徳融寺 (奈良市)
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(徳融寺から転送)
本堂 | |
所在地 | 奈良県奈良市鳴川町25 |
位置 | 北緯34度40分32.51秒 東経135度49分42.3秒 / 北緯34.6756972度 東経135.828417度 |
山号 | 豊成山 |
宗旨 | 融通念仏宗 |
本尊 | 阿弥陀如来立像 |
札所等 | 大和北部八十八ヶ所霊場 第4番 |
文化財 | 本堂(奈良県指定文化財)、毘沙門堂(奈良市指定文化財) |
法人番号 | 3150005000300 |
徳融寺(とくゆうじ)は、奈良県奈良市鳴川町25にある融通念仏宗の寺院[1]。山号は豊成山。
歴史
[編集]かつては高林院と号する元興寺の塔頭であり、真言宗に属した[2]。天正18年(1590年)に現在地に移転し、寛文7年(1667年)に休岸上人によって堂宇が整備された。右大臣藤原豊成の旧宅跡に建築されたとされる[1]。豊成の娘・中将姫はこの地で生まれ育ったという伝説があり[1][3]、継母により折檻された場所と伝わる「虚空塚」や「雪責の松」が敷地内に残っている[3]。境内の墓地には豊成と中将姫を祀った二基の石塔が存在する。『奈良県史』によると、これらは同じく中将姫所縁の高林寺に伝わっていたもので、延宝5年(1677年)に徳融寺に移転したとされている[4]。
文化財
[編集]- 阿弥陀如来立像 - 本尊[5]、木造、鎌倉時代。もとは北条政子が念持仏としていた[5]もの。
- 子安観音立像 - 木造、伝平安時代
- 薬師如来坐像 - 木造、伝平安時代
- 徳融寺毘沙門堂 - 奈良市指定文化財・建造物(平成8年4月11日指定)
- 木心乾漆仏断像 - 奈良時代 [3]
アクセス
[編集]写真
[編集]-
豊成公中将姫御墓
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徳融寺の紅葉