樹幹
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樹幹(じゅかん、Trunk)は、樹木の地上部のうち枝や葉を除いた部分(幹)のこと[1]。
特徴
[編集]高木性樹木では、針葉樹では一部の樹種を除いて単幹、広葉樹では幹下部は単幹で上方で複数に分岐するものが多い[2]。幹形は孤立木と林内木でも異なり、孤立木では根元が太く幹の上下の直径の差が大きく(いわゆるウラゴケ)、林内木では根元径が比較的小さく幹の上下の直径の差の小さい(いわゆる完満)であることが多い[2]。
樹幹の太さ(完満さ)を完満度といい、形状比などの数値で表す[1]。形状比は樹高を胸高直径で割った値であり、数値が大きいほど風害や雪害への抵抗力が弱く倒木しやすい[1][2]。
なお、木材の体積を示す材積は立木に用いられることがあるが、その場合は枝条を含むときと樹幹だけの場合がある[1]。
脚注
[編集]外部リンク
[編集]- Inside a tree trunk from University of the Western Cape