保持者(総合認定))。1974年(昭和49年)紫綬褒章、1982年(昭和57年)勲四等瑞宝章を受章した。
DVD
[編集]演能作品
[編集]- 能楽名演集1 喜多流「頼政」喜多六平太 森茂好 寺井啓之 幸圓次郎 吉見嘉樹/「弱法師」友枝喜久夫、NHKエンタープライズ
- 能楽名演集2 観世流「鞍馬天狗・白頭」梅若実 梅若景英 寺井政数 幸円次郎 佐伯実 金春惣右衛門/「恋重荷」観世銕之丞(雅雪)、NHKエンタープライズ
舞囃子
[編集]- 能楽名演集1「仕舞独吟一調舞囃子集」/舞囃子『清経』後藤得三 寺井政数 幸圓次郎 瀬尾乃武、NHKエンタープライズ
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 西野春雄「能界展望(昭和63年~平成4年)」『能楽研究 : 能楽研究所紀要』第18巻、野上記念法政大学能楽研究所、1994年3月、173-190頁、doi:10.15002/00020455、hdl:10114/00020455、ISSN 0389-9616、CRID 1390572174782476288。 物故者欄、188頁