I love you & I need you ふくしま
「I love you & I need you ふくしま」 | ||||
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猪苗代湖ズ の シングル | ||||
リリース | ||||
規格 | ||||
レーベル | MORE ACTION, MORE HOPE. | |||
作詞・作曲 | 山口隆 | |||
チャート最高順位 | ||||
猪苗代湖ズ シングル 年表 | ||||
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『I love you & I need you ふくしま』(アイ ラヴ ユー アンド アイ ニード ユー ふくしま)は、猪苗代湖ズのシングル。
概要
[編集]猪苗代湖ズ結成のきっかけとなったイベント「風とロック芋煮会」にて、元々『アイラブユーベイビー 福島』というタイトルで生まれた楽曲。2011年3月11日に発生し、福島県でも甚大な被害が生じた東日本大震災を受け、同月17日に首都圏の電力事情を考慮して名古屋でレコーディングされた[4]。収録に当たり、福山雅治が演奏に[5]、サンボマスターの近藤洋一がエンジニアおよびプロデューサーとして参加[6]。収録から3日目の3月20日にTOKYO FMのサイト内で配信シングルとしてリリースされた。オリジナル・バージョンのほか3月26日に福山雅治・井上鑑参加バージョン、3月30日に怒髪天参加バージョン、4月2日に忌野清志郎バージョンを配信、4月13日までに4万ダウンロードを越えた。箭内は福島県内の避難所で高齢者が感動している様子を目にし、水前寺清子に参加を打診。水前寺はこれを快諾し、4月15日に水前寺清子参加バージョンが配信された。1ヶ月後の4月27日にはCD化され、タワーレコード限定で発売された[7]。利益はいずれも全額、福島県災害対策本部に寄付される[6]。
猪苗代湖ズは、この楽曲で第62回NHK紅白歌合戦に出場した(メンバー全員が初出場)。演奏前には中継先から福山雅治が応援メッセージを送った。生演奏後、NHKホールの舞台裏では、猪苗代湖ズの歌唱後に初めて大きな拍手がわき起こり、モニターの前では人だかりが出来たという[8]。
ミュージック・ビデオは、様々な福島県人が歌うバージョンと、全都道府県出身者が歌うバージョン2種類がある。後者には各界著名人も参加している。出演者は以下の通り。
- 阿部寛(神奈川人)
- 笑福亭鶴瓶(大阪人)
- 小西真奈美(鹿児島人)
- 河原雅彦(福井人)
- 桜井裕美(滋賀人)
- 蓮佛美沙子(鳥取人)
- 荒川良々(佐賀人)
- 鈴木浩介(福岡人)
- 目黒真希(宮城人)
- 風間杜夫(東京人)
- 西田敏行(福島人)
収録曲
[編集]- I love you & I need you ふくしま
- 作詞・作曲:山口隆、編曲:猪苗代湖ズ
関連番組
[編集]『応援ソングを高らかに 〜I love you&I need youふくしま〜』
- NHK総合テレビ(全国)、2011年4月29日 12:15 - 12:44放送
- NHKラジオ第1(全国)、2011年5月14日 16:05 - 16:55放送
- テレビ版では、猪苗代湖ズのメンバーが福島県への思いを語るトーク、イベント等の模様の他、番組最後に全都道府県出身者出演のMVが放送された。
- ラジオ版は、テレビ版で放送できなかったトークも含めた完全版で放送。
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ a b 猪苗代湖ズの福島応援歌がインディーズ首位、オリコン、2011年5月3日。
- ^ 4月のタワーレコード全店のインディーズ・チャートを発表!、タワーレコード、2011年5月6日。
- ^ 5月のタワーレコード全店のインディーズ・チャートを発表!、タワーレコード、2011年6月2日。
- ^ 広がる“福島ラブソング”の輪 福島県出身の「猪苗代湖ズ」、産経新聞、2011年4月30日。
- ^ 福山雅治さんもふくしま支援「猪苗代湖ズ」の県民応援ソング2011年3月29日付福島民報(2011年4月28日閲覧)
- ^ a b 2011年3月20日、TOKYO FM Information
- ^ タワーレコード公式サイト 但し福島県では、タワーレコード郡山店が被災し一時閉店となった為、福島県内の新星堂及びTSUTAYAにも少数出荷された
- ^ (5)「ふくしま!ふくしま!」故郷に捧げる叫び 猪苗代湖ズ 舞台裏にもロックの熱、MSN産経ニュース、2011年12月31日