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クルバン・トゥルム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
庫爾班・吐魯木から転送)
クルバン・トゥルムと毛沢東

クルバン・トゥルムウイグル語: قۇربان تۇلۇم‎、中国語: 库尔班·吐鲁木1883年 - 1975年5月26日)は、「クルバンおじさん」(中国語: 库尔班大叔英語: Uncle Kurban)としても知られている、中国新疆ウイグル自治区ケリヤウイグル人中国共産党政権によりウイグル人との融和の象徴として扱われている[1][2]

ケリヤ地区が人民解放軍により解放されたことを感謝して、自治区の首都・ウルムチまでロバに乗って行ったといわれており、ウルムチ政権のはからいで北京まで飛行機で行き、毛沢東主席に1958年6月28日に実際に会っている。現在、ケリヤの町の中心地およびこの地区の中心地・ホータン市団結広場には、彼が毛沢東と握手している像が今でも建っている。 [3]

毛沢東のこの会見については、「クルバンおじさん、どこへ行くの?」(中国語: 库尔班大叔您去哪儿?英語: Where Are You Going, Uncle Kurban?)というが後に作られ、また「クルバンおじさんが北京へ上京」(中国語: 库尔班大叔上北京英語: Uncle Kurban Visits Beijing)という映画が2002年に作られていて、中国では教科書に載っていることもあり、比較的よく知られている。

参照項目

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脚注

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  1. ^ 団結広場のクルバンおじさんと毛沢東の像 (英語)
  2. ^ クルバン・トゥルム(百度百科) (中国語)
  3. ^ ホータン、ヤルカンド (8月23日の記述の一番下部)